インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、財団Xの存在を懸念し始める。
2つ、海からアノマロカリスドーパントが出現する。
そして3つ、オーズ シャウタコンボに変身した栄司は、水中に入ったドーパントを追って海へ入った。
海中に入って早々、歓迎を受けた。
「おっと、水中でも速さ変わらないのか。」
牙をす飛ばしたはずのアノマロカリスドーパントの姿を、栄司は確認できずにいた。が、栄司は液体化能力で牙が飛んで来た方向へ泳ぎ始める。
「げぇ、見えなくなったぁ。逃げよぉ。」
アノマロカリスドーパントはすぐさま逃走を開始した。が、シャウタの水中移動速度はアノマロカリスドーパントの速度を上回っていた。
「捉えた!このまま決める!」
『スキャニングチャージ!』
ウナギウィップでアノマロカリスドーパントの両腕を拘束、脚部をタコ足に変化させ、ドリルのように回転させ、そのままタカアイで見たメモリの場所目掛けて、蹴りを放とうとする。だが……
「お、俺が悪がったぁ。許してクレぇ!」
と、自分でメモリを抜く。
人間に戻ったことにより、栄司は技をキャンセルしてしまった。
「かかったぁ。」
『カルカロクレス!』
取り出したのはアノマロカリスメモリではなく別のメモリ。それを顎の下に挿すと、すぐに怪人態から、通常サメの約3倍の巨体へと変化し、オーズに食らいつく。巨大な牙で噛みつかれ、凄まじいダメージを与えられて居る栄司の意識が少しずつ遠のいていった。
その頃、浜辺。
「あちゃ〜、間に合わなかったかぁ〜。」
「え?あ、篠ノ之博士。」
「んー、ひーくんに怒られちゃうかもしれないけど……よし!これは君に託そう。」
束はとある物を、刀奈に差し出す。
「篠ノ之博士、これは?」
「新造メダルとポセイドンドライバー。これを使えば、仮面ライダーポセイドンに変身できる。」
「それを使えば、私も栄司くんたちと戦えるんですね!」
「けど…。」
「けど?」
「新しく作ったから、無事に変身できるかどうかとか、いろいろ不安要素があるんだよ。それでも、やる?」
「……やります。やらせてください!」
「わかった!使い方は簡単♪ベルトを巻いて、バックルにこの三枚のメダルをセットするだけ。」
束の手には、【サメ】【クジラ】【オオカミウオ】の3枚が乗っていた。
刀奈は、ポセイドンバックルを受け取り、ベルトを巻く。3枚のコアメダルを受け取り、バックルにセットする。
「変身。」
『サメ!クジラ!オオカミウオ!』
刀奈の姿が仮面ライダーポセイドンへと変わっていくのだった。
加筆修正が多かったので、文章破綻してるかも。
(かなり気をつけてますけど。)
なんかおかしいなと思ったら、教えてください。