インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、仮面ライダーポセイドンとして刀奈がオーズを助けに行く。
2つ、カルカロクレスドーパントを見事なコンビネーションで撃破。
そして3つ、身柄を引き渡し、学園に戻った。
本日は簪とのデートの日……だったのだが。
「よりによって!こんな時にぃ!」
「はぁ、ツイてない。」
「そろそろ、僕のメダル。返してもらうよ。」
カザリの襲撃があった。
「みんな忘れてるだろうけど、僕のコア…3枚取られたまんまなんだよね。っていうか、作者が忘れかけてるから、僕が強制的に出てきたんだけど。」
カザリは回りを見渡す。何かを探すように。
「さぁ、アンクはどこ?どうせ、アンクか持ってるんでしょ?」
「アンクは居ない。そして、俺が今持ってるコアメダルは……ハァッ!」
体から紫の三枚を出し、手でキャッチする。
「この3枚だけだ!変身!」
『プテラ!トリケラ!ティラノ!プ・ト・ティラ〜ノ・ザウル〜ス!』
「おぉぉぉぉぉ!」
「ヤミー用の装備だけど、援護はできる。変身!」
バースドライバーで仮面ライダーバースへと変身する。
「厄介だな。でも、これならどうかな?」
そう言うと、後ろからゾロゾロと屑ヤミーが出てくる。その数、200000近くといったところか。
「ったく、面倒な事やらせやがって。」
と、裏でメダル割り続けたウヴァが愚痴をこぼして居た。
こうして、オーズたちは屑ヤミーの処理を開始した。が、残念ながら簪は現在セルを大量に持ち合わせて居ない。そのため、本音が来るまで持ちこたえなければならなくなった。
バースバスターをまともに使えないため、メダジャリバーを使って戦闘するバース。オーズはいつも通りメダガブリューで戦っている。
が、屑ヤミーの数は一向に減る気配がない。
屑ヤミーに攻撃が通りづらいのだ。
そこでオーズは、
『スキャニングチャージ!』
ブラスティングフリーザを発動させる。ワインドスティンガーで真ん中の方にいる屑ヤミーを貫き、エクスターナルフィンを使い周囲の屑ヤミーごと氷漬けにする。そして、テイルディバイダーで氷漬けになっていないさらに周りの屑ヤミーごと薙ぎ払う。
だが、桁が減らない。
続いて、栄司が持っていた4枚のセルの内、3枚をバースが持つメダジャリバーに。それと一緒にオースキャナーも渡す。残り1枚をメダガブリューに入れ、セルのエネルギーを粉砕・圧縮。
『ガブッ!ゴックン!』
グランド・オブ・レイジを放つ。それと同時にオーズバッシュならぬバースバッシュを放つ。
「「合技!グランド・クロス・バッシュ!」」
グランド・オブ・レイジとバースバッシュで
この2つの技でようやく半数が削れたのだった。