インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第76話 奢りと所長とプテラと。

前回の3つの出来事。

1つ、風都へ向かう道中、ヤミーと遭遇。

2つ、Dr.真木が情報を提供する。

そして3つ、謎の白服男が、オーズ達を観察していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

映司はそのまま風都の鳴海探偵事務所へ向かった。

真木博士の情報の真偽はともかく、今は伝えるべきだと考えたからだ。

 

 

「……なるほどな。フィリップ、ちょっと検索頼む。」

「それなら既に検索済みさ、翔太郎。」

「何か、わかったんですか?」

「あぁ、その前に……はい。」

フィリップから手渡されたのは、諭吉さんだった。

「君たち、お昼ご飯はまだだろ?僕……いや、僕らから奢りってことで。」

「いや、そんな…。」

「こんな情報仕入れてくるってことは、戦闘後ってことだろ?これは俺たちからの労いと情報料って事で、行ってこい。」

「すみません、ありがとうございます。」

「あ、ありがとうございます。」

90°の見事な礼をすると、事務所から出て行く。

「しっかし、栄司にあんな可愛い彼女がいたとはな。」

「いや、彼にはまだ6人彼女がいるみたいだ。」

「んな!はぁ〜羨ましいかぎりですな。」

「そういえば、ときめと亜樹ちゃんは?」

「あの2人なら、日用品買いに行ってるよ。」

「そうか、無事だといいけど。」

「ん?」

フィリップの言動に、少し疑問を抱く翔太郎だった

 

 

 

 

 

もらったお金で風麺を堪能する。

「ふう〜、これ美味しい。」

「あぁ、風都のソウルフードとも言える食べ物だからね。今度は、またみんなで。」

「そうだね。」

「さて、事務所に戻ろう。」

「うん。」

ベンダーに跨り、再び鳴海探偵事務所へ向かう。が、その道中だった。

「あれ?所長さん!」

「あれ?どっかで……あぁ、確か火乃くん。」

「知り合い?」

「知り合いっていうか、夏休み開始と同時にこの街には来てるんだ。その時にね。」

実際、彼らの関係は探偵事務所の入り口ですれ違い挨拶したくらいだ。が、もちろん栄司側は詳細を知っているし、亜樹子の方も翔太郎達から話は聞いている。

ときめも居るがこちらを警戒しているのか、会釈しかして来ない。

「買い物帰りですか?」

「うん、そうなの。君たちは?」

「これから探偵事務所へ。」

「何か依頼?」

「まぁ、そんなところですかね。世界単位の依頼です。それでは、また後で……『プテラノドン!』!?」

ガイアウィスパーが聞こえる。その音声の方を向くと、居たのは……

「Dr.真木!」

「かつて、T-REXというメモリがありましてね。探してみたら、このメモリがあったもので、少々実験をと。」

そう言う恐竜グリードの隣にはプテラノドンヤミーが居た。

恐竜グリードは真横に来たことを確認すると、プテラノドンヤミーに向けてプテラノドンメモリを投げる。

すると、プテラノドンヤミーの全身にスパークが走り、全長5mほどのプテラノドンになる。

「へぇ、あれが擬似グリードか。」

「しょ、翔太郎さん!…いえ、アレはヤミードーパントって言う方がいいですね。アレは純度100%のセルメダルでできたヤミーですから。」

そこに翔太郎たちがいたことに驚いたが、すぐに冷静さを取り戻す。

「さぁ、行くぜ…相棒(フィリップ)!」

「あぁ、行こう。『サイクロン!』」

『ジョーカー!』

「「変身!」」

フィリップがドライバーに挿したサイクロンメモリが、翔太郎のドライバーに転送され、それを押し込む。ジョーカーメモリを挿しドライバーを左右に展開する。

『サイクロン!ジョーカー!』

フィリップは倒れそうになるところを、亜樹子に支えられる。

「俺たちも行かないと。」

「そうだね。……あ、セルメダルの残りが少ない。けど、やるしかない!」

「「変身!」」

『プテラ!トリケラ!ティラノ!プ・ト・ティラ〜ノ・ザウル〜ス!』

オーズ プトティラコンボとバース、更にダブル CJが戦線に立った。

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