インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第80話 沢芽と再難と助っ人と。

前回の3つの出来事。

1つ、ヤミードーパントを撃破し、フィリップの検索によって財団の情報を得る。

2つ、せめて少しでもと、栄司と簪は帰るギリギリまでデートをする。

そして3つ、ジャンケンで勝った2人が栄司に添い寝するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンボ疲労でぶっ倒れた次の日。

この日はシャルロットとのデートに日だ。目的地は、フルーツパーラー『ドルーパーズ』。ここのパフェがどうにも美味いらしい。

そんなわけでライドベンダーを走らせる。

 

 

ライドベンダーの風を受けながら、栄司は考え事をしてある。

(アンク、ライオンとチーターまで持たせるなんて。それに、トラカンドロイドも。また嫌な予感がする。)

そう考えながら、沢芽市に到着。目的地のドルーパーズに向かう。

 

 

が、その道中。彼はまた災難に見舞わられる。

 

 

 

ライドベンダーを走らせていると、目の前に真木博士が立ち塞がる。

「真木博士!?今度は何を!」

「財団は全ての技術を持っています。が、今回は実験です。」

そう言って真木博士が取り出したのは…。

「……ロックシード。」

高ランクものと見える2つのロックシード。

「えぇ、その通りです。」

真木博士はロックシードを起動させ、インベスを呼び出す。そのインベスにロックシードを二個食わせる。すると、その体は巨大なものになる。

「これだけでは終わりませんよ。」

『トランスチームガン!スチームブレード!ライフルモード!デビルスチーム!』

インベスに、人間をスマッシュ化させる煙を浴びせる。

すると、インベスの表面がスマッシュのように硬質化したように見える。

「これは、インベススマッシュ…と呼ばれているようです。」

「丁寧に解説どうも。」

「それでは、せいぜい足掻いて見てください。」

そう言って、真木博士はトランスチームガンで何処かに消えた。

「こいつは、どう攻略しようかな?」

「僕は、周りの住人の避難を!」

「たのんだよ、シャルちゃん!変身!」

『ライオン!トラ!チーター!ラタラタ!ラトラ〜ター!』

ラトラーターコンボに変身し、ライドベンダーにトラカンドロイドを使用。

インベスマッシュに噛み付き、至近距離から、メダル型光弾を放つ。が、効果は薄いようだ。

「これは、不味いな。コアか何か無いのか?」

『タカ!トラ!チーター!』

【ライオン】から【タカ】にメダルを交換し、タカアイで敵の弱点を探る。

が、残念ながら見つからなかった。

「ちょっと不味いかな?」

そんな時だった。

『Ready Go!ボルテックブレイク!』

「ハァァァ、ハァッ!」

上からドリルクラッシャーを持ったビルドが降ってきて、インベススマッシュに攻撃する。

「戦兎さん!なんで?」

「ん?あぁ、スマッシュの反応があったからな。急いで駆けつけたってわけ。」

「こいつ、結構キツイですよ。」

「だな、だから助っ人連れてきた。」

「え?」

「上を見ろ。」

そう言って上を見ると、生身の人間が降ってくるのだった!




さぁ、助っ人がだれかもうお分りですよね?
あ、コメ欄では言わないでくださいね。

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