インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、織斑先生との会話を鈴に聞かれ、デートが翌日になる。
2つ、鈴のリクエストで五反田食堂へ向かう。
そして3つ、来店10分でようやく注文できた。
少し待つと、料理が運ばれてきた。
「はいよ、じっちゃん特製『業火野菜炒め』2つ。」
「これがね、ここの看板メニューなのよ。」
「うちのじっちゃんが作ってるんです。」
「おい弾!無駄口叩いでないで、これ持ってけ!」
「はーい!それじゃ、俺はこれで。」
そう言って、彼は厨房の方へ戻って行った。
業火野菜炒めを栄司は、しっかりと味わう。
「うん、焼き方がすごく絶妙で、野菜が生きてる。これは美味しい。」
大絶賛だった。
業火野菜炒めを食べ終わり、店を出る。再びライドベンダーを走らせ、目的地はゲームセンター。
「ゲーセン?」
「うん。鈴ちゃんとなら、ここかな〜って。ダメだったかな?」
「ううん。栄司……ガチで勝たせてもらうわ!」
「そうこなくっちゃね。」
先ずはレースゲーム。まぁ、マリ〇カートみたいなものだ。鈴はスポーツカー、栄司はバイクでの参戦だ。
3……2……1……Go!
カウントゼロで同時に発進する。
スタートダッシュは横一線!次のコーナーでどちらかが先に出るだろう。
今インコース側にいるのは鈴だ。が、栄司はカーブに差し掛かったその瞬間を狙っていた。インコースで曲がる鈴にバイクで体当たりを仕掛ける。鈴は予想してなかったのか、そのままコース壁に激突する。これによって栄司が前に出る。
「イタタ、よくもやってくれたわね!」
そう言いながらしっかり車をコースに戻して、すでに再発進している。が、バイクは既にかなりの離れた位置にいた。
「あ、コラ!待てぇぇ!」
待てと言われて待つ奴はいない。というより、車でバイクに体当たりされたらひとたまりもない。そう考え、栄司はかなり先にいる。
が、鈴は知っていた。このコースのショートカットルートを。
鈴はそれを使い、コースをショートカット。栄司の真後ろについた。
「抜かされてたまるか!」
「このまま負けてたまるかぁ〜。」
鈴の気迫に押され、少し操作をミスる栄司。そして、鈴に並ばれた。
ゴール手前、2人は一直線。最高速度で走っているが、鈴が栄司に体当たりを仕掛ける。
(ッ!このタイミングで!)
「貰ったぁぁぁ!」
『G O A L !』
勝ったのは鈴だった。
「いやぁ、負けた負けた。さぁ、次は何やる?」
「そうね〜、じゃあ、あのクレー射撃のゲーム。」
「うん、2人対戦モードがあるね。」
「さ、行こ!」
栄司の手を鈴が引っ張る。その手は何かオレンジに光ったように見えた。
ストックが無くなりましたね。とほほ…。