インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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最後 少々突発的です。


第92話 完治と決意と新企画。

前回の3つの出来事。

1つ、バースエグゼイドに栄司が変身。が、コアメダルの出力に耐えきれず故障。

2つ、オーズ タジャイドに変身。

そして3つ、オーズとエグゼイドの同時必殺技でソルティバグスターを倒した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴のゲーム病は無事治った。が、大事を取って今日は学園に戻ることにした。

 

 

学園に戻り、鈴をベットに寝かせる。

「でも、どこでバグスターウイルスに感染したんだろ?それに、ゲーム病が発症するのはストレスが溜まった時だ。」

「そ、それは……。」

「何か、思い当たる節があるの?」

「う、うん。多分、ゲームセンターで感染したんじゃないかな?それ以外には思い当たらないし。それに、ストレスだって…。」

「中国政府になんか言われたの?」

「う、うん。栄司を中国政府に引き込めって。アタシは無理って言ったの。それでも、その…、あの……、えっと…。」

「言いたくないなら、無理に言わなくて大丈夫だよ。」

そう言って、栄司は鈴の頭を撫でる。

「さて、今日はしっかり休んでね。」

栄司は部屋から退室した。

 

 

 

屋上、栄司はクーラーボックスを持ってそこにいた。

「待ってたよ、アンク。」

「ったく。こんな所に呼び出してなんだ?」

「はいこれ、ボーナスアイス。」

栄司が持ってきていたクーラーボックスの中身はオールアイス。

「デート中の襲撃、アンクが来てくれなきゃヤバかったから、そのお礼。」

そう言うと、アンクは少し目を輝かせながら、アイスキャンデーを取り、アイスを食べ始める。

「しっかし、なんであんなタイミングで来れるんだ?」

「お前に何かあると困るからなぁ、常にタカカンドロイドとバッタカンドロイドで見張ってた。」

「なるほどね、そう言うことだったか。」

「それはさておき、まぁトラブルに見舞われることだな。」

「なんでだろうね?転生は前こんなに無かったのに。」

そう言いながら自分用に買っておいたアイスキャンデーを取り出し、栄司も食べ始める。

「なぁ、財団Xに勝てると思うか?」

「さぁな。敵の戦力が把握できない以上、なんとも言えないな。」

「だよなぁ。」

そう言いながら、栄司は青空を見上げた。

「アンク、この世界は守り抜こう。」

「言われなくてもそうするさ。」

栄司とアンクは、決意を固めた。何があってもこの世界だけは守りきると。

 

 

 

「なに?野球大会?」

「えぇ、せっかくの夏休みです。ISを使って、野球大会でもしませんか?」

栄司は寮長室を訪れ、この提案をしていた。

「ISで戦うと言うスポーツではなく、我々の常識にあるスポーツに使ってみようという試みなんです。如何でしょうか?」

「フム、面白い。メンバーは?」

「これから集めます。許可も無しには、何も言えませんから。」

「わかった、私も参加しよう。面白そうだ。」

こうして、IS学園 夏休み野球大会 が開幕が企画された。


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