バカな学園の傍観者   作:九十九 十次郎

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自己紹介

クラス分けの紙を確認したあと、僕は自分の教室へ向かうべく廊下を歩いていた。僕の来た時間は早すぎたようで人も疎らにしかいない。

Cクラスは新校舎3階の一番奥向かって左側にある。なので階段を3階まで上がり、ちょうどAクラスの前にさしかかる。

「やっぱりすごいなAクラスの設備は、もはや学校じゃなくどこかの高級ホテルだ、ここまですごいと逆に勉強できるか心配だね。」

と独り言を言うぐらいにはすごい設備だった。教室の大きさは半端ない大きさで向かいのBクラス2倍ほどあり、ノーパソ、個人エアコン、リクライニング、冷蔵庫とここに住んだ方がいいレベルの設備である。

その後僕のクラスであるCクラスへ向かった。

Cクラスは設備ごく普通の教室(1年生の時の教室と同じ)だったが、広さはその2倍、一般的な高校生としては嬉しいところである。

余談ではあるが、Fクラスの設備は窓は割れ、すきま風が入り、畳は腐り、座席である座布団綿が入っておらず、机のちゃぶ台は足が折れ、チョークもなく、教卓でさえ少し叩くだけでバラバラに崩れるクソ教室らしい。Fクラスにならなくてよかったと正直ほっとしている。

 

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僕が教室へ行き、1時間ほどたった時

「おはようございます。Cクラスの皆さん。」

とこのクラスの担任が話し始めた

「私はこのクラスの担任の化学教師、布施文博と言います。今年1年間勉強と今年から行うことの出来る試召戦争に頑張って取り組んでください。それに伴い、このクラス代表を発表します。代表は....」

先生が話している途中だが、試召戦争についてお話しましょう。

試召戦争とは略語で元々試験召喚戦争といい、自身の点数に応じた強さを持つ試験召喚獣を操り、戦争を行うというものである。

下位クラスが上位クラスに勝った場合には上位クラスの設備と下位クラスの設備を入れ替え、上位クラスは3ヶ月間宣戦布告禁止になる。

上位クラスが下位クラスに勝つと下位クラスは設備を1ランク落とされ、同じように3ヶ月間宣戦布告できなくなる。

Fクラスが負けるとどうなるのか、想像もつかないが

ルールをおさらいしたところで、布施先生のお話に戻りましょう

「代表は...安里君です。前に出てきてください。」

と先生がいい、前へ向かっている時に

「誰?安里君って」

「学校にそんなやつ居たか?」

「あいつ頭まあまあいいんだな。」

などと意外そうな話し声が聞こえて来た。

「安里君、自己紹介をお願いします。」

「安里です、このたびCクラスの代表になりました。よろしくお願いします。この先の試召戦争で勝つためにはあなた達の力が必要です。クラス一丸となり精一杯努力していきましょう!」

おー!

という元気な掛け声を聞き満足した僕は席に戻りました。

「それでは廊下側の列の1番前の席の人から順番に自己紹介をお願いします。」

1番はじめは滑舌のよいはっきり喋る女の子

「新野すみれです、放送部に所属しています。よろしくお願いします。」

それからちょっと空いて気の強そうな女の子

「小山優香よ、この1年間よろしく。」

それから特に問題もなく、自己紹介は終わった。と思ったその時

prrr prrr

「もしもし布施です。はい?FクラスがDクラスに宣戦布告ですか?了解しました。」

「えーすいません、今日の午後は自習です。皆さんお疲れ様でした」

と言って布施先生は忙しそうに去っていった。

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