Fate/Digital traveller   作:センニチコウ

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第二十九話 seed stage

 遠くの方から、なんだか甲高い音が聞こえてきた。

 軽快ながらも耳障りなそれに刺激されたのか、沈んでいた意識が浮かびあがる。

 

「ん、むぅ……」

 

 朦朧とする意識のなか、重い瞼をうっすらと持ち上げる。瞬間、窓から差し込む光に目がやられた。

 思わず呻き声をだし、同時に腕で目を隠す。

 

 寝起きの目に太陽の光は眩しすぎる……。でも、お陰で少しだけ意識がはっきりした。

 未だ鳴り響く不快な音を止めるために、端末に手を伸ばす。いつもの定位置にあるそれは、目で確認せずとも手の中に納まった。

 いつも通り操作をすれば、アラームはすぐに止まる。そのまま端末を引き寄せ、時間を確認した。

 端末が示す時間も、いつも起きる時間とそう変わらない。そりゃあそうだ、アラームの設定は弄ってないんだから。

 

 二度寝したい気持ちを抑え込み、身体を起こす。ピントが合わずぼやけた目を擦ってしばらく、ようやく目の前がはっきりと見えてきた。

 

 固く冷たい床に足をつけ、窓の外を見る。

 外に広がるのは校庭だ。そしてその上を覆うのは、皮肉なほど清々しい、少し変わった青空。

 

 決戦日当日。いつもとは違う、最期になるかもしれない朝。それでも、いつもと変わらない朝がやって来た。

 

 *

 

 朝食ついでにアイテムの補充を終わらせ、教会へと向かう。最後の改竄を施してもらうためだ。

 

「「あ」」

「白乃」

「クレア」

 

 教会の扉を開ければ、バッタリ白乃と鉢合わせた。

 改竄しに来た、いや、入り口に向かってきてたということは、もう終わったのかな?

 

「白乃も改竄を?」

「うん、丁度終わったところ」

 

 やっぱり。

 これから改竄をするわけじゃないのは、少し安心した。もし改竄の途中で鉢合わせたらと思うと、少し気まずい。

 

「……ねえ」

「ん?」

「この後さ、時間あるかな。もし校舎が一緒なら、その、ご飯でもどうかなぁ、って……」

 

 そう誘ってくれる彼女の顔は、どこか不安げだ。

 こんな状況で誘ったからなのか、申し訳なさそうに俯きながらもこちらを伺っている。

 その姿はいつものまっすぐな姿とは真逆で、なんだか小動物のように見えてくる。

 制服の色合いもあって、そう。まるでリスみたい。

 

 かわいらしいなぁ、なんて考えながら、誘いを受けるか断るか頭を悩ませる。

 用事は特にない。しかし今日は決戦日。この後はできたら作戦会議といきたいところだけど……。

 

「……クレア?」

 

 せっかく頼ってくれているのに、断るわけにはいかないよね。

 

「そんなに時間はとれないけど、それでもいいのなら喜んで」

「あ、ありがとう!」

 

 俯きがちだった顔は上がり、不安と申し訳なさで暗かった表情は笑顔で明るくなった。

 うん。やっぱり、白乃は笑ってる方がいい。

 

「それじゃあ、先に食堂で待ってるね!」

「うん。終わったらすぐに向かうよ」

 

 手を振り、元気になった背中を見送る。

 これで校舎が別々だったら最悪だ。だけど、こればかりは私にはどうにもできない。どうか一緒でありますように、なんてお願いを心の中でしてみる。

 

 扉が閉まるまで見届けて、ここにきた本来の目的を果たそうと振り返る。

 瞬間、なぜかこっちをじっと見ていた青子さんの赤い瞳とかち合った。

 いつもは近づくまでこちらを見ないのに、どうして今日はこんなにも見られてるんだ……。無言でじっと見られるのは少し怖い。

 

「仲いいのね」

「え、ええ。友達ですから」

「そう、友達……」

 

 青子さんは小さくなにかを呟いて、それ以降は黙ってしまう。

 さっきから一体何なのだろう。じっと見つめてきたかと思えば、今度は黙ってしまった。

 首をかしげてみるも、こちらを見てないから反応はない。橙子さんに目線を向けても、彼女は何かの画面に釘付けでこちらを見ようともしない。いや、見ていたとしても助けてくれるかは微妙だが。

 

「いや、無関係な私が口に出すことじゃない、か」

 

 あれ、これはもしかして、心配してくれた?

 いやいやいや、流石にそれは自惚れている気がする。まあでも、何か言おうとしてくれたのは間違いない。だったら。

 

「覚悟はしてます。私も、白乃も」

「……そう、ならいいわ」

 

 ちゃんとわかっている、と無事伝わったみたいだ。

 先程まで無表情だった青子さんの顔には、いつも通りの笑みが浮かんでいた。その笑顔に安心して、ほっと息を吐き出す。

 

「待たせたわね。さっさと本題を終わらせましょう。で、ご要望はある?」

「はい。今日は……」

 

 *

 

 改竄も終わらせ、再び食堂へと戻ってきた。

 お昼をするにはまだ早く、人の姿はあまり見かけない。お陰で、目当ての人物はすぐに見つかった。

 

「お待たせ、待った?」

「クレア! ううん、全然」

「よかった」

 

 挨拶もそこそこに、白乃の隣の椅子に手をかける。ふと、彼女の前に何も置いてないことに気づいた。もしかして、ずっとただ座って待っていたんだろうか。

 

 それなら、と一旦席から離れ、端に設置してある自販機に向かう。

 えーと、白乃の好きな飲み物は確か……。

 

「ちょっ! 自分の分くらい自分で買うよ」

「あ、もう二つ買っちゃった」

「ええ……」

 

 慌てたように止めに来たが、残念ながら遅い。二つのジュースを見せてみれば、どこか呆れたようにため息をつかれる。

 でもジュースを差し出せば受け取ってくれたから、悪い意味のため息ではなかったのかも。

 

「ねえ、クレアはどうして、いつも奢ってくれるの?」

「え?」

 

 席について、ジュースを一口。喉を潤して何を話そうか考えていたら、唐突にそんなことを言われた。

 確かに今は奢った形になるけど、いつもって、そんなに頻繁だろうか。

 

「そんなに奢った覚えはないけど……」

「コーラにりんごジュース。クッキーとプレミアムロールケーキ、ジャムパンと……」

「わかったからちょっと待って」

 

 全て覚えがある。全部白乃の好物で、一度は渡したことのあるものだ。それで、ようやく自覚した。

 あ、私めっちゃ奢ってる、と。

 しかし、どうしてと聞かれても意味はない。だから自覚もなかったし、覚えてもなかった。

 

「別に、深い意味はないよ。ただ、誰かの好きなものを見ると、その人のことが浮かんでくるから」

「つい買っちゃう?」

「うん。喜ぶかなぁ、って」

 

 強いて言うなら、それが理由か。

 友達が、白乃が喜んでくれたらそれでいい。今はともかく、学生生活を送っていたときはほしいものとかはなかったし。

 それに、今はアリーナで稼げてる分あのときより懐は暖かい。ジュースの一本や二本、痛くもかゆくもないのだ。

 

「気持ちは嬉しいけど、やっぱり申し訳ないよ。だから、もうちょっと抑えてくれると助かるな」

「あ、うん」

 

 とはいえ、そう言われてしまえば頷くしかない。

 喜ぶといいな、と思って渡したもので困らせていたら、そんなのは本末転倒だ。

 実際、奢ったものを列挙されると奢りすぎかな、とは思わなくなかったし。これからは過度にならないよう気を付けよう。

 

 それから、お昼ご飯を食べ終わるまで食堂で話し続けた。

 話の内容はなんてことのない日常の話。偽りでも楽しかった学校生活の話もしたりして、なんだかその頃に戻った気分ですごく楽しかった。

 そんな楽しい時間はあっという間で、もう別れる時間になってしまった。

 

 かといって食堂で別れるのも名残惜しくて、一緒にマイルームの入り口である教室にやってきた。

 

「あ、先にいいよ」

「もう、ありがとう」

 

 いつもの癖で先を譲る。

 こうやって私が先を譲るのもいつものことで、白乃はちょっと呆れた顔をしていた。けど、断ることはない。ここで断っても譲り合いになることは、きっと彼女もわかってるから。

 

 白乃が端末を取り出し、扉に掲げる。小さな電子音が鳴った後、扉に手をかけた。

 瞬間、ふいに教会で俯く白乃の姿を思い出して。

 

「白乃」

「ん?」

 

 思わず、引き留めてしまった。

 白乃は不思議そうに私を見てる。そんな彼女に何て言おうか迷い、そういえばまだ別れの挨拶をしていないことに気づいた。

 

「また、明日」

「っうん。明日は私が奢るから、ちゃんと欲しいもの考えといてよ!」

「わかった。ちゃんと、考えとくよ」

 

 小さく手を振り、白乃を見送る。

 マイルームへと入っていく白乃の顔は明るくて、声をかけてよかったと胸を撫でおろした。

 

 私も端末を扉に掲げマイルームへと入る。

 ベッドに腰を下ろし、先ほどの自分の言葉を思い出した。

 

「……また明日、か」

 

 私は明日を迎えられるんだろうか。そんな不安が脳裏を掠めた。

 慌ててそんな考えは振り払う。今はそんなことよりも、これからの戦いに備えなければ。

 気持ちを切り替えて、今まで集めた情報を取り出す。これを一つずつまとめながら、改めて対策を練っていこう。

 

 まずは、マスターについて。

 彼の名前は矢上(やがみ)大志(たいし)。地上ではプログラマーとして有名で、戦争嫌いというのはよく知られているようだ。

 遠坂は聖杯戦争に参加していることから、戦争嫌いというのはただの噂だと思っていたみたいだが、接してみればすぐにわかる。あの人は、確かに戦いを厭っていた。

 それでも戦争に参加したと言うことは、それほど叶えたい願いがあると言うこと。それは、小鳥遊と変わらない。

 ここではない違う場所で出会っていたら、少なくとも命を奪い合う関係にはならなかっただろう。そう思えるくらい、彼はいい人だ。……好きになれるかは、わからないけど。

 

 しかし、戦争嫌いというわりには、マスターとしての能力はかなりのものだ。

 特にコードキャストについては、いくつ持っているのか想像もつかない。彼はプログラマーだし、いくつかは彼オリジナルのものもあるだろう。

 ただ、やはり戦闘経験がないせいか、判断能力はないように感じる。

 

 アリーナで彼と戦った最後の日に判明した、三つ目のコードキャストの使用。あれは間違いなく彼らの切り札だ。本人も、ここで出すつもりはなかったようだし。

 そして、それをあの場面で出したのは間違いなく悪手だ。あの時点で、強制終了の時間はすでに迫っていた。セイバーに与えた損害も精々髪を切り落とした程度。体力の消耗はあっただろうが、それはこちらも同じ。

 故に、あのときにあの切り札を切る必要はなかった。その判断をあの場でできなかったということは、言い方は悪いがその程度、ということでもある。

 

 けれど、あの時は私も人のことを馬鹿にできないほどの失態を犯していた。

 敵に背を向けるわ、感情を抑えられず遺物の回収を忘れるわ。振り返れば頭を抱えることしかできない失態だ。よく生き残れたな、と本気で思う。

 そういう意味では、矢上の人のよさに感謝すべきなんだろうけど……。

 

「……やっぱり、解せない」

 

 矢上にも願いがある。それは、彼が嫌っているはずの戦争に参加するほどの願い。

 私や白乃のように、訳もわからず参加したわけではないだろう。慎二のように、ただのゲームだと思って参加したわけでもないはずだ。

 なら、なぜ彼は手加減をするのだろう。どれだけ考えても、それだけがわからなかった。

 

 いや、わからないことをいつまで考えても仕方がない。

 とりあえず、矢上の情報はこれくらいか。他に思い出すことは……うん、大丈夫。

 

「注意すべきはコードキャストの多種類使用……うまく対応できればいいけど……」

 

 対抗するために作ったプログラムは試運転もばっちりだ。しかし、矢上相手に使うのは今回が初めて。うまく活用できるかはいまだ分からない。

 そして、セットする礼装を間違えれば、なんの意味のないプログラムとなってしまう。あの後、改良を施してセットできる数を二つにできたものの、ここは慎重にに決めなければならない。

 

 現在所有している礼装は木刀、聖者のモノクル、木盾、強化体操服、癒しの香木の五つ。改めて見ると、やっぱり数が少ない。とはいえ、今はこの数の少なさに感謝だ。お陰で必要ない礼装が一つに絞れる。

 まず、木刀と木盾は戦闘では非常に役立つ礼装だ。この二つは必ず入れたい。

 となると、残りは二枠。しかし、残ったどれもが捨てがたい礼装だ。強化体操服は『shock(16)(電撃)』の雨を防ぐのには必要だし、聖者のモノクルは罠の判別に必要。癒しの香木も、アイテム枠を考えると入れておきたい。

 

「うーん……」

「なにを唸っているの」

「あ、ランサー」

 

 今まで沈黙していたランサーが、突然話しかけてきた。なんだか変な顔をしているが、そんなに唸る私は変だったのか……。

 まあいい。出てきてくれたんだ、ランサーに意見を乞おう。

 

 セットする礼装を悩んでいると言えば、彼女は目の前に写し出された礼装一覧へと目を移す。

 上から下まで一巡。たったそれだけで判断したのか、すぐに一つの礼装を選んでしまった。

 

「いらないのはこれね」

「でも、それがないと魔力量が足りなくなると思うんだけど」

「……まさか、自覚してないの?」

「え?」

 

 ありえない、というようにランサーは私を見た。しかし、一体なんのことを言っているのか見当もつかない私は、きょとんとするだけ。

 はぁ、と大きなため息が彼女の口からこぼれた。

 

「貴女の魔力量、最初の頃より大分増えてるわよ」

「うそ!?」

「そんなくだらないこと、私がすると思ってるの?」

 

 いやっ、それは全く思わないけど!

 でも、魔力量が増えるなんて、そんなことがあるの?

 

「位階が上がるということは、その分成長するということ。だから、魔力量が上がることもここでは珍しくないわ。まあ、貴女の場合別の要因もあるみたいだけど」

「……もしかして、記憶のこと?」

「ええ。記憶を取り戻すにつれ、貴女の魔力は大幅に上がっている。元々、かなりの魔力を保有していたのでしょう。それがどういうわけだか、今はちっぽけなものになっているけど」

 

 今の私よりも、多くの魔力を……。

 記憶がないのはどうしようもないとはいえ、過去の幼い自分が今の私よりも強かったというのは、正直とてもショックだった。いや、ショックというよりは悔しい、だろうか。

 

「まあ、そういうことよ。今の貴女なら、少なくとも枯渇するようなことはないわ」

「なるほど」

 

 ランサーがそう言うなら、それを信じよう。

 聖者のモノクルと癒しの香木をセットし、ちゃんと交換が行えるか確認する。……問題はなし、と。

 

「ありがとう、ランサー。助かった」

「こんなのに時間をかけるなんて無駄なこと、したくなかったからよ」

 

 彼女らしい答えだ、なんて思いながら次の情報を映し出す。

 サーヴァント、セイバーについてだ。

 

 真名はブリタニアの勝利の女王、ブーディカ。

 幸せな日常を送っていたが、それは夫の死と共に終わりを迎える。ローマ帝国に全てを奪われた彼女は復讐を誓った。結局、その復讐は志半ばで終えることになる。けれど、復讐を諦めたわけでないのは、あの日見た姿から簡単に察せられた。

 

 そんな彼女が使う武器は片手剣。左腕に装備した盾で攻撃をいなし、剣で素早く切りつける。

 セイバーというだけあって、彼女の剣は速くて鋭い。けど、それ以上に厄介なのはあの盾裁きだ。エネミーの攻撃も、ランサーからの攻撃も、ほとんど盾で防ぎきっていた。

 

 あの盾を何とかしない限り、なかなか攻撃を当てることなんてできないだろう。

 うーん、どうすべきか。

 

「定石なのは、頭部や足元への攻撃ね。でも、それだけじゃ足りないわ」

「だよねぇ」

 

 ランサーの言うとおり、防ぎにくい場所への攻撃なんて相手も慣れているだろう。

 効果がないわけではないだろうが、それだけで倒せる相手ではない。

 

「まあ、盾に関しては私に任せない。貴女の出る幕はないわ」

「……君が、そう言うなら」

 

 ランサーは、戦闘に関して嘘はつかない。だから、彼女がないと言うなら、本当に出る幕はないのだろう。

 不満がないわけではないが、それはどうしようもできない自分に対するものだ。ここでそれを表に出したって、どうしようもない。

 

 なので、さっさと次のまとめへと移る。

 残るは戦闘能力についてだ。これに関しては、ほぼ同じと見ていいだろう。勝っている部分もあれば、負けている部分もある。

 問題は、向こうにはその差を埋める術があるということ。あのとき使っていたのは、筋力強化と敏捷強化の二つだったか。きっと、他にも防御や幸運といったステータスをあげるコードキャストもあるはずだ。

 

 とはいえ、これも対策という対策はとれない。唯一できることが、発動する前に止めることだからだ。

 発動させてしまえば最後。どこまでの強化がされるか分からないが、押し負けたのを考えると、それなりの差がついてしまう。

 

 でもこれ、効果はどれくらい続くんだろうか。永続だったら最悪だな。

 

「というわけで、身体強化系の効果継続時間ってどれくらいかわかる?」

「……ものによって違うけど、最長で十分程度かしら」

 

 結構長いな。

 やっぱり、できるだけ発動させないよう行動しよう。

 

 ……さて、まとめる情報はこれくらいかな。

 矢上のこと、彼が使うコードキャストについて。そして、セイバーの戦い方に戦闘能力。まとめ残しはない。

 

 一息ついて、座っていたベッドに倒れこむ。それから、投影した画面を自分の前に持ってきた。 

 こうして見ると、かなりの情報量だ。約一週間で手に入ったとは到底思えない。

 でも、私たちは実際にこれだけの情報を手に入れた。勝つために、生き残るために。

 あとは、これを戦闘で役立てるだけ。それができるかどうかは、私たち自身の力量にかかっている。

 

 勝たなくてはならない。

 明日、白乃との約束を守るために。また、記憶を取り戻すために。

 それは矢上の願いを踏みにじることだと、ちゃんと理解したうえで。私は、彼を殺しに行こう。

 




なぜだか、ながくなったよ……。

アリーナまで行くつもりだったんだ……なのにいかなかったんだ……。
でも友達と仲良くするのは大事だもんね! 仕方ないね!(開き直り)
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