超えれない境界線   作:風薫る頃

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これは、作者の妄想の産物です。
noリアリティです。 
以上のことをお分かりの上お読みください。


プロローグ

デザイナーベビー……望まれる才能・外見・資質(体力・知力)を備えた子供が産まれるように受精卵の段階で、遺伝子操作を行った子供の総称である。

それが今世での生まれたばかりの自分らしい。

今俺は保育器(仮)の中にいるんだがこの保育器材質が非常におかしい、これプラスチックじゃないだろ絶対。万華鏡を覗いた時の様な柄が見えたり見えなかったりするし、ガラスみたいに透明になったりするし…ここほんとに日本か?

言葉が理解できるってことは日本だよなぁ。自動翻訳なんてスキル貰ってないよね?

俺ドジっ子属性あるからなぁ。ヤバい不安になってきたぞ、どうしよう心の中のブラザーに頼るか?………1回落ち着こう、深呼吸しよう。吸ってー吐いて・吸ってー吐いて…。

とにかく、言語の問題は置いとこう、情報が入ってくることはいいことだしな。とりあえず俺が赤ん坊の身体になり、保育器(仮)内にいると理解してから体感で約3時間程経っていると思う。生前、時間感覚はいい方だったと記憶しているからこの点については大丈夫だろう。そして約3時間で周囲から聞こえてきた会話によると、ここは病院で俺がいる部屋はデザイナーベビー専用の部屋らしい、ちなみに大部屋だ。

何故か赤ん坊の泣き声は聞こえないのに、たまに来る恐らく看護師であろう人達の会話は聞こえてくるのはこの保育器(仮)の性能なのだろう、無駄に高性能だなこいつ。話がそれたが、どうやらデザイナーベビーというのは、富裕層の中でも限られた者たちしか出来ないらしい。ということは、今世での両親はファビュラスってことだよな!勝ち組キタコレ、いや待てよ確か生前デザイナーベビーってのは倫理がどうやら、道徳的な問題がとか言われていたはずだよな、それに看護師達もデザイナーベビーについて話す時声色がおかしかったし……。

そもそも俺は両親の何番目の子供なんだ?これが、3番目4番目となると俺の推測だが兄弟の予備として誕生したのだろう。最悪なのは、仮に俺以外の兄弟がデザイナーベビーとして生まれたんじゃなく、母親が通常の方法つまりお腹を痛めて生んだかどうかによる。どうやら俺は母親のお腹の中に居たには居たらしいんだが、途中から培養槽?の中に移ったらしい、実にファンタジーチックである。

何故こんなに俺が家庭環境の心配をしているかと言うと、この世界がディストピアであるからだ。

 ディストピアとは簡単に言うとユートピア(理想郷)の反対だ。それだけでも嫌なのにこの世界の職務時間が平均で12時間以上と言う、夢と希望の魔法少女でも直ぐに穢れが貯まるレベルのヤバさである。更に環境汚染も世紀末レベルにチャイニーズらしく、ペストマスク(偽)を着けないと肺どころかそのまま三途の川らしい。そんな、絶望しかないこの世界だが生前読んでいたある1つの作品にほんのちょびっとだけ、似ているのだか結論を出すのはまたにしよう。認めるのが怖いとかじゃないからね!授乳の時間なだけなんだからね!勘違いすんなよ。

 

「はーい、204号ちゃんご飯だよー」

キターーー!初授乳! 赤ん坊になった唯一の楽しみ!

お乳をくれるのはどなたですか?マザーですか?白衣のエンジェルですかな?

 

 

 

 

 

 

「はい、ゆっくり飲んでね~」

 

 

 

 

 

 

哺乳瓶かい

 




あるあるですね。何がとは言わない……
お目汚し失礼しました。
                     風薫る頃。
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