転生!『ハロハピ』【ロメオ】のジュリエッタ!? 作:ちよVR
蘭ちゃん不機嫌
チートでごり押し
蘭ちゃんかわいい
「ねえ!あなた今すぐ一緒に楽しいこと探しに行きましょう!!」
「うんいいよ!」
反射的に、そう答えてしまったけれども、この子は誰だろう?
俺は今、女優である母の付き添いで、「弦巻家」という財閥の船上パーティーに来ている。このやたらとでかくて豪華な客船「スマイル号」というらしいが、カジノ、ギフトショップ、シアター、プールなどなど文字通りなんでもある。母に大人の話があるから、遊んできなさいと言われて船内を散策している最中に女の子に声をかけられたのだ。
「私は江藤ジュリ、小学6年生だよ!あなたのお名前は?」
「わたしはこころよ!5年生だわ!よろしく!ジュリ!」
ふむ、こころちゃんというらしい。明るい金髪に同じ色の瞳。瞳はキラキラ輝いていて、同じくキラキラの眩しい笑顔をふりまいている。赤いドレスに金色の髪が映えていて、とてもかわいい。てかこのドレスめちゃめちゃ上質なドレスだ、一目見てわかるほどの高級品だ。このパーティーには、著名人や資産家などのお金持ちが呼ばれているらしいが、こころちゃんも、どこぞの資産家のお嬢様なのだろう。
「うん、こころちゃんよろしくね。それでさ、楽しいことって何をするの?」
「え?なに?楽しいことが何か、説明したほうがいい?それはもちろん今から見つけるのよ!さあ行きましょう!」
少し変わったことをいう子だなとは思ったけれど、彼女の勢いに押されて、一緒に楽しいこと探しをすることになった。
カジノで一緒にギャンブルをしたり(おもちゃのコインを賭ける健全なギャンブルだった)、ギフトショップで一緒にお買い物したり、シアターでやっていた劇を一緒に見たりした。楽しいこと探しというより、ただただ一緒に遊んでいるだけだったが、何をしていても心から楽しそうに笑っている彼女をみると、俺もいつのまにかすごく楽しい気持ちになって、笑顔になっていた。
「そういえばこころちゃん、なんで私を誘ったの?ほかにもこの船に同年代の子はちらほらいるよね?その子たちは誘わなかったの?」
ふと気になってそう聞いてみると、
「誘ったわよ!ジュリに会うまで会った人全員を誘っていたの!でもみんな急に用事ができたとかで、急に気分が悪くなったとかで断わられてしまったの!」
「えっそうだったの?」
んん?さすがにちょっとおかしくないか?そんなに偶然が重なるものなのかな。
「でもいいの!そのおかげでジュリと出会えたんですもの!さあジュリ今度はプールに行きましょ!」
そういうと、俺の返事を待たずに走りだしてしまった。ん?ってかプールか着替えなきゃいけないよな…女装の説明どうしようか…
カバーアルバム最高
ロメオもまじ最高
買ってない人はぜひ買って聞いてみてほしいな