STRIKEWITCHES ZERO THE ORIGIN   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

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よく見ろネウロイ、そしてウィッチ諸君。これが戦争だ。

「 久しぶり敏子。」

 

「久しぶりね章香。」 握手

 

「 お二人はお知り合いだったのですか?」

 

「 そうさ。まぁ幼馴染って所だね武子。」

 

「 たまたま家が近かっただけなんだけどね。」

 

「 うわぁそんな寂しいこと言わないでよ章香ぁ~。」

 

「 それはともかく、私たちと北郷少佐たち海軍さんの上官となる『ラウ・ル・クルーゼ海軍技術大佐』ってどういう人なんです?」

 

「 石原作戦部長からは『海軍に属しているが私の大切な友人だから仲良くやってくれ』としか言われてないから詳しいことは私も知らないわ圭子。」

 

「 なるほど、石原中将は私のことを詳しく説明していないのですね江藤敏子中佐?」

 

「あんた誰よ?」

 

「私がそのラウ・ル・クルーゼ海軍技術大佐ですよ穴拭智子少尉。」

 

 

 

~クルーゼ、特務実験航空団の役割について説明中~

 

 

 

「 ・・・というわけです。皆さんにはMS適性検査を受けて頂き、適性があった方は従来のストライカーユニットの訓練だけではなく私が教える MS の慣熟訓練も受けて頂きます。あそこにある魔導ジェネレーターに2分間魔力を込めてもし動いたなら適性があるということですので各々動いたら報告してください。北郷小佐、竹井一飛曹はこちらへ。」

 

 

 

 

「 こちらが北郷部隊用少数量産型 MS、 MSN-001A1デルタプラスです。スペックや使用方法はこの説明書をご覧ください。」

 

「大佐、ジャスティスを持ってきたぞ。」

 

「 ありがとうアンジェラ。二人に挨拶を。」

 

「 了解。アンジェラ・サラス・ララサーバル技術中尉です。初めまして北郷章香少佐、竹井醇子一飛曹。」

 

「 彼女は私の助手ですので仲良くやってください。彼女も MS パイロットですので今度の模擬戦を楽しみにしていてください。」

 

「 続いてこちらが試作モビルスーツ ZGMF-X09A ジャスティスです 本気は私のMS ZGMF-X10A フリーダムの欠点である強力な一体の敵に対応しきれない点を補うために開発されました。本機は現状ニュータイプにしか扱えない都合上竹井一飛曹にこれを託します。」

 

「頑張ります!」

 

「よろしい。」

 

 

 

 

・・・ で結局北郷少佐、醇子さん以外に MS 適正があったのは坂本・若本・新藤一飛曹、穴拭・加藤・加東・黒江少尉、そして江藤中佐のみでした。坂本さんと若本さんにはデルタプラス、穴拭・加藤・黒江少尉にはジェガン、新藤一飛曹・加東少尉にはリゼル、江藤中佐にはスタークジェガンを与えました。適性がなかったウィッチたちにはバイオセンサーを私と宮藤博士が大急ぎで取り付けた九六式艦戦、九七式戦を臨時措置として供与する運びとなりました。そして・・・

 

 

 

 

「 皆さん配置につきましたね?では機関始動最微速、上げ舵15取り舵20特務試験艦ドゴス・ギア発進。」

 

「特務試験艦ドゴス・ギア発進!」

 

「うわぁすげぇ浮いてるぜ。」

 

「 軍令部がこんなものを隠し持っていたとはね。」

 

「 では皆さん発着艦訓練を開始してください。」

 

「 ・・・ではアンジェラ、戦術長兼副長としての初任務です。航空管制はお任せする。」

 

「了解。 全カタパルトオールグリーン、陸軍MS隊発進せよ。」

 

「 了解。穴拭智子、ジェガン行くわよ!」 ヒューン ガシャン

 

「黒江機、発進する!」

 

「ヒガシ機、出る!」

 

「フジ機、行きます!」

 

「江藤敏子、スタークジェガン、出るわよ!」

 

 

 

「 続いて・・・ん?大佐、電探に反応!飛行型ネウロイ、数50本艦に急速に近づく!北北東距離40000!」

 

「 なぜ今まで気づかなかった?」

 

「 かなり低空を飛行していたようです。」

 

「 ふむ・・・アンジェラ、TPを使おう。良い実験になる。」

 

「 しかし、あれは高価な弾薬です。たかだか50機に使用するのは・・・。」

 

「 お金も物資も有り余っている。それに我が部隊の存在意義は何だね?実験をする事だろう?」

 

「 ・・・了解。対空戦闘用意、 TP 攻撃始め!発射弾数1発。目標位置35度57分ノース、135度29分イースト。TP 発射用意・・・よし。」

 

「 TP 攻撃始め!」

 

「 一番発射用意・・・てぇー、バーズアウェイ。」 バシューン

 

「 江藤よりドゴス・ギアへ。今煙が上がったが何があった?」

 

「 新兵器の実験です江藤中佐。北北東本艦から40000の方向で新兵器を爆発させます。一発5万円の贅沢な花火ですからちゃんと目に焼き付けて下さい。」

 

「「「5万!?」」」

 

「 アンジェラ。」

 

「了解。続いて海軍MS隊発進せよ。」

 

「 待ちくたびれたぜ。若本、出る!」

 

「 北郷章香、デルタプラス、発進する!」

 

「 坂本美緒、デルタプラス、発進します!」

 

「 新藤美枝、リゼル、出ます!」

 

「 竹井醇子、ジャスティス、出ます!」

 

「 ドゴス・ギアより海軍 MS 隊へ。編隊を組み次第、訓練の前に北北東へ向かい新兵器の弾着観測を行われたし。」

 

「 北郷了解。」

 

 

 

 

 

 

「マークインターセプト。」 ピカッ ゴゥン

 

「・・・ よく見ろネウロイ、そしてウィッチ諸君。これが戦争だ。」

 

あれ?中井〇一さん演じるテロリストが似たようなセリフを言っていた映画があったような・・・まあそれを言ったら TP(テルミット・プラス)も元ネタは同じだが。

 

 

 

 

 

 

 

後日 皇都

 

 

「お久しぶりです皆さん。」

 

「 お久しぶりです総帥。ドゴス・ギアの試験航海お疲れ様でした。して、今回の TP の実験の効果はいかに?」

 

「 それについては、6000℃の業火に焼かれたネウロイ共に聞いていただきたい。」

 

「 それは困りましたな。6000℃では奴らは死体も残りません。」

 

「 今回ばかりは奴らに同情を禁じ得ませんな。」

 

「確かに。」

 

「「「「ハッハッハッハッハッ。」」」」

 

「 まあその件はおくとして・・・本日皆さんを招集したのは新人を紹介するためです。どうぞ。」

 

「 失礼します。特務実験航空団海軍部隊隊長、北郷章香少佐です。」

 

「 同部隊所属、竹井醇子一等飛行兵曹です。」

 

「 ララサーバル殿に続いて竹井少将のお孫さんまでニュータイプとは・・・世界はわかりませんな総帥?」

 

「 そうですね近衛総理。しかしニュータイプはあと3人世界におります。そのうち二人は扶桑にいますから取り込むは容易いでしょう。しかし一人はカールスラント人です。彼女をなんとかしませんと我々の計画は瓦解する可能性があります。海外にはまだティターンズの指揮下にある国はひとつもありませんので。」

 

「 しかし、総帥の予言では MS・バイオセンサー・宮藤理論の有用性に気づいた各国が人員を派遣してきます。その人員には軍の高官が少なからずいるでしょうから、彼女らにまずセクシー・アイを総帥がお使いになってそこから地味に虜を増やすほかありますまい。」

 

「 確かに。」

 

「そうですな。」

 

「・・・。」 モグモグ ズズッ

 

「・・・アンジェラ。」

 

「何です大佐?」

 

「 うな重が美味しいのは分かりますし、私の分も食べていいとは言いましたが・・・食後の羊羹とお茶までいいと言った覚えはありません。私は甘いものが大好きだということを忘れたのかね?」 ヘッドロック

 

「 痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」 タップタップ

 

「 ララサーバル殿、以後気をつけられよ。総帥は自分の甘い物を取られると珍しく感情が顔に出てキレますからな。」

 

「 この前は米内大臣が犠牲になって小1時間昇天しておりましたな。」

 

「 こわやこわや。」

 

「「「ハッハッハッハッハッ!!」」」

 

軍・政財界のトップが山ほどいるティターンズ。その中に放り込まれた北郷少佐と醇子さん。 北郷小佐はともかく、事前に説明しておいたとはいえ醇子さんに萎縮するなというほうが無理な話だと思うなので、アンジェラを生贄にシリアスブレイクをしておいたのだ。羊羹を食べられたことに対してキレたのも事実だが。そして・・・

 

 

 

 

 

「 陛下に代わり妾が摂政としてこの戦艦を相模と命名する。」 ワァーワァーワァー

 

ドゴス・ギアが正式に機動戦艦“相模”として進水・就役した(ついでに言っておくと MS もリゼル・ジェガンタイプが陸海軍で正式に採用された)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、STRIKEWITCHES THEORIGIN 第6話 「正義の在り処」 君は刻の涙を見る。

 




途中に銀河英雄伝説のネタをちょっとだけ入れてみましたが、お気付きになれたでしょうか?
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