STRIKEWITCHES ZERO THE ORIGIN 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
「ん?ここは?」
どうやら転生がおわったようだ。見覚えのない木の天井が見える。起き上がって状況確認を・・・って何ぃぃぃ!?何故僕の手足がこんなに短い?まさかあの神僕に赤ちゃんから始めろってか?あぁクソ!こんなベビーベッドからはさっさと脱出しよう。
ガチャ
「ご主人様、転生して早々に脱走とは感心しませんね。」
レ レコア・ロンド!? それに僕を転生者と知っている・・・つまり・・・。
「君が神様が僕に与えてくれたAIだね?」
「はい。私はアデス。ご主人様のやることなすこと全てを肯定し、ご主人様の補助を行います。」
アデスって・・・本物のクルーゼの副官だった人の名前やん。
「では・・・改めてはじめましてアデス。僕は君の主であるラウ・ル・クルーゼだ。以後よろしく頼むよ。後、僕のことはご主人様以外の二人称で呼んで欲しいのだが。」
「御意。ではマスターと。そうおっしゃるマスターも一人称を変えた方がよろしいでしょう。オリジナルに憧れているならもう少しクールに余裕を持って行動すべきです。後こちらの仮面をお使い下さい。マスターがここにいらっしゃる前に用意しておきました。」
「ありがとうアデス。早速済まないがきみに初任務だ。この世界の情報と私の立場を詳しく教えて欲しい。」
「はっ。では御説明致します。」
・・・要約すると原作と異なり極端なメンズファーストが横行してるわけね。(詳しくは設定のページを見てね)油断してると女に襲われるらしい。まぁそれは別に考えるべきことではない。私の立場の方が問題。かなり特殊なようだ。扶桑における華族、しかも伯爵である。幕末の時新政府側に対し私の祖母(ガリア出身の武器商人)が当時の最新鋭砲アームストロング砲多数を安く売ったらしく、その時の功績を讃えて伯爵号を授かったとのことだ。明治維新を見届けガリアに帰国した祖母と部下達だったが、親幕府の方針を取っていたガリア政府に迫害された為、扶桑に亡命。扶桑皇国政府はこれを手放しで歓迎、祖母の会社は扶桑皇国専属の軍需会社クルーゼ工業となり、今に至るようである。今ある扶桑皇国陸海軍の大砲と呼べるものの大半はウチ製らしい。ちなみに肉親は皆老衰死か事故死したようだ。そして私は、母親がアル・ダ・フラガ的思考をした結果生まれた産物としてこの世に生を受けたとのことだ。どうやら前世のみならず今世における私の母親もクズらしい。困ったものだ。まぁ既に死んでいるから別にもう気にはしないが。
「・・・以上が世界とマスターのお立場についての情報です。」
「ありがとうアデス。私のやるべきことはあまたあるが、ひとまず言語の習得とモビルスーツの早期開発・量産を行うとしよう。アデス、手伝ってくれたまえ。」
「はっ。」
To Be Continued
時は一気に6年飛んで1935年。主要言語を大方片付け、MS・艦艇製造を終えたクルーゼは会社の経営をアデスに任せ、旅に出た。使い魔探しとブリタニアで行われるストライカーユニット研究成果発表会に参加する為である。その際クルーゼは自分の作品についての説明を行うが空想の産物だと一笑に付されてしまう。しかし、一笑に付さずに真剣にクルーゼの話を聞いていた一人の扶桑人がいた。
次回、STRIKEWITCHES THEORIGIN 第2話「天災と天才の邂逅」 君は刻の涙を見る。
戦闘を期待してる皆さん。ごめんなさい。まだしばらくかかります。
あと毎回短くてすみません。慣れてきたら長く作ろうと思います。