今年30になるのでその前に○貞卒したい作者です。
今年もよろしくお願いします。
日本皇国が転移してから暫くして新たに国交を結んだ国、フェン王国。
江戸時代など、侍の居た時代の日本を彷彿とさせるこの国は、とある世界線と違い、パーパルディア皇国からの懲罰攻撃にあうこともなく*1順調に日本皇国、アメリカ合衆国との国交を締結する事となる。
同時に、日本皇国、アメリカ合衆国との相互防衛協定を剣王シハンが両国へ打診し、それに先立ち、両国の艦隊を招きその力を見せて欲しいと伝えた事から、事態はあらぬ方向へと進んでしまう。
この提案がされた時、両国海軍関係者は、転移により延期されていた観艦式をこのフェン王国の軍祭を利用して行えるのではないかと考えた。
正直、観艦式がやりたかっただけなこの両国海軍の関係者達は、其々の上層部へとフェン王国で観艦式やりませんかと打診した。
結果、異世界初の大規模観艦式を行い、国民の士気高揚と、未だ砲艦外交が蔓延るこの異世界において、精強なる海軍を他国にアピールし、抑止力としての効果を期待するという名目で、ただ戦艦に乗りたかったアメリカ合衆国大統領と、ミリオタな内閣総理大臣により認可された事で、フェン王国の軍際は、異世界初の、そして、史上類を見ないほどの大規模な観艦式の舞台となるのだった。
そして、その観艦式の情報を偶然得ることができたグラ・バルカス帝国情報部の諜報員数名も本国へ情報を流すためにフェン王国へと向かうのだった。
更に、パーパルティア皇国を蹂躙した国の実力の一端を見ようと、ムー国や神聖ミリシアル帝国ら列強もフェン王国の軍祭に武官らを派遣し、フェン王国は思いもしないほど大規模な軍祭になってしまった事に、プチパニックになりながらも懸命に準備を行ない、ついにその日を迎える。
ーー
軍祭当日
この日の観艦式に置いて、観閲艦とされたのは、フェン王国の軍船ではなく、フェン王国に譲渡予定の日本皇国海軍練習艦【香椎】であったが、この艦を見た文明圏外国の武官や代表達は、この艦ですらでかい、と驚きを隠せなかった。
今回の観閲官は、各国代表と武官、フェン王国剣王シハン、アメリカ合衆国大統領、日本皇国内閣総理大臣*2である。
観閲艦となった【香椎】に充分驚いていた剣王シハンや各国代表、武官達だったが、観艦式が始まり、彼らは更なる衝撃を受ける事となる。
フェン王国民、そして、軍祭に招待された各国の代表者や武官らは、その威容に言葉を無くした。
中には失神する者もいたほどである。
グラ・バルカス帝国の諜報員達もそれを目の当たりにして、それまで自身の中にあった何かが崩れ去るのを感じた。
彼らは、一瞬で察したのだ。
【戦えば祖国は負ける】と。
日本皇国がこの観艦式に派遣したのは、日本皇国海軍第一艦隊並びに第二艦隊から抽出された艦艇群30隻、そこに第一潜水艦隊の8隻の潜水艦を合わせた特別編成の大艦隊である。
観艦式の場に、日本皇国海軍艦が姿を見せる。
自分達の常識を水平線の向こう側に吹き飛ばしそうな姿の軍艦を目の当たりにして、各国の代表たちの耳には解説する日本皇国海軍の士官の声すら聞こえていないかもしれない。
《最初に現れた艦艇は第一艦隊所属であります。
第一艦隊兼第一打撃戦隊旗艦 戦艦【越後】同二番艦【越前】
全長 351m、全幅 53.4、基準排水量 14万4千t以上
機関 ロ型25式核融合炉、速力 32kn以上
武装
25式20cm超電磁砲×1、50口径51cm三連装砲2基6門、120mm 速射砲×2、40mm 高性能自動対空機関砲4基、25式対空用高出力レーザー砲×1、VLS対空ミサイル(20セル)、VLS対艦ミサイル(12セル)、対潜ミサイル発射機×2
搭載機はヘリ2機を搭載しております!座乗指揮官は第一艦隊司令長官、沖田宗一中将であります!》
解説に理解不能な単語があるが、それらは補足として説明されていく。
しかし、それでも理解出来ずに、自身の分かる範囲で理解しようと各国の代表達らは努力した。
この2隻の巨艦を目にした者達の反応はさまざまである。
列強の武官の中にはハリボテだと言う者もいれば、ミリシアルの様に正しく理解する者もいた。
ミリシアル帝国の武官は、世界最強の海軍だと言う自信が一瞬で粉砕され、立っているだけで精一杯で精神は最早ガタガタになってしまっていた。
また、グラ・バルカス帝国の諜報員達は、死んだ魚の目になりつつ、あらゆる媒体を使用して写真を撮ったりなど記録をしていく。
ただ、彼らは忘れている。
まだ、2隻しか見ていないのだ。
《次に現れましたのは、皇国海軍第二艦隊所属、第二艦隊兼第二打撃戦隊旗艦尾張型戦艦【尾張】二番艦【駿河】であります!
性能諸元は全長 324m、全幅 48.9m、基準排水量 11万2千t、機関 ロ型14式核融合炉、速力 30kt!
武装、50口径46cm三連装砲3基9門、120mm 速射砲2基、40mm高性能自動対空機関砲6基、VLS対空ミサイル(20セル)、VLS対艦ミサイル(12セル)、対潜ミサイル発射機2基を装備しております!
搭載機はヘリ1機搭載可能となり、先のロウリア王国との戦いではロウリア王国の艦隊をこの2隻のみでほぼ撃破しており、正に武勲艦であります!
座乗指揮官は第二艦隊司令長官、徳田新之助中将であります!》
この紹介の中に武勲艦との言葉を聞いた各国代表や武官達は目の色を輝かし、その姿を見た。
武勲艦の響きは彼らの興味を引くのに充分な威力があった。
そしてグラ・バルカスの諜報員達はしっかりと仕事をしつつ、報告書に必死で日本やアメリカと戦うなと繰り返し記入する。
相変わらず目は死んだ魚のままだったが。
更に続いて戦艦2隻が紹介されて、次に現れたのは日本皇国海軍の最新鋭航空母艦であった。
《今現れましたのは皇国海軍第一艦隊第一空母戦隊【出雲 】二番艦【八雲】であります!全長 340m、全幅 80m、基準排水量 11万t以上、機関 ロ型14式核融合炉、速力 30kn以上、武装、40mm 高性能自動対空機関砲4基、近接防空迎撃ミサイル12連装×2を装備
艦載機は90機以上を搭載する我が国の最新鋭航空母艦であり、搭載機は只今上空を通過した我が国の誇る最新鋭艦載戦闘機である24式墳式戦闘機【雷電】であります!
座乗指揮官は第一空母戦隊司令、松田翔太少将であります!》
この航空母艦の紹介と、空母艦載機の飛行を目の当たりにしたミリシアルの武官は、ちょっとした疑問を持った。
日本の航空機は見たところ自国の戦闘機と同じ推進方式だが、自国戦闘機よりも数倍速い。
と言うよりも自国の戦闘機が異常に遅く思ってしまい、それを近くで補足説明していた日本の士官につい話してしまう。
これが後々ミリシアルの戦闘機に影響を与えるのだが、彼らは知らない。
そしてグラ・バルカスの諜報員達は帰りたくなっていた。
日本の艦艇の紹介が終わるのは更に数十分後であり、日本が自国より高性能な潜水艦まで持って居るのを確認した諜報員達は、次に控えるアメリカ艦隊を見たくなかった。
現実は非情である。
その様子を監視している日本の諜報員は愉悦を感じていた。
某神父ではない。
今後登場させたい兵器第一弾 空中戦艦又は空母でどれを登場させれば良いですか?上位2つを登場させたいと思います。
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