チートなアメリカ合衆国&日本皇国召喚   作:名無之助

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第12話・観艦式を終えて

 観艦式が終わると、剣王シハンからの要望で日本、アメリカ両国の超電磁砲搭載艦によるデモンストレーションとして廃艦を使った射撃訓練が行われることとなったが、ここで問題が発生する。

 

 フェン王国が用意した廃艦では標的として不足だと、そう言い始めるものが現れたのだ。

 

 まあ、アメリカ合衆国大統領なのだが…。

 

 そこで、アメリカと日本は数日の猶予をフェン王国に求め、了承を得てから新たな標的艦を自前で用意しようとした。

 

 ところが、さらにそこに観艦式には参加していなかったミリシアル帝国が接触してきたのだ。

 

 この世界最強の国だという国家相手であり、丁寧に対応する日本、アメリカの外交官だが、ミリシアルの外交官の無意識の上から目線に対し、不快な思いをしていた。

 

 そんな中、話の中で、其々の国の軍事の話となり、武官も交えて話をすることとなったのだが、ミリシアルが自国の第零魔導艦隊の強さをアピールし始めた際、日本の武官が放った一言がミリシアルの外交官に火をつけてしまう。

 

 魔導艦隊の強さアピールを聞いた武官の一言とは、「もし戦ったら撃破するのに10分くらいかな」と言うアメリカ側武官との小声での会話で出た一言であった。

 

 当人らは聞こえないように話していたつもりだが、ミリシアルの外交官は残念ながら耳が良かったらしく確りと聞かれており、ミリシアルの外交官が「そこまで言うならば見せてみよ!貴国らでは我が国の旧式戦艦すら破壊できないと教えてやる!」と言う、その流れで、ミリシアルが用意した旧式戦艦を標的艦とした砲撃訓練がフェン王国の沖合で行われることとなる。

 

 

 それから数日、ミリシアル帝国が用意した旧式戦艦マーキュリー級魔導戦艦2隻と日米両国が用意した標的艦(廃艦予定の駆逐艦)2隻を的に、フェン王国沖合にてその砲撃訓練が行われる。

 

 アメリカ海軍、日本海軍、ミリシアル帝国海軍、フェン王国水軍からの代表者数十人を乗せたアメリカ海軍空母ユナイテッド・ステーツの甲板上で、その各国代表者らの見守る前でついに訓練が始まる。

 

 まずは駆逐艦を的にした通常砲弾による砲撃である。

 

 最初に発砲したのは日本海軍 戦艦越後である。

 

 結果、見事に砲弾は命中、凄まじい轟音と共に高く上がる波飛沫にミリシアルの代表者は驚愕した。

 

 自国の最新鋭戦艦を優に超えている…そう理解させられた瞬間である。

 

 駆逐艦は波飛沫が晴れると跡形もなく、残骸のみが波間に浮いているのが見えた。

 

 アメリカ艦も同様の結果となり、次にいよいよ超電磁砲の砲撃となる。

 

 

 日米の超電磁砲搭載艦二隻による超電磁砲の同時射撃である。

 

 戦艦越後 戦闘指揮所

 

 「超電磁砲発射準備に入る。アリゾナとタイミングを合わせろよ」

 

 「了解、超電磁砲発射準備!安全装置解除、電磁加速装置へ回路接続、電圧正常に上昇中」

 

 「超電磁砲全システム正常に作動、電圧最大出力、超電磁砲発射準備完了」

 

 「最終安全装置解除、アリゾナより発射準備完了との報告、発射10秒前!」

 

 「照準よし!………3・2・1…超電磁砲撃ち方始め‼︎」

 

 「撃ぇーー(って)!」

 

 

 ユナイテッド・ステーツの甲板上からは、越後、アリゾナの両艦の超電磁砲の砲塔が電圧の回路作動により青く発光する様子と、発射時に稲光が発射方向へ伸びる様子が見えていた。

 

 そして轟音、ミリシアルの旧式戦艦は、命中したと思われる艦中央が削り取られるように崩壊(・・・・・・・・・・・・)し黒煙を上げながら沈んでゆく。

 

 ミリシアル帝国の代表者らは、信じられないという様子でその光景を眺めるしかなかった。

 

 ミリシアルの代表者らにとって、今日ほど自分のプライドがズタズタにされた日はないだろう。

 

 ユナイテッド・ステーツを見た時、泡を拭いて倒れたミリシアルの若い女技術者は下着を変える羽目になるし、外交官や代表団の団長である軍人は上に上げる報告をどうすれば良いのかと胃を痛め、又別の代表団の軍人は第零魔導艦隊なら同じことができる!と虚勢をはる。

 

 その後…帰路に着くミリシアル代表団はお通夜のような重く暗い雰囲気を漂わせていたと言う……。

今後登場させたい兵器第一弾 空中戦艦又は空母でどれを登場させれば良いですか?上位2つを登場させたいと思います。

  • ラピュタのゴリアテ
  • エースコンバット重巡航管制機
  • エースコンバットアークバード
  • エースコンバット空中要塞グレイブニル
  • 未来少年コナンのギカント
  • ガンダムからガルダ級大型輸送機
  • ラピュタからタイガーモス号
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