《これより、令和20年度、冬季総合大演習"スノー・フラッグ"を開始いたします!》
その宣言がアナウンスされると、設置された大型スクリーンから映像が出され、各部隊の移動の様子に合わせてその部隊の特性や歴史などの紹介がされていく。
この演習での想定として、他国軍機の領空侵犯から始まり、多方面からの同時強襲上陸により海軍の展開が間に合わず、空軍も多方面からの強襲であることと、敵航空部隊の妨害により対応しきれずに敵に上陸されてしまった場合を想定し、北部方面即応空中機動旅団の機動力を活かした即応緊急展開による戦線の構築、行政の協力により周辺住民の避難が開始されたと言う設定が追加された。
そして敵航空部隊による攻撃に対し、携帯式対空ミサイルを使用して対抗するも苦戦、戦闘機による攻撃にヘリ部隊は損害を受け後退、味方戦闘機部隊の来援と展開は続く。
尚、敵役の航空機はムー国へ提供予定の01式局地戦闘機【震電】が務め、その性能をアナウンスで紹介されそれを裏付ける様に機動性み見せつける機体を目にしたムー国外交団は、ここで改めて自国と日本皇国の差に愕然とした。
敵航空部隊に対し、味方戦闘機が迎撃にくると敵役は即座に対抗も撃退、一連の動きにムー国外交団のムー国戦闘機パイロットはムー国でも最高峰のパイロットである彼らから見て、レシプロ機でジェットに一瞬でも対抗して見せた敵役と、それに冷静に対処して見せたジェットのパイロットについて"頭おかしい!イカれている!"との感想を抱かせた。
まあ、レシプロ機でコブラ、クルピットなる高難易度技を複数回見せつけられ、それに対抗心を出したジェットのパイロット2人が無意味にとある伝説的パイロットが生み出した"横転コルク抜き"なる技を出し対抗する様子を見せられたら誰でもそんな感想をいだくだろう。
因みにそれをやったパイロット達は演習を総括している北部方面軍総監である大将閣下に後程直々に呼び出され、空軍の北部方面防空軍司令たる中将閣下とパイロットである彼らの直属の上官である部隊長の少佐と大尉ら4名からキツい説教を喰らう羽目になる。
そんな出来事はあったものの、演習自体は最終日まで滞りなく終わり、ムー国を始め、日本皇国とアメリカ軍の大規模演習を始めて観る事になったクワ・トイネ公国とクイラ王国、アルタラス王国、パーパルディア共和国、フェン王国、ロウリア王国らの観戦武官たちは、演習中に自分達の理解を超えた戦術や戦略、部隊運用について演習期間中に日本皇国の担当士官に何度も何度も質問攻めにしたため、件の士官が過労で倒れるまでに熱心に日本皇国の軍の戦術を学んだ。
ミリシアル帝国は観戦武官を派遣して居なかったが大使が一応招かれて居た為最終日まで演習を見学、大使は元軍人だったこともあり日本皇国軍の実力を正しく理解し本国へ正確に報告したが、本国の受取は【我が国には及ばないがムー国に少し劣る程度の国】とされた。
そして、前回同様大使は精神に問題があるとして解任され精神病院へと言う流れとなった。
スパイを送って来ていたグラ・バルカスはそのスパイが行方不明になりそもそも情報が得られなかった。
それがスノー・フラッグでの各国の状況である。
そして最終日、陛下が御観覧あそばされる冬季閲兵式が執り行われる日のその前日、陛下が宿泊しているホテルは騒然となっていた。
理由は、陛下がこっそりと侍従の目を盗んでホテルを抜け出したのだ。
しかも、護衛官に気付かれないように変装までして抜け出し、どこに行ったのかと言うと、ホテル近くの洋食屋であった。
ただ、その日はその洋食屋にムー国の女性技術者が一人で食事をしており、しかも些か酔っ払っていたのである。
そこに陛下が鉢合わせする事となる。
その酔い潰れていた女性技術者が呟いた「マイラスが…こんなにアピールしてるのに…むにゃむにゃ」の一言に外交団と挨拶を交わしていた陛下は女性の顔を知っており、マイラスも知っていたがために、陛下の悪戯心…もといお節介が発動するのだが、それがまた別の騒動となる。
ただ、今回の騒動の1番の被害者は「またですか陛下ぁ!!」とホテルで叫ぶ侍従長と警護責任者、そして、陛下の悪戯に加担させられる事になるこっそり後ろから来ていた護衛達である。
アンケート実施します。アンケート締め切りは5月15日までとします。
今後登場させたい兵器第一弾 空中戦艦又は空母でどれを登場させれば良いですか?上位2つを登場させたいと思います。
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