チートなアメリカ合衆国&日本皇国召喚   作:名無之助

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今更ですが、原作寄りもギムの街が攻撃を受けるまで約10日ほど猶予ができてます。

理由?CIAに聞いてください。

(CIAは何をしたのか…おっと誰か来たよう…ガチャ
「ヤラナイカ?」……バタン…これ…普通来るのCIAだよね?なぜ青つなぎがいるのか…最近読んだ艦これ小説に毒されてるのかな……さて逃げるか)


第5話・ギムの街救援3

クワトイネ公国、西部、国境から20kmの町、ギムにおいて、今まさに戦いの火蓋がきられようとしていた。

 

中央歴1639年4月22日

 

クワトイネ公国、西部方面騎士団、及び西部方面、第一飛龍隊、第二飛龍隊西部方面騎士団団長モイジは、焦燥感にかられていた。

 

西部方面隊の兵力、歩兵2500、弓兵200、重装歩兵500、騎兵200、軽騎兵100、飛龍24騎、魔導師30人 そして、アメリカから提供されていたM1897 75mm野砲4基更に、歩兵や騎兵には日本から提供された三八式歩兵銃が配備され、文明圏の国家にも負けないようなレベルにまで強化されていた。

 

 その上での準有事体制であり、クワトイネの総兵力から考えると、かなりの兵力、しかし、国境沿いに張り付いている敵兵力はこちらの兵力を遥かに凌駕する。

 

その兵力差はいくら強化された戦力を持つとは言え、モイジを焦燥させるには十分すぎる兵力差があったのだ。

 

それに加え、こちらからの通信の一切を、ロウリア王国側は、無視しつづけている。

 

すでに、開通したばかりの鉄道を使い市民のギムから疎開を開始しているが、それもまだ三分のニ以上が残されている現状であった。

 

ただ、ギムの街の近辺にある村落が、ロウリアの斥候と思われる部隊に略奪や虐殺行為の被害を受けているのも、モイジの耳には入っており、そのことに対してギムの防備を固めなければならず、救援を行えないことへの無力感も、モイジは感じていた。

 

その無力感を振り払う様に、モイジは通信士へと顔を向ける。

 

「ロウリアからの通信はないか?」

 

 モイジは魔力通信士に尋ねる。

 

「こちらからの通信は、確かに届いているはずですが、現在のところ、返信はありません。こちらからの通信は無視し続けています。」

 

 多少の兵力差なら、作戦で、負けない戦いはできる。しかし、今回は圧倒的すぎる差がある。いったいどうすれば良い?

 

「司令部からの、増援要請の回答はどうなっている?」

 

「司令部には、再三に渡り、要請していますが、「現在非常召集中」との事、また、日本皇国陸軍が救援に動いてくれているとの事」

 

「そうか!日本皇国が動いてくれているのか!しかし……間に合ってくれるかどうかだな…場合によってはギムを放棄しなくてはならん…か」

 

 それぞれの思いを乗せ、時は過ぎていった。

 

中央歴1639年4月22日早朝

 

国境から20kmの町、ギム

 

 突如として、ギムの西側国境から、赤い煙が上がる。と、同時に通信用魔法から、緊迫した通信が入る。

 

「ロウリアのワイバーン多数がギム方向へ侵攻、同時に歩兵・・・数万が国境を越え、侵攻を開始した。繰り返す、はっ!!!!!!!!逃げろーーーーーーー!!ぐあぁぁぁ」

 

 魔法通信が突如途絶える。

 

赤いのろし、ロウリアがクワトイネに侵攻した合図、それを目撃した西部方面騎士団団長モイジは吼えた。

 

「第一飛龍隊及び第二飛龍隊は全騎上がり、敵ワイバーンにあたれ!!軽騎兵は、右側側面から、かく乱しろ!!騎兵200は遊撃とする、指示あるまで待機!!最前列に重装歩兵、その後に歩兵を配置、隊列を乱すな。弓兵は、その後ろにつけ、最大射程で支援しろ!魔道士は、攻撃しなくて良い、全員で、風向きをこちらを風上としろ!砲兵部隊!敵が射程に入り次第攻撃開始!奴らに大砲の威力を見せてやれ!」

 

 飛龍が舞い上がる。全力出撃の24騎、高度を上げる。隊を2隊に分け、1隊を水平飛行、2隊目に上昇限度まで高度を上げさせる。

 

 やがて、ロウリア王国の方向の空に、黒い点が大量に現れる。その量に、クワトイネの飛龍部隊は、驚愕する。

 

 ロウリア王国東方討伐軍先遣隊 飛龍第一次攻撃隊 その数75騎

 

 クワトイネの飛龍部隊は、勇猛果敢に、ロウリア側の飛龍へ突っ込んでいった。

 

 ロウリア王国の飛龍部隊75騎は、クワトイネの飛龍を視界に捕らえた。

 

 「火炎弾の空間制圧射撃を実施する。」

 

 飛龍を指揮する竜騎士団長アルデバラン、彼は一気にケリをつけるつもりだった。

75騎のワイバーンが、面のように、並び、口を開ける。

 

口の中には、徐々に火球が形成されていく。

 

「発射5秒前、4,3,2,1、発射!!」

 

75騎のワイバーンの火炎弾一斉射撃、火炎弾の回転方向により、面の内側の火球は推進力を経て射程距離が面外側よりも伸びる。

 

この特性を使い、クワ・トイネの龍が射撃を開始する前に、一斉射撃を実施。

クワ・トイネの飛龍12騎に直撃し、落ちていく。

 

「隊を2つに分けていたか・・。上空に警戒せよ」

 

 アルデバランが指揮をした40秒後、太陽を背に、上空から12騎のワイバーンが1列になって突っ込んでくる。彼らは、すれ違いざまに、火炎弾を発射した。

 

3騎の飛龍がこれに直撃し、落ちていく。

 

 彼らはすぐに乱戦となった。ロウリア側は、5騎でクワ・トイネの飛龍1騎にあたる。バタバタと、クワ・トイネの飛龍が落ちて行き、数分ほどで、クワトイネ公国飛龍部隊は全滅した。

 

味方の地上部隊へ攻撃を仕掛けに行く敵ワイバーン部隊を視界に納めながら、最後に落とされた飛龍部隊の隊員は…自分達にも歩兵銃を持たせてもらっていれば…との思考を最後に意識を手放した…。

 

「地上部隊を支援する。全騎、支援射撃を実施せよ」

 

ワイバーンたちは、クワ・トイネの地上軍に襲い掛かった。

 

「ち・・・ちくしょう!!!敵の飛龍は、量も多い上に、技量も高い!!」

 

クワ・トイネ公国西部方面騎士団団長モイジは、壁に拳を打ち付ける悔しげにつぶやく。

 

「まさか、これ程早く竜騎士団がやられるとは……竜騎士団にも歩兵銃が行き渡っていれば…」

 

 

クワ・トイネ地上軍はワイバーンによる攻撃に、被害を拡大させていたが…それでも、日本皇国から提供された三八式歩兵銃が効果を発揮し、クワ・トイネ地上軍の崩壊を食い止める一助になっていた。

 

更に、継続的に撃ち続けられているM1897 75mm野砲4基の効果も大きい、これらの存在により、ロウリア軍は予想外の損害を被っていた。

 

ロウリアの飛龍部隊を率いる竜騎士団の団長であるアルデバランは、搭乗する者を失った飛龍たちを眺める。

 

彼の部隊がクワ・トイネ地上軍を攻撃した際、地上軍に接近した騎士がパンパンパンとの音と共に飛龍から力無く落下、また、彼らの乗っていた飛龍も怪我をしていた。

 

アルデバランはその光景、そして、今自分が見ている飛龍たちの状態から、何かがおかしいという思いと同時に、嫌な予感がしていた。

 

そして、ロウリア地上軍も同様である。

 

M1897 75mm野砲4基から放たれる砲弾に前線より後ろにいる兵が吹き飛ばされたり、前線でも乾いた音と共に兵が血を吹き出し倒れるなど、今までは考えられない程の損害を出していたのである。

 

ロウリア軍先遣隊副将アデムは、驚愕と共に、苛立ち、怒気を露わにしていた。

 

「この損害…そして、あの攻撃は…なぜ蛮族風情が魔導砲などと言う高等技術を使っているのだ!それは貴様らには過ぎた代物であろうか!どこの誰が貴様らごときを手助けしておるのかぁ!!」

 

全く持って理不尽な怒りであったが…。

 

しかし、クワ・トイネ地上軍も最早限界である。

 

これまで、自軍の倍以上の損害をロウリア側に与えていたが、自軍の三倍は優に超える大軍を相手に、優勢に戦えていた要因であったM1897 75㎜野砲は先程ロウリアの飛龍による攻撃で破壊され、他の地上軍部隊も弾薬が尽きた部隊から次々と蹂躙されていく。

 

遊兵として残していた騎兵を先程出陣させて突撃させたが、敵の進軍が若干遅くなった程度の成果しか得られずに、上空からの飛龍の攻撃を受け、更にはロウリア地上軍の数の暴力の前に壊滅してしまう。

 

クワ・トイネ公国西部方面騎士団団長モイジも、最早これまでかと諦めかけたその時である。

 

羽音のような音が聞こえて来たのは…

 

その音は段々と大きくなり、モイジは空を見上げている配下の兵に釣られて同じく空を見上げる。

 

「…鋼鉄の天馬…」

 

モイジは呟く。

 

そこからはまさに蹂躙というに相応しい戦いとなった。

 

地上軍を援護しようとしたロウリア軍竜騎士団は、恐ろしい速さで飛ぶ飛行物体に次々と撃ち落とされ、指揮を執るアルデバランも、その飛行物体から飛んで来たナニカに当たり、痛みを感じる間も無く意識を刈り取られる。

 

数十分後、ロウリア軍は想定外の大損害に大混乱に陥り、這々の体で近くの森へと逃げ込むが…

 

「ぎゃあ!」

 

「ぐわぁ!」

 

森に逃げ込んだロウリア軍を更に追い詰める存在がそこには待ち伏せていた。

 

「て、敵襲だ!応戦しろ!」

 

「敵なんて見えないぞ!どこにいる!」

「き、貴様ら!俺を、俺を守れ!」

 

アデムは配下の兵にそう叫ぶが、直後に眉間に風穴を開け倒れ伏す。

 

やっとの思いで森を抜けた彼らを、更なる災難が襲う。

 

『こちら第三機動強襲連隊…獲物は森を抜けた…程よく焼いてやってくれ』

 

『こちら第七二自走砲兵連隊…了解した。ミディアムにしてやる』

 

この時、ロウリア兵らにとって絶望をもたらす会話がされていた。

 

『だんちゃーく………今!!』

 

森を抜けたロウリア軍は、直後、凄まじい衝撃と爆風に襲われ、恐怖に逃げ惑う。

 

しかし、日本皇国陸軍(獲物を前にした狼)は容赦がなかった。

 

『全弾効果確認!同一諸元、効力射!!撃てー!!』

 

日本皇国第七二自走砲兵連隊による蹂躙から逃げ延び辛くも生き残ったロウリア将兵の前に現れたのは、鋼鉄の像の様な物体であった。

 

それは日本皇国陸軍第七一戦車旅団所属の戦車部隊であった。

 

 

そしてその威圧感は、ロウリア軍将兵の心を完全に砕いた。

 

戦車部隊はロウリア軍に既に戦闘力が無いのを察して、降伏を勧告、ロウリア軍将兵は降伏した。

 

これにより、ギムの街は救われたのである

 

ちなみに、生き残りのロウリア将兵は、ちょっとした音でも恐怖から蹲り、何時間もブツブツ何やら呟く様になってしまったらしい…。

 

その後、周辺村落から辛うじて逃げ出したエルフの村人が、本隊の壊滅をいまだに知らない斥候部隊に追われているのに遭遇した日本皇国のヘリ数機が、その斥候部隊を殲滅し、ヘリの搭乗員達が村人達から太陽の神の御使いなどと言われ、戸惑う事になるのはまた別のお話し。

 

そして、海上でも蹂り……戦いが起きようとしていた……。

 

 

 

 

 

 




青つなぎ「ち、逃げられたか…」


作者生還!やったね!

深夜テンションは恐ろしい。

因みに、今回の話、昨日の深夜に投稿するつもりで忘れてました。

すいません。

だからって青つなぎに作者の逃亡先教えないでね!


……ふりじゃないからね!



今後登場させたい兵器第一弾 空中戦艦又は空母でどれを登場させれば良いですか?上位2つを登場させたいと思います。

  • ラピュタのゴリアテ
  • エースコンバット重巡航管制機
  • エースコンバットアークバード
  • エースコンバット空中要塞グレイブニル
  • 未来少年コナンのギカント
  • ガンダムからガルダ級大型輸送機
  • ラピュタからタイガーモス号
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