星の戦士はヒーローである   作:ALICEとBOB

1 / 1
夢の章
第1話 ピンクの訪問者は未だ訪れない(寝ています)


むかしむかしあるところに星の戦士と呼ばれている旅人がおり、旅をしておりました。

そしてその旅人は星の形で周りに環っかがついており、宇宙一輝いていると言われる美しい星をみつけることになります。

それは、地球からずっとずっと遠く離れた小さな星の、そのまた小さな国のお話です。

その国のひとたちはあきれかえるほどの平和な生活を楽しんでいました。

その国の名前は「プププランド」といいます。

しかし、長く続いたプププランドの平和も、おしまいの時がやってきました。

ある日の晩、丘のむこうの「デデデ山」から、くいしんぼうで有名な「デデデ大王」とその手下たちがやってきて、一晩でプププランドの食べ物という食べ物をドロボウしてしまったのです。

そしてそれどころか、その国に伝わる空飛ぶ秘宝「きらきらぼし」までも奪いさってしまったのです。

宝物を奪われたひとびとは悲しみましたが、それよりも、おなががすくのはもっと困ります。

みんなどうしようかなとなやんでいる時、ひとりの若い旅人がプププランドにやってきました。

その若い旅人は旅の途中でした。

しかし、プププランドのひとびとが困っていることを聞くと、みんなの食べ物をぼくが取り戻し、みんなおなかいっぱいごはんを食べられるようにしてあげようと、ひとりでデデデ山へとむかっていきました。

はるかぜとともに現れたゆうかんな若者。その名は「カービィ」。

プププランドのみんなのおなかを満たすため、それいけカービィ、がんばれカービィ!!

 

 

…………

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

「以上で読み聞かせを終わります。ご清聴ありがとうございました」

 

 

パチパチパチパチ

 

 

「兄ちゃん、面白っかったよ」「ねーねー、この続きはー?」「もう終わりー?」

 

 

「ごめんな。今日はここまでなんだ。また次回もやるから楽しみに待っててくれよ」

 

 

「「「「「「ええー、続き気になるー」」」」」

 

 

 今回の読み聞かせは好評だったらしく、子供がいろんな質問をしてくるなか質問に答えつつ絵本をエナメルにしまう。今回は讃州中学の自分の部活動の一環で保育園に来たのだ。

 

 

「はいはい、今日はもうおしまいね。ありがとうね、政博(まさひろ)くん。また機会があったらお願いしてもいいかしら?子供たちも気になってるみたいだし」

 

 

「いえいえ、構いませんよ。部室を通して頂ければ予定を見て伺わせていただきます」

 

 

「ええ、よろしくお願いね。そろそろあの子たちも終わるんじゃないかしら?」

 

 

「そうですね、今から向かいます。みんなもじゃあね」

 

 

「「「「「せーの、ありがとうございました!」」」」」

 

 

 保育園児の歓声をうけながら、図書室を出て職員室の担当の先生に挨拶をしてからふたりがいる校庭へ向かう。2階の窓からのぞくと子供たちが整列して挨拶をしていた。二人も先生の真横で子供たちと触れ合い嬉しそうな顔をしており、今回もなんやかんやで充実していたらしい。その後下駄箱でスリッパをしまい運動靴に履き替えて校庭に出るとあちらもちょうど終わった頃らしく車いすを押して出てくる二人が出てきた。

 

 

「あ、ヒロくんお疲れ様」

 

 

「お疲れ様、星野君」

 

 

「ああ、二人もお疲れ様」

 

 

 そういって言葉をかけてきたのは自分と同じ讃州中学の部活部員である自分と同じピンク色の髪をした天真爛漫な少女である結城友奈と黒く長い髪をあおいリボンで結んだ東郷美森だった。相変わらず二人は一緒にいるなーとか対照的な髪色は映えるな~とかのほほんと考えていると

 

 

「ヒロくん、今回の読み聞かせはどうだった?」

 

 

「ん、いや好評だったよ。全くのオリジナルだけどどうやら満足してくれたみたいだよ」

 

 

「いつも思うのだけれど、星野君はどうやって内容を考えているの?」

 

 

「考えてないよ。ただ夢に出てくるものを今回は絵本におとしただけだ」

 

 

「それって、前から言ってた、ピンクのまん丸い子が冒険をするやつだっけ?」

 

 

そういって友奈が小首をかしげる。

 

 

「そうそれ、なぜか知らんが物心つく前から、それこそ頃からほぼ毎日といっていいほどみてる。それより友奈、東郷の代わるよ。この後坂あるから」

 

 

「うん、わかった」「よろしくね」

 

 

 そうやって友奈から東郷の車いすを押す役を代わってもらう。こうしてのんびり三人で帰るようになったのは東郷が友奈の家のお隣に引っ越してきた1年前。同じ中学だとわかりいつもの親切心からか「一緒に登校しよ!」の友奈の一言であれよあれよといううちにただ一緒にご挨拶に向かったはずがなぜかいつの間にか東郷の車いすを押すことになっていた。自分的には困っている人がいれば助けるがその前から協力を願い出るとは我が幼馴染はさすがである。そうやってからはほぼ毎日病気や雨が降らない限りは自分と友奈が交代交代(こうたいごうたい)で車いすを押している。

 

 もともと登下校は友奈と帰っていたが、東郷が加わったことでさらに笑顔が増えたし、うれしそうだ。東郷も最初こそは他人に命綱ともいえる車いすを押してもらうのは忌避していたようだが、二人とも車いすを押したことがあるいうと、渋々ではあるが了承し一緒に讃州中学校に向かうこととなった。最初こそ緊張してぎこちなかったが、友奈の持ち前のコミュニケーション能力で次第に打ち解け笑顔を見せるようになった。ほんと尊敬します。

 

 自分ですか?打ち解けるまで3週間かかりましたが何か?コミュ障ってわけでわないが人から喋りかけられれば喋る。だけど普段自分から他人に対して(親しい人はこの場限りでない)喋りかけることはほとんどない。そういう点で友奈のことを羨ましく思う。そんなこんなでいまではかなり三人は仲良くやっていると思う。

 

 

「そういえばヒロくん、風先輩への連絡は?」

 

 

「学校出る前にすましておいた。明日報告を聞くそうだよ。なんか今日樹ちゃんと用事があるから家に早めに帰ったみたいだ」

 

 

「そうなんだ、あ、そろそろ家に着くね!」

 

 

 そうして下校しているといつに間にか夕方になっており、自分たちの家の近くを示すいつもの道路標識が見えてきた。少し歩いて先に東郷の家の前まで行くと

 

 

「ありがとう、星野君。長い距離だったけどつらくなかった?」

 

 

「いや、全然。慣れてるから気にしなくていい。それより友奈、明日は東郷を頼む。僕は学級委員の仕事があるからね」

 

 

「うん、いいよ。任せて!」

 

 

「悪いな、東郷も頼む」

 

 

「ええ、わかったわ。でも星野君顔色悪そうだから早く休んだほうがいいわよ、明日も早いのよね」

 

 

「そうだよ、ヒロくん早く休んだほうがいいよ」

 

 

「ああそうだな。ありがとう二人とも。っと、そろそろ別れよう。暗くなってきたし。じゃあ二人ともお休みなさい、いい夢を……」

 

 

「「お休みなさい、いい夢をヒロくん(星野君)」」

 

 

二人と別れた自分は、友奈の家の前にある自分の家のポストを確認したら水道修理業者のおなじみのあれが入っていたので鞄からカギを出して家に入り電気をつけて靴を脱いだ。

 

 

「ただいま」

 

 

 その声に対してなにか返事が返ってくることはない。リビングは相変わらず真っ暗であり、暗闇の中に自分一人でいるような錯覚を受ける。当たり前だ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。電気をつけて冷蔵庫から冷えたコップを取り出して氷と水を入れてがぶ飲みをする。そうして異物感を流そうとしても流せず何度かそれを繰り返す。

 そして自分以外誰もいない、自分にとってもただ寝る場所となったもの寂しい家のソファにあおむけに倒れた。天井には何も映らず、ただただ静寂がその室内を支配していた。ただ無駄にテレビをつけ、音を流しても実際にこの場で声がするわけでもないので虚しさがまし、いつものようにすぐに消した。そうして眠気が襲ってきたところでいつものようにそれに身を任せた。

 

 

そうやって次第に瞼を落としていった。

 

 

 こうして僕こと星野政博(ほしのまさひろ)の一日は終わりを迎える。まだ4月始めではあるがなぜか夜はまだ肌寒く人肌がほしくなるがここにはそれがない。だからこそ頭を空っぽに、なにも考えないようにして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして今日もまた僕は終わらない悪夢(ゆめ)をみる。

子供のころから見た代わり映えしないピンクの真ん丸としたやつの冒険(ゆめ)とともに

 

 

 

 

 




※投稿理由

【星のカービィ スターアライズ プレイ中】(・* )ポチポチ

【ゆゆゆSS】(ョ・ω・`ョ)チラッ(ゆゆゆクロス多いけど精霊がクロスしたのないよな……)

【スターアライズ プレイ中】(・ω・\)チラッ

【星のカービィ】(゚ー゚*?)オヨ?

【カービィ】(゚∇゚ ;)

( ゚д゚)ハッ!


こんな感じで5秒ぐらいで考えた作品です。
なので設定はほとんど思いつきになります。

ついでにカービィは2話か3話に登場予定。

ぽよぽよカービィを愛でつつ、アニカビのカオスさとゆゆゆのシリアスを組み合わせていけたらいいなー(願望)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。