底辺ウマ娘が異世界転移したら何気にチート臭かった件 作:うひひゃう!@
クイーンベレー
F 1-s 第三位階
身長170cm 体重51kg
覚えていますか? そう、デビュー戦にてスペを威嚇したあのウマ娘です。あの後紆余曲折があり、結局未勝利で現役生活を終了した挙げ句、某組織のテロに巻き込まれあっさりと死亡。異世界へと転生した不幸体質そのものの人。当人がその事に気づいていないのが幸運と言えば幸運なのか? 転生した世界では位階が全ての下剋上ムリーな世界だが、そもウマ娘の身体能力が人の十倍なので、位階で言うとニ位階分下駄を履かされた状態。結果、ジャイアントキリングやり放題のチート状態にある。この僥倖に気が付いてくれるのはいつの日になるのか?
マビキ=ネアルコ
一般人 第一位階
32歳
クイーンベレーが異世界で初めてまともな会話をした相手。王都に本店を構えるネアルコ商会の若旦那。金も女房も子供も持ってる勝ち組。
リリッタ=ネアルコ
一般人の皮を被ったびじねすえりーと 第二位階 五歳
マビキの娘。この世界では何気に知識チートできるレベルの知性を持ち、大人相手でも物怖じしない剛毅さを併せ持つ。ベレーからセンパイと呼ばれるようになり有頂天!
パレッタ=ネアルコ
一般人 第一位階 34歳
マビキの妻で姉さん女房。料理は達人級でベレーも郷愁に涙するほど。更には商売にも明るく時としてマビキもやり込められる程。実はネアルコ商会は彼女の祖父が創始者。つまりマビキは婿養子。
『山嵐』のトンキッチン
第二位階 30歳
いきなりベレーを背中から捕まえようとして反撃されたベテラン冒険者。ギルマス、グレッコの幼なじみで一時はパーティーを組んでいた。グレッコに位階を離された事がコンプレックス。実は後輩思いの面倒見が良いタイプでベレーに絡んだのも、子分が理不尽な形で仕事を取られたと思ったから。もう少し思慮深ければおっさん無双系の主人公にもなれたかも?
『美しき』グレッコ=エール
第四位階 永遠の17歳
歌舞いた格好がトレードマークのトットーリ冒険者ギルドのギルドマスター。実は十六人兄弟の次男にして、女系家族の肉食系姉共の被害者。(長男はノンケ)冒険者として肉体を鍛える事と憎き姉共を超える女子力を鍛える事に人生を捧げた結果、神の意により『聖女』のギフトを賜った奇跡の人。
ルモッソ=エール
一般人 第一位階
グレッコの実の弟。父親に守られていた長男以外は当然の様に姉共におもちゃにされていた為彼も切ない半生であった。それを不憫に思ったグレッコに家と縁を切る事を諭され働く場所を与えられ、グレッコを神格化したらオネェが移っていた。
オルテガ、マッシュ
共に第一位階
トンキッチンの子分。別名モブ連2号、3号
アスラ=ウィンザー
勇者 第五位階 17歳
前国王アスラ=ウィンザー=シニアの養子にして現ウィンザー王国国王。ベレーにパーティーへの参加を勧誘するも素気無く断られた。冒険者としてのみならず、政治家としての才能もある。実は転生者であるが、その事実は誰にも告げる気は無く真実は墓場まで持っていくつもりである。
シルビア=ウィンザー
賢者 第五位階 16歳
前国王アスラ=ウィンザー=シニアの実子で養子であるアスラの婚約者。弟のガゼールを国王として押す旧貴族の勢力から命を狙われ止むなくアスラと婚約した。結果、冒険者として活動する事を余儀なくされた彼女は位階を上げる事に成功し、暗殺の危機を回避する。その中でアスラと恋仲になったものの、生来のツン体質が災いしてまだ乙女のまま。更には自らアスラはライバルであると公言してしまうというとほほな青春である。結論。ツンデレも大概にしなさい!
エリーゼ=ロワール
鍛冶師 第五位階 18歳
ドワーフの国、大棟梁の末娘。実質独裁国家であるドワーフ国の内乱に際し、当時鍛冶師を必要としていたアスラとシルビアが介入し、半ば誘拐同然に連れ去った。シルビアの時と同様に位階を上げた結果、暗殺の危機は去ったものの、大棟梁スティール=ロワールに気に入られたアスラは結果としてエリーゼを妾として娶る事を余儀なくされる。シルビアとの協定により、直接的行為は不可能となったものの心はアスラに捧げたエリーゼは今日もアスラの純潔を狙っている。