ありふれた職業になったのに、異常者認定されてしまった   作:銀花押

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この話を考える前に一話、二話をより良いものにしようとしたら全く別物ができた。何で!?

とまぁ、そんなことは置いておいて、いよいよ本章です。
一章 友達と異質な目 スタート!


一章 人付き合いと異質な目
1-1 波乱の幕開け


光がより一層強くなったと思った瞬間、たくさんの青い光の帯のようなものが複雑に絡み合っている光景が見えた。

--何なのかはよくわからないが、綺麗だな。

俺がそんな感想を抱いた、そのすぐ後に視界がいきなり白から黒へ変わった。

 

南雲side

 

光が収まると、周りの景色が変わっていた。神殿の祭壇っぽさのある他のところより一段高い所に立っている。そんな事を理解した時だった。

 

ドサッ

 

何か重いものが落ちたような音がした。その音に反応してクラスメイトたちと僕の視線が一箇所に集まる。

 

 

音の原因は虎藤だった。

 

「おい、大丈夫か!?」

 

近くにいた天之川君が彼に声をかけるけど、反応がない。このことから気絶していることは明らかだ。だけど、少なくとも僕には気絶するような原因は思い当たらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようこそ、勇者様一同方、私はイシュタルというものです。」

 

だけど、こういう空気を読めない人って何処でも一定数いるんだよね。

 

その後、僕たちはさっき起こった現象について聞くためにイシュタルと名乗った老人についていって大きな部屋に入った。この老人、ここでは高い地位についているらしい。

ちなみに、虎藤は彼に背負われてきた。ただ、そこそこ歩いたから時間もそこそこ立っているはず。なのに、まだ起きないなんて虎藤に一体何が起こったんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に入ってから聞いた話は、『はい、そうですか』とすぐに納得出来るようなものではなかった。

まず、此処(ここ)が僕らの住んでいた世界とは違うということがわかった。僕らが今いる国の名前が明らかに地球にはないものである上に、亜人や魔族がいると言うのだ。

 

次に、その亜人や魔族についてだ。

亜人というのは人と人以外の動物が複合されたような見た目をしており、多種族に分かれているらしい。後、彼らは種族ごとに特徴があるとも言っていたっけ。

例えば、ウサギの耳と尻尾が生えている人間のような見た目をしている兎人族。彼らの特徴は気配を消したり、気配を察したりする能力が高く、敏捷であるそうだ。

 

魔族というのはイシュタルさんたち人族(僕ら地球人も人族に属する)とは違って体内に魔力を持っており、全員魔法が使える種族らしい。ただ、人族と比べると出産率が極めて低いため、今のところ人族と魔族の争いは拮抗しているらしい。

 

そんなこんなを話し終えたイシュタルさんは一度そこで言葉を切り、続いて今日1日の中で一番衝撃的なことを言った。

 

 

「そして、我々は君たち勇者を呼び寄せてーーー」

 

ここまで聞いた瞬間、悪寒がした。まるでこの先は聞いてはいけないと体が拒否反応を起こしたみたいだった。

 

「魔族の奴らに勝つ。」

 




前書きで言い忘れましたが、UA1000、お気に入り10人を共に突破しました。初登校の作品にこれほどの評価をつけていただいて、とても嬉しいです。これからも、『ありふれた職業になったのに異常者認定されてしまった』をよろしくお願いします。
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