Phantasy Star Contractors 作:FatherBear
更新遅れてごめんなさい!
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「で?まだ着かんのか、その合流地点は?」
「ん~…。もう少しのハズなんですけど…。」
リリーパ族を襲っていた機甲種を撃退し、俺達は本来の目的である『協力者であるフーリエと合流地点で落ち合う』を果たそうとしていた…のだが…。
「…迷子か?」
「…迷子です…。」
ご覧の有り様だ。まぁ、新人に道案内させた俺にも落ち度はあるがな…。
「目標まで後何kmだ?」
「直線距離で…4.6kmです。」
「はぁ…。先が思いやられる…。というか、今からフーリエに連絡出来んのか?連絡先くらい知ってるだろう?」
協力者を名乗るからには連絡先の交換くらいしているだろう。さっさと連絡して道順を…
「いえ…それが、その…。お恥ずかしい事に聞くの忘れちゃって…。」
「おいおい…。」
そうして俺、Elizabethとアッシュは数時間、坑道内で自らの声で発せられる音の反響と付き合う事になった。
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「「…。」」
もはや音の反響は無くなり、あるのはただ沈黙だった。あれから何時間歩いたろうか?未だ辿り付く気がしない…。というかこれだけ時間だ経てばさすがのフーリエも…?
「…帰ってない…のか?」
フーリエの物と思われる生体反応は今現在も指定ポイント周辺をうろちょろしている様だった。
「…!この先か…?」
そこには大きな空間が広がっており、奥には瓦礫が溜まり先には行けないようだが、それでも十分に大きかった。
「…!!!!!あそこですよ!合流地点!やったぞ着いたんだ!」
「あぁ…そうだな…。」
やっとついたか…。全く、ヒヤヒヤさせ…!?
「ッ!?」
俺は咄嗟にヴィタライフルを構え、後ろを向いた。
「…ッ!?誰も、いない…!?」
先ほど、一瞬ではあるが1つの生体反応が確認出来た。だが…これは…!?
「おかしい…。何の前触れも無しに生体反応が付いたり消えたりするものか…。」
「…?どうしました、先輩?」
「いや、なんでもない。気を張り過ぎた様だ。」
どうか、そうであって欲しい。
※
「ヒュッー。危ない危ない。危うく見られるとこだったよ…。」
Elizabethの赤い鋼鉄の身体とは対象的な青い鋼鉄の身体がそこには『いた』。
「彼を尾行して手ががりの1つでもと思ったんだけど…まさか手ががりの『手』の字すら見つからないとはね…。エリザベス…恐れいるよ…。」
彼は体内に【蒼鬼】を抱えている。それは普通簡単な事ではない。一般人を苗床にしたなら間違いなく10秒も経たない内に解放されるだろう。
「それにしても、何故彼はこんな所に…?ここは既に調査され尽くされた地域のハズだけど…。」
すると、監視していた2人と…後1人に、巨大な機甲種が今まさに襲い掛かろうとしていた。これはボクにとっては好機だった。【蒼鬼】の一辺でも見れるかもしれない、そう思っているからだ。
「どれ…お手並み拝見といこう、【蒼鬼】…いや!Elizabeth!その奥底に眠る力をボクに見せてくれ…!」
彼がそういうと、彼の周りを飛んでいた羽虫が地に堕ちた。
お疲れ様でした!