Phantasy Star Contractors   作:FatherBear

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どうもくまです!
楽しんでいってください!


残業開始(前編)

 

 

「気温47度か…。さすがリリーパだ。一番気温の低い坑道でこれとは恐れ入る…。」

 

「本当ですよ…。まぁ、砂漠よりかはずっといいですけど…。」

 

現在俺、Elizabethとアッシュは惑星リリーパ地下坑道に『あるもの』を探しにきた。そう、あのクソ爺に強要されてあの『武器の破片』を探して来いと言われてきたのだ。

 

「それにしても、本当にいるのか?その協力者とやらは?」

 

「はい。いる…と思うんですけど…。あはは…。」

 

なんだその曖昧な回答は…?

 

「…まぁいい。で?そいつの名前は?」

 

「フーリエさんです。」

 

フーリエ…あぁ。

 

「あのオレンジ色の女か?」

 

「そう…ですね。」

 

確かにフーリエがリリーパに多く出向いているのは知っている。この間機密デートファイルを覗いていたとき

に偶然見た。1週間の勤務時間中、全てリリーパで過ごしていた。何故そこまで固執する…?

 

「…とりあえず、フーリエと合流するぞ。落ち合わせの場所は?」

 

「ここから結構先みたいですね。なんでも、リリーパ族がその辺りに住んでいるから、だとかなんとか。」

 

「…!そうか、リリーパ族か…。」

 

フーリエがリリーパに頻繁に赴いて理由が合致した。リリーパ族の生態調査の為だろう。

 

「…?どうかしましたか?」

 

「いや、何でもない。気にするな。」

 

そんな話をしていると…

 

《キシャアアアアアア!!!!!!!!》

 

「…ッ機甲種!」

 

「いやそれだけではない。その奥を見ろ。」

 

「奥…?……あっ!」

 

大量の機甲種に囲まれていたのは。噂をすれば何とやらだろうか、3体のリリーパ族だった。

 

「リッー!リッーリッー!!!」

 

「リッリッリッ!」

 

「リッー!」

 

はっきり言って状況は最悪だった。

 

「チィッ!」

 

「ど、どうしたら…!」

 

「…俺がライフルで牽制する。その隙にお前はアイツらを救出しろ。」

 

「え…!?でもそれじゃ!?」

 

「行け!今はそれしかない!」

 

「…死なないで下さいね!」

 

俺は腰から特殊改良を施したヴィタライフルを取り出し、機甲種に向かって発砲した。思い通り機甲種は俺にターゲットを変更し、一斉に向かってくる。

 

「行け!今が好機だ!」

 

「了解!」

 

…この数は流石に全部倒すのは無理か…。ならば…!

 

「これならどうだ…!」

 

ッタ"ァァァン!!タ"タ"タ"タ"タ"タ"ァァァァン!!

 

《キィィィ!?》

 

何をしたかって?脚の付け根を狙撃したのだ。普通ならそんな芸当は出来ないだろう。だが俺の銃は弾も特注品だ。俺のセンサーアイに連動して、弾が誘導される様になっている。まぁズーム倍率を上げている為、まともに移動出来ないが…。

 

《ギギギギ…》

 

「次ッ!」

 

 

 

 

「ふぅ…。」

 

全部倒すのは無理?全部倒したぞオイ…。

 

「せんぱあああい!」

 

「…アッシュか。どうだ?リリーパ族の連中は?」

 

「はい!全員無事です!」

 

「「「リッー!」」」

 

「そうか…。」

 

するとリリーパ族は、ある奇妙な行動をとった。

 

「リッー!」

 

「ん?なんだろ?壁?壁に何かあるのかな?」

 

「…?これは…」

 

文字だった。それもアークスの言葉ではない。いわゆるリリーパ語…?なのだろうか。

 

「「「…。」」」

 

リリーパ族はそれをジっと見つめている。やはり文字なのか…?

 

「「「リッ!」」」

 

「あっ!おいちょっと!」

 

その文字を見た後、3体は顔を見合せ、スクラップの隙間にそそくさと逃げていった。

 

「逃げられたな…。」

 

「何かしたのかな…?」

 

それはないだろう。まぁ恐らく、銃声鳴らしまくった上にこの見た目だ。逃げられても仕方ない。

 

「さて、そろそろ行くか。後何kmだ?」

 

「えっと…直線距離で2kmです。」

 

「了解した。念の為急ぐぞ。先ほどの様に機甲種に囲まれて死なれては困るからな。」

 

 




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