異能力について説明しよう。
曰く、一人一つ。
曰く、同能力は存在しない。
曰く、物理現象を捻じ曲げる。
これを異能力三原則という。
俺はこんなこと知らなかった。知るはずもなかった。
普通の高校にに行くはずだった、横浜の中3である。
でも今は、なんかよくわからないシステム机2、というか、椅子に座っている。
周りのは美少女いっぱい。
隣にはアタッシュケースを持った青年が俺の服を着て座っている。
なんでこうなった。
ことは一週間前まで遡る。
無事、というか何とか中学校を卒業して、高校への水仙も決まっていたため盛大に家のコタツで独りゲーム、漫画、ラノベ、えr・・・・エルコンドルパサーのCDを広げていた俺は能力者とは無縁の平和な、そう。とっても平和な生活を満喫していた。独りで。そう。独り・・・やめよう。虚しくなるだけだ。
台所から聞こえるお袋の食器洗いの音、ウィィィィィ........とハードディスクの回転するノーパソのえr・・・・エルコンドルパサーの音楽に耳をすませながら攻略本をめくる。
ピーンポーンピンポーンピッピピピイーンポーンピーンポーンパーンポーン
ピーンポーンピンポーンピッピピピイー・・うるさい音がしてきた。いや待てパーンポーンとかいう音どこから鳴ってるんだ。憂はピーンポーン一筋だぞ。楽しくないし。面白くもない。居留守でもしてやr「はーい。」お袋?悪戯なんだからh「あら?あなたのような方がなぜうちに?」どうやらお袋は人の心の声を遮るのが好きらしい。玄関から聞こえる声はこちらに向かってきている。3時方向距離2.1!escapeキー作動!緊急回避成k・・・・・コホン。エルコンドルパサーを止めてささっとゴミを片付け正座。参考書参考書・・・
扉を開けて二階へ
「あ」
「お」
「あら、京。この人が話があるって」
今日おはようの次に発した声は訪問者の青年、お袋とつないでいかれる。
16くらいに見えるその青年は、ショートカットのような髪型に爽やかな笑みを携えたイケメンだった。手にはアタッシュケース、砂色の制服のような開襟シャツの左胸には何かのICカード。肩には翼のようなワッペン。ICカードとワッペンには、United Nations Japan MS3の文字。
「初めまして。僕は────
目の前のイケメンが入ってくることが頭に入ってこなかった。このタイミング、中学校と高校の境目でこの組織が来るということは・・・・・・
俺、
俺は、
俺、なんかした?
横浜異能力官制高校第一回入学直後実力テスト
第1問
710年に遷都したのは?
長岡京
コメント
自分のことが好きですね。正解は平安京です。
Re:平城京では?