初めて書く小説なので至らない所が多いと思いますがよろしくお願いいたします
エピソード0 始まりの鐘は鳴らず
だがそれは波がなくなったからといって流行らなくなったというわけではなく生活の一部として取り込まれていくこともあるのである。
それは電子機器や自動車等がいい例であろう。
そしてこのカードゲーム【遊戯王】も例外ではなかった。
技術が進んだ今では広い場所があればカードのイラストに描かれたモンスターが実際に現れ攻撃エフェクトが相まってリアリティー溢れるデュエルを体験できるようになったのだ。
このリアリティー溢れるデュエルは多くの人の心を鷲掴みにしたのだ。
老若男女誰もが皆デッキを持ちそして大会等も以前より大々的に行われていた。
それはすでにこのカードゲームのプレイヤーにプロと呼ばれるカードゲームの大会を生業にしている者やそのプロを目指してプロ育成学校に行く者もいた。
そしていつしかこのカードゲームをする者達を人は
──
と呼んだ
いつかの夏
蝉の鳴き声が鳴り響き、太陽から容赦なく降り注ぐ光がこの時期を暑くし世間では夏休みの真っ只中であった。
「ダイレクトアタック!!」
大きな公園で響く声。
そしてそれに呼応するかのように大きな鎧の塊は、自身の顔が写る鏡から光を放つと相手のライフを削りきった。
その爆風と衝撃に驚いてライフを削られた相手は尻餅をついていた。
小学生位の子供達が集まってデュエルをしていたようだ。
今しがたデュエルの決着が着いたのか負けた子供は、その場に立ち上がりズボンを両手でパンパンと叩いて砂埃をはらっていた。
「かぁっー!!また負けた!!」
残念そうだが、それでも汗をキラリと輝かせながら、爽やかな笑顔で負けた負けたと言っていた。
その表情からは、負けたことに対して不貞腐れてないようだ。
「こっちだってキツかったよ」
勝った少年も謙遜ではなく、自分の残りライフを見せながら言うのだ。
その数500。
お互いが、拮抗勝負だったようでデッキを元に戻すために墓地の場所からカードを抜くと、デッキの場所のカードと混ぜる。
そう彼等が公園のテーブルでデュエルをしていたのではなく、持ち運びが便利で同じ機械同士なら、広い場所でリアリティーのあるソリッドビジョンと共にデュエルすることができる機械を着けていたのだ。
それはデュエルディスクと言われて、右手用と左手用と利き手がどちらでも対応できるように2つの種類があった。
それは、腕に装着して電源を入れることで作動してソリッドビジョンを作り上げるのだ。
これが爆発的人気を生み出す要因の一つでもありデュエルをする大概の人はこれを使って行っている。
この少年達も例外ではなかった。
暑い夏の公園ではしゃぐようなデュエルをしている子供達は、またデッキをデュエルディスクにセットするとデュエルを行うのだ。
これはまだ、とある青年が優しさを失わなかった夏の名残。
少しずつでも更新続けるように頑張ります
まだ右も左も分からないので生暖かい目で見守ってください