イナズマイレブン〜骨の力を手に入れた転生者は骨の髄まで頑張る〜   作:Rêve

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ようやく揃ったぞ!…口調とか合ってるか分からないけどな!


遂に揃う部員たち

昼休み。何やら紙の束を眺めている刃。それに気づいた霊二が話しかける。

 

「刃、その紙は?」

 

「この学校の生徒の名簿だ。生徒会から借りて来た」

 

刃はこの学校内にかつて戦ったことのある奴がいるのではないかと思い、名簿を借りて来た。そして、狙い通りその名前を見つけた。

 

「榊影人。こいつは戦ったことがある」

 

「小学生の時にか?だとしたら、こいつもサッカー部の影が薄くて見つけられなかったのかもしれないな」

 

何もかも賽野一っていう奴の仕業である。キャプテン交代した方がいいのかもしれない。

 

「2年3組か。ちょっと勧誘してくる」

 

「俺は名簿を見て知り合いがいないか探してみる」

 

刃が教室を出て行くと同時に霊二も名簿を見る。刃は2年3組の教室に辿り着くと扉を開けて、件の人物を呼んだ。

 

「榊影人に用があって来たんだが…いるか?」

 

「いるよー。僕に何か用?」

 

刃の声に答えたのは緑色混じりの黒髪を持つ猫背の少年だった。

 

「お前、サッカーやってただろ?だから、サッカー部に入る気はないかどうか聞きに来た」

 

「うん、やってたよ。サッカー部あったんだね。もちろん入るよ」

 

即決である。そして、サッカー部忘れられすぎである。

 

「よし。部室の場所は…同じクラスの山本剛に聞いてくれ。今はいないみたいだが」

 

「わかったよ。それじゃまt「ちょっと待った!」」

 

刃と影人の会話を遮る紫がかった黒髪の少女。名前は影縫閃里という。

 

「サッカー部だって!?あたいも入れてくれ!サッカーが好きなんだ!」

 

「いいぞ。ほら入部届だ。これを書いてくれ、えーと…」

 

「あたいは影縫閃里だ!よろしく!」

 

影人を勧誘しに行ったらもう一人ついてくるというラッキーに見舞われ、心の中でガッツポーズをする刃。

 

「僕は榊影人だよ。よろしくー」

 

「あぁ、よろしく!榊と」

 

「塵山刃だ。よろしく頼むぜ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、2年2組の玲、龍牙、伊佐奈は

 

「部員の候補が一人だけいる」

 

「マジ?何で昨日言わなかったんだ?」

 

「確かにな。幾らでも言う時間はあっただろうし、そのまま勧誘すればよかったのにな」

 

こちらも玲が部員の候補になる人物を思いついたらしい。

 

「うっかりしてたんだよ…。今日になってそうすればよかったと思った」

 

「お前うっかり多くねぇか!?ポンコツ部長よりはマシだけど」

 

「そのうっかりをサッカーでやらなければいいがな」

 

玲の弱点が早速露呈する。あと、一は結構意図的にやってるのでポンコツ部分差し引いても酷い。

 

「善処するぜ…。話は戻すが蒼葉楓っていう奴が入ってくれるかもしれねぇ」

 

「蒼葉…?あまり関わりないな」

 

「2年1組の奴だな。しかし、紅宮兄。何故、彼女が入ってくれると思うんだ」

 

「長い付き合いなんだよ。スポーツも好きだった気がするし」

 

そう言って立ち上がり、2年1組に向かおうとする玲。それに続いて龍牙も立ち上がる。伊佐奈はここに残るようだ。

 

「長い付き合いって幼馴染か何か?」

 

「そうなるな。蒼葉いるかー?」

 

2年1組の扉を開けて目的の人物を呼ぶ玲。その声に反応して、蒼い髪をポニーテールにしている、凛々しい黄色の目を持つ少女が立ち上がる。

 

「紅宮、私に何か用か?」

 

「そうだぜ。蒼葉サッカーに興味はないか?」

 

玲の言葉を聞き、少し考え込む楓。しかし、すぐに答えた。

 

「そうだな…。興味はあるな。しかし、何故だ?」

 

「隣にいる時雨もそうなんだが、サッカー部に所属してるからよ。お前も入部しないかって誘いに来たんだ」

 

「いいだろう。スポーツは好きだからな。それにお前の誘いだ。あまり断りたくない」

 

玲の見込んだ通り、楓はサッカー部に入部することになった。一は彼らの勧誘する姿を見習った方がいい。

 

「助かるぜ蒼葉。じゃあ入部届を…やべ、教室に置いてきた」

 

「そんなことだろうと思ったぜ。ほら、これが入部届だ」

 

「ありがとう。確か時雨だったな。出した後は部室に行けばいいのか?」

 

「それでいいと思うぜ?…場所はわかるのか?」

 

「わかるぞ。結構見る機会があったからな」

 

まさか、サッカー部の存在を知っているとは誰が思うだろうか。

 

「ならいいんだ。じゃあ放課後にな」

 

「またな蒼葉。後で会おうぜ」

 

「あぁ。楽しみにしているぞ紅宮」

 

遂に部員が揃った。臨界サッカー部の物語は漸くスタートラインに立てたのだった。

 

 




練習終わったら監督登場の予定
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