レーダーを見れば、襲来したバーテックスの数はすぐに分かった。
七体。そのバーテックスが襲来した意味を考えるのは、容易だった。
総力戦。それをバーテックスは勇者に向けて仕向けてきた。対する勇者は、それを拒むことはできないがために戦うしかない。総力戦に総力戦を以って対抗するしか、できないのだ。
既に勇者として変身した風がハゲ丸の元へと駆けつける。それを皮切りに続々と勇者たちがハゲ丸の周りに集まってくる。その視線の先には、七体のバーテックス。その光景はあまりにも壮絶で。逃げることが許されるのなら。勇者でなかったなら、その場で後ろを向いて全力で逃げるような。そんな光景だった。
しかし、それでも誰も背を向けない。これが終われば安寧の日々は確保される。勇者としてのお役目は終わる。そう思えば、恐怖以上に戦意が全員の心を補強し、折れぬようにしてくれた。
「さて……最終決戦といきますかね」
それはハゲ丸も同じ。
ハゲ丸の勇気が、勇者部と共に戦うという決心がハゲ丸の勇者システムをアンロックし、今までは何も映らない八卦のマークだったそれに、ガクアジサイの絵が写る。
ガクアジサイ。自身は花びらを纏わず、自身の周りに花を纏わす花。まるで自分の頭みたいだ、なんて思いながらもハゲ丸はそのマークをタップする。その直後にハゲ丸の服が光に包まれ、そのまま勇者装束への変身を終わらせる。どうしてもハゲ丸の勇者システムは多少の改良が用いられただけに収まっている故か、他の勇者の面々の勇者装束と比べると少し趣が違うように思える。
「えっ!? ハゲ丸くんも勇者になれるの!?」
「あぁ。この間からな」
「そういえばハゲだけはなんやかんやで一度も戦闘に参加してなかったわね……」
「アニメだったら三回目の戦い辺りで覚醒しててもよかったんだけどねぇ」
友奈と美森がいきなり勇者に変身したハゲ丸に対して色々と物言う。特に、友奈の言葉に関しては、もしもハゲ丸が自分が勇者にはなれないと最初に聞かされていなかったりしたら、ちょっとショックを受けていただろう。
だが、そんな彼女に一切の悪気無し。彼女は無邪気に無慈悲な毒を吐いてくることなんてこの月日でとっくに分かっている事なので今さらどうこう言うつもりはない。
まぁ、援護ヨロシク、なんて言いながらハゲ丸は、不思議と落ち着いていた。
樹海の中でこうやって変身をすると、どうしてか落ち着く。いつもこうしていたような。いや、こうなることを予期していたかのように。体が自然と落ち着くのだ。自分は一度も勇者になったことはない――
『ヅラ。絶対に、生きて帰るんだ。園子と須美を悲しませるわけにもいかないしな』
『そりゃそうだ。まぁ、背中は任せな。存分にやってこい』
咄嗟に頭を抑えた。
この記憶は一体。自分の『知らない』記憶が頭の中でリフレインしていくのを感じながら、ふと自分の右手を見る。そこにあったのは、『馴染み深い』一枚の鏡であり、自然と頭がそれの使い方を覚えている。
神具『神獣鏡』。裏に獣の絵が描かれた神聖なる鏡。精霊『八咫鏡』。天照大神に外の世界の興味を刻んだ鏡。二つの鏡が、己の武器なのだと。
「ハゲ丸先輩? どうしたんですか?」
「え? あ、あぁいや。別に……ただ、俺も後衛型なんだなと」
「前衛三人後衛三人。そこそこバランスいいんじゃないかしら?」
確か、自分には攻撃能力はあまりない。だから、サポートに徹する戦い方が主流だったと思う。
ハゲ丸はどうしてか知っている自分の戦闘スタイルを思い出しながらそっと右半身を前に、体勢を低く構える。それに応じて神獣鏡はゆっくりとハゲ丸の手から離れてハゲ丸の周囲を浮遊する。
「ファンネルですか?」
「似たようなもんさ」
アンロックユニットとも言える神獣鏡を使い、他人と自分を守りながら戦況を有利に進める防御特化の後衛。それがハゲ丸だ。確か、味方の攻撃を反射してトリッキーな攻撃を行うことができたとも記憶している。
知らないことを知っているというどうにも気持ち悪い感覚を覚えながらもそれを振り切り、迫ってくるバーテックスを目視する。
浮遊する鏡を自分の意志でちょっと後ろに配置しながらさてどうしようかと思考する、と同時に声がかけられる。
「んじゃ、気持ちを込めるために円陣でもやっておきましょうか」
「エンジン?」
「それは機械」
「猿人?」
「それはハゲ丸」
「風先輩、名誉棄損で訴えますよ?」
「敗訴。ほらほら、とっとと円陣組むの」
サラッと訴訟からの敗訴ムーヴを決めたハゲ丸であったが、部長命令なら仕方ないと勇者部全員で円陣を組む。
なんというか、女の子に囲まれて一人だけ男なのに円陣を組むというのは、ちょっと恥ずかしくもあったが役得だと考えてそっと受け入れた。美少女と円陣なんてこれから先できるかどうかもわからないわけだし。
「さ、これがラストよ。パパっとやって祝勝会しましょ」
「最近祝勝会ばっかね」
「いいじゃない。それくらい連勝しているんだから」
「そうだよ! 楽しい事はいっぱいあった方がいいからね!」
「そのためにも、まずは勝たないといけませんね」
「まっ、俺たちなら余裕だ。今さら七体来たところでどうにもならねぇこと、教えてやろうぜ」
ハゲ丸の言葉に全員が頷く。
そして。
「勇者部、ファイトーッ!!」
『オーッ!!』
義輝のほら貝による出陣の合図が響く。
****
先頭を行く夏凜。それに続く友奈、風、樹。そしてちょっと後ろにはハゲ丸が。
本当は一番槍と洒落こみたい所だったが、生憎ハゲ丸の勇者システムは他五人と比べて性能が一段階以上劣っているため、身体強化の問題でハゲ丸は少し後ろを走らざるを得なかった。
体は軽い。が、他の勇者ほどではない。現在は神獣鏡を夏凜の前方に配置して夏凜の安全を確保しながら移動している状態だ。これならサジタリウスのような狙撃も一発以上耐えることができる。神獣鏡がバーテックスの攻撃程度では割れないくらいの強度があることは既に知っているから。
「一番槍! もらった!!」
そして夏凜が一番先頭に突出していた牡羊座のバーテックスを切り裂く。次の瞬間には美森の狙撃が、ハゲ丸が何も言わずに配置しておいた神獣鏡を利用した跳弾によって二発同時に牡羊座の頭部を貫く。少しだけ振り向いて親指を立てれば、相手も何も言わずに親指を立てる。
「なんつー息の合った……まぁいいわ。まずはこいつから封印するわよ!!」
夏凜が驚いていたが、すぐに意識を戦場に戻して封印の儀を開始する。
現れる御霊。減っていく数値。一刻も早く封印してすぐに次のバーテックスを封印しなければ神樹様の力が無くなり世界が終わってしまう。故に、スピード勝負だった。
が、相手からしたらそのスピード勝負をいかに遅らせるか考えればいいだけ。故に、御霊も抵抗を始める。
御霊自体の高速回転。それに夏凜が驚愕する。
「くっ!? このっ、足掻くな!!」
刀を投げつける。しかし、それは御霊に弾かれてしまいダメージにはならない。
連撃が得意な夏凜だが、一撃の威力に関しては馬鹿力の友奈、狙撃の美森、大剣の風には劣ってしまう。それをセンスでカバーするのが夏凜だが、こうも露骨に時間稼ぎに回られ、刀も一本消失した今、多少の焦りが見えた。
が、それをカバーするのが勇者部。回転する御霊へ向かって友奈が突っ込む。
「東郷さん、ハゲ丸くん!!」
『合わせる!!』
友奈の声に、ハゲ丸の声と美森の声が返ってくる。
「勇者パンチッ!!」
直後放たれる友奈の必殺パンチ。回転する御霊にヒビを入れるほどの威力だったが、破壊には至らない。
が、それをハゲ丸と美森がカバーする。
上とど真ん中。ハゲ丸が全力で上空へ向けて飛ばした神獣鏡と美森の弾丸がかち合い、そのまま直下へと落下し、更にもう一発の狙撃弾が御霊へと向かい、二発の弾が全く同じタイミングで御霊を十字に貫く。
ハゲ丸の神がかった神獣鏡の角度調整と美森の超人的な早撃ちが魅せる一人の狙撃手による二発同時狙撃。
「やりぃ!!」
「あたぼうよ!」
友奈とハゲ丸のハイタッチ。呆れるほど神がかった二年生三人組のコンビネーションに思わず樹が拍手を送りそうになるが、その前に聞こえてきた頭をカチ割るかのような音に樹は自分の耳を塞いだ。
「な、なにこれぇ!!?」
「ぐっ!? あ、あの鐘よ!!」
その音の出所を夏凜が一瞬にして暴く。
夏凜の指さした先には牡牛座のバーテックスがその巨体を落ち着かせており、その体の上には鐘が配置されており、その鐘がなるごとに勇者部全員の頭をガンガンと揺らす。
すぐにハゲ丸は鏡を移動させ美森の狙撃を待つが、狙撃は来ない。視線を向ければ、美森は地中から接近していたらしい魚座のバーテックスに絡まれていた。
しまった。そう思った直後だった。
「こんな音……こんな音ぉ!!」
夏凜も風も友奈も。誰もがその音に攻撃できない中、唯一樹が動いた。
樹がワイヤーを放ち、そのまま牡牛座を縛り上げる。それによって鐘の音はとまり、全員の頭痛が解消された。
「やるじゃない樹!」
「そ、それほどでも……!! っていうか相手の力強くて腕痛い……!!」
「Ez-8みたいに腕ちぎって地面に突き刺せばいいんじゃない?」
「Hi-ν先輩、もしかしてガンダムに例えられたこと根に持ってません?」
「樹、鼻千切りでもしてきなさい」
「やっぱり根に持ってるぅ!!」
おいおい、戦闘中だぞ、とハゲ丸は苦笑するが、そうする前に美森を助けないといけない。
ハゲ丸は鏡を呼び寄せて自分の腕にドッキングさせてから美森の元へと移動しようとするが、美森は魚座のバーテックスから既に解放されていた。それどころか、他のバーテックスも自分たちの方へ攻撃をしてこない。
おかしい、と風と夏凜が戦場に違和感を感じた直後。
「みなさんさよ~ならぁぁぁぁ……」
樹が牡牛座のバーテックスにワイヤーごと持ち上げられて浮いていた。
「馬鹿! ワイヤー切りなさいよ!?」
「あ、その手があった」
夏凜の声に樹がワイヤーを切り離して着地する。
なんでその考えが最初に出来ないんだと夏凜はため息を吐くが、これで違和感の理由が分かった。
「……奴ら、集まってるわね」
獅子座のバーテックスが中心となり、様々なバーテックスがそこへと集結していた。
獅子座が火球のような状態になり、他のバーテックスを吸収すると、そのまま獅子座のバーテックスは他のバーテックスと合体したような形態となり現れた。
「合体するの……?」
「戦隊ロボットかな?」
「馬鹿言ってる場合かよ……」
あんな気持ち悪い戦隊ロボットがいたなら今頃スーパー戦隊は打ち切りになっているだろう。
ハゲ丸のツッコミを他所に獅子座のバーテックス、レオ・バーテックスはレオ・スタークラスターとして戦場に再誕する。それを見て友奈は、これなら一気に封印できるね! と喜んでいるが、ハゲ丸はどことなくこのレオが悍ましく思えた。故に、そっと全員の前に出て鏡を構えた。
果たしてその選択はどうだったのか。それは、レオが一瞬にして大量の火球を生み出したことで無理矢理に理解することができた。
「俺の後ろに隠れろ!!」
直後襲ってくる火球。それをハゲ丸は腕から鏡を切り離し最大速で自分の周りを周回させる。
「防御特化ナメんじゃねぇぞ!! 『八咫鏡』!!」
精霊を呼び出し、神獣鏡へと宿らせる。
そして自ら光り出す神獣鏡を自分でも知覚できるか怪しい速度で動かしながら火球を受け止め、そのまま跳ね返す。最早頭からの命令ではどうにも体の方が理解できずその内鏡が動かなくなると踏んだハゲ丸は自分の体を動かして直感的に神獣鏡を動かしながら次々と火球を受け止めては打ち返し、火球に当てて次々と火球を消していく。
どうしてだろうか。これ以上のナ二かの雨霰を全て封じた記憶がある。故に、全力で直感的にやればこの追尾式の火球もすべて跳ね返すことができた。
「ハゲが舞ってる……」
「流石ハゲ丸くんは普通のハゲよりも違うね!!」
「シールドビットかな?」
「樹はそろそろガンダムに例えるの止めなさいってば……」
「お前らうっせぇぞ!!? ……あ、やべっ」
そんなハゲ丸に対して野次を飛ばす勇者部。流石のハゲ丸に叫ばざるを得ない。
が、それ故にハゲ丸の集中がいったん途切れてしまい、火球の幾つかが鏡を抜けてきた。もちろんその火球を今さらどうにかできるわけがなく。
『あんぎゃー!!?』
勇者部五人が同時にその攻撃を浴び、そのままぶっ飛んだ。
「ちょっ、みんな……ってどうして私の方にまであばー!!?」
ついでに東郷も火球の直撃をくらって吹っ飛んだ。あーもう滅茶苦茶だよ。
「布団の気持ちになるですよ……」
樹木に布団のように引っかかっている夏凜。
「へ、へるぷみー……」
自分が吹き飛んだ際に当たって砕けてしまった樹木が腹の上に乗ってしまい、重さゆえに動けない上に凄く苦しい樹。
「もがもが! もがもが!! もが、も………………」
そして地面に犬神家する友奈。恐らく息ができていない。動かなくなってしまった。
「あー……床つめてぇ……」
狙撃銃がどっか行ってしまった美森。もうなんか吹っ切れて頭の下に両手を置いて空を仰いでいる。戦えよ。
「壁尻ってこういうことなんすかね……」
そして樹木に突き刺さった結果、上半身と下半身の間でちょうどいい感じにハマってしまい抜け出せないハゲ丸。これが他の勇者部員ならまだよかったが、ハゲ丸の場合は本気で誰得な状態だ。
最後に、吹き飛んだけど一番マトモな倒れ方をしていた風。
「ってかあんたら余裕ね!? とっとと立ちなさいよ!!?」
思わず風が叫びながら立ち上がる。なんというか、勇者部員は本当に緊張感がない。これは生きて帰ったら反省会だ、なんて思いながらも大剣を両手に立ち上がりレオの方を見ると、レオは何やら水の塊のようなものを風に打ち出していた。
え? と風が目を丸くすると全く同時にその水は風を襲い、風を中心に閉じ込めたまま空へと風を誘拐していった。
息ができない。しかも変な味がする。風は全力で大剣を振るって抜け出そうとするが、力業ではこの水はどうすることもできない。
「っ!? っ!!」
徐々に体が酸素を求め始める。
時々口の中に水が入ってしまうが、味がウーロン茶だったりサイダーだったり醤油だったりうどんのだし汁だったりとコロコロ変わるせいで後味が悪いというか本気で吐きたくなってくる。だが、ここで吐いたら確実に大惨事。その前に溺死して大惨事。
樹がなんとか助けようとしてくれているが、生憎樹は自分の上に乗っている木に体が圧迫されているため息ができず同じように窒息寸前。友奈もなんか動かなくなった。多分あれ、自分よりも一足先に死にかけてる。ハゲ丸はあきらめた。夏凜は布団の気持ちになったまま。美森はあー、空が綺麗なんてほざいている。
ええい! どいつもこいつも! マトモなのはアタシだけか!!? と心の中で叫び、風がブチ切れる。せめて夏凜と美森は助けろよと。
――そして、風の太ももにある花びらが五枚、光を発する。
「満開ッ!!」
そして、本能のままに叫んだ。
次の瞬間、風を閉じ込めていた水が弾け、風の勇者装束が変化する。
黄色基調の衣装が白と黄色を基調とした巫女服の要素も取り入れたような衣装へ。その背後には、オキザリスの花が咲き誇っていた。
「これこそが、ため込んだ力を一気に開放する勇者の切り札、満開……って説明する前に誰か助けに来なさいよ!? 後で友奈と樹以外は説教よ!!」
更に、背後で藍色の花が咲き誇る。
「今更だけど畜生痛かった!!」
それは東郷だった。
更にもう一人。樹木の下敷きになっていた樹が咄嗟に満開を発動させる。
「なんだろうこのパッとしない満開のしかた……」
一人グチながら樹も満開した際の副次能力として得た浮遊能力で風の隣に立つ。
満開した勇者が三人。その光景はとても壮観だった。
「この野郎ぶっ潰してやる!!」
「東郷、キャラ変わってるわよ……」
そして美森の怒りに任せた一斉射撃と風の巨大化させた大剣による斬撃がそのままレオ・スタークラスターを貫く……ことはなく、直前で分離していたのか、そもそも合体していなかったのかわからないが、魚座のバーテックスがそれを体で防ぎ、消滅していった。
これで残りはレオ・スタークラスターだけ、と思われた。
が、ふとレーダーを見た美森が伏兵に気が付いた。
「っ!? 小さくて速いのが神樹様に!!?」
「いつのまに!? っていうかワンパンで終わりのタワーバトルゲームとかマジでクソゲーじゃないの!!」
双子座のバーテックス。その片割れが神樹様へ向かって走っていた。それに気が付いた美森が即座に射撃するものの、双子座はそれをヒラリと避けるとそのまま神樹様へ向かって走っていく。
が、それならと樹が動く。
「ドラグーンッ!!」
いや違うから! という夏凜のツッコミを聞きながら樹は自身の背中にあるワイヤーを射出するための鳴子百合の花から文字通り無数のワイヤーを放ち、双子座のバーテックスをそのまま物量に物を言わせて捕獲。そのままつるし上げる。
ちなみに樹がイメージしたのはプロヴィデンスガンダムのドラグーンである。
「デッドエンド……ふふふ」
そしてデッドエンド族となった樹がそのまま広げた手を握り締めると、そのまま双子座のバーテックスはワイヤーによって潰され、残りは小さな御霊だけになった。あ、あれ? と。カッコつけたのに一発で仕留められなかった事にちょっと顔を赤くしながら、ワイヤーを一本御霊に刺して双子座のバーテックスをそのまま倒した。
残りはレオ・スタークラスターのみ。満開した三人は改めてレオ・スタークラスターへ向けて構えた。
デッドエンド族へと堕ちた樹ちゃん後輩。そして原作だと全員のダメージはクッソ深刻(かもしれない状態)でしたが、全員がボケに走った結果ダメージがあるのかわからなくなりました。多分一番ダメージが大きいのはゆーゆ(まだ埋まってる)。
ということで次回で決着。ネタを挟まなければ死んでしまう病にかかった勇者部はどれだけふざけながら戦えるのか。
最近、ゆーゆが一番原作に近い故か他のキャラのフリーダムに置いて行かれているような気がします。ゆーゆももっと崩壊させるべきかなぁ……ていうか、樹ちゃん後輩と東郷さんが暴れすぎなだけかなぁ……