遊戯王VRAINS もう1人の『LINK VRAINSの英雄』   作:femania

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詳しい前書きは前編にあります。
前編の続きです。
お楽しみください!


6話 因縁の対決 vs帝(後編)

(前編の続きです)

 

「俺はまだ通常召喚を行っていない! 俺は先ほど手札に戻した、炎帝テスタロスを、クライスを生贄にアドバンス召喚!」

 

「く……!」

 

光の帝の覆うように炎の柱が上がる。遊介は降りかかる火の粉を払いながら再び炎の中より出でる炎帝をただ見るしかない。

 

炎帝テスタロス 攻撃表示

ATK2400/DEF1000

 

「テスタロスの効果は覚えているな!」

 

「手札のカード1枚をランダムに選んで捨てる……」

 

「捨てろ!」

 

先ほど光帝の効果でドローしたうちの右のカードが爆ぜる。

 

「だが……これは罠カードだ。ダメージは受けない」

 

「必要ない! スキル発動! ヴィクトリーエンド!」

 

「な……?」

 

「遊介! 俺はお前を認めない。お前がそのくだらない誇り、プライドを捨てない限り、俺はお前を否定してやる!」

 

「俺に何のプライドがあるっていうんだ!」

 

「デュエルを楽しもうなんて精神、そして、デッキへの愛着という言葉で飾っただけの執着。それはお前が勝つことを真に望んでいない証拠だ。デュエルに対して真剣に向き合っていない証拠だ。そんな奴がこのデュエルの世界に生きていていいはずがない。死ね!」

 

「俺が、デュエルに真剣になってないだと……」

 

「そうだ! お前は結局ただ遊びでデュエルをしている! 本気などではない!」

 

ヴィクターは怒り狂ったその激情をぶつける。

 

それはいつものことだった。

 

遊介もいつものように流すつもりだった。

 

しかし、人間の感情の許容量には限界があるというのか。

 

あまりに唐突に、遊介の何かが壊れた。

 

(なんだよ……)

 

遊介は思う。なぜ彼は自分を恨むのかと。なぜ勝手に恨まれて嫌な気分にならなければならないのかと。なぜ、そんな私怨で傷つかなければならないのかと。

 

(どうしてこんなに嫌な思いしなくちゃいけないんだよ……)

 

戦うことを選んだのは遊介自身の意思によるもの。そこにどれほどの痛みが伴ったとしても文句はない。

 

しかし恨まれることを選んだ覚えはない。結局は山崎が言っているのも単なる私情を混ぜた子どもの我が儘に聞こえ、虫唾が走る。

 

そう、苛立ちを覚えたのだ。それは初めての出来事だった。もちろん人生で初めてだったわけではない。しかし、デュエルをしている時はいつも楽しかった。怒りなど覚えなかった。

 

勝たなければ死ぬという恐怖。

 

誰かを殺してしまうという重責。

 

罵倒され続けたことへの苦痛。

 

自らを否定され続けた憤慨の蓄積。

 

あらゆるものが偶然の一致で、遊介の中で爆発した。

 

「俺のスキルは自分フィールドのカード1枚を破壊し、自分フィールド上のモンスター1体の攻撃力を1000アップさせる! 俺は伏せているカードを1枚破壊して、テスタロスの攻撃力を1000アップする! そして、このターン! 相手はフィールド上のカードの効果を発動できない!」

 

炎帝テスタロス ATK2400→3400

 

ヴィクターのこのスキルは勝利宣言に等しい。ヴィクトリーエンド。勝利への終撃。この一撃こそが遊介を叩き潰す一撃である。

 

「炎帝テスタロスで、ダイレクトアタック!」

 

炎帝は己の内より炎を生成し、大きな火炎の濁流を引き起こす。それは易々遊介を飲み込む。

 

「遊介くん!」

 

遠くで悲鳴に似た叫びを、ヴィクターは聞いたが、それに些細な興味すら抱かない。

 

爆炎が遊介を飲み込み、そして消滅させる。

 

遊介は死なない。その代わり誰かが死ぬ。それがリーダーの責任である。

 

ヴィクターはまだその事実を知らないわけだが、遊介が死んでも、他人が死んでも、ヴィクターにはどうでも良かった。他人が死んだら、それはそれで、己の弱さを呪い絶望する。それはそれでいい方向に転ぶはずだと思っていたからだった。

 

「呪えよ。死ぬのは」

 

「誰が死んだって?」

 

炎が消え、その煙の中から声が聞こえる。勝ったつもりになっていて、ヴィクターは相手のライフの減少を最後まで確認していなかったのだ。

 

遊介 LP3200→100

 

理不尽なライフ減少の停止を確認して、言葉を失うヴィクター。しかし、その後煙の中から現れた遊介を見てヴィクターは開いた口がふさがらなかった。

 

「アンダーフロー・エクスチェンジャーの効果。自分のライフが100以下になるダメージを受けた時、手札のこのカードの効果を発動する。戦闘ダメージを0にして、自分のライフを100にする。その後、このカードを特殊召喚」

 

アンダーフロー・エクスチェンジャー 攻撃表示

ATK100/DEF100

 

ヴィクターが遊介をみて驚いた理由。

 

それは、遊介の目にこれまでとは違う何かが宿ったからだった。ヴィクターを凍らせたのは、目に宿ったそれが、殺意に似た何かであることは分かったからだ。

 

「殺気から黙っていれば……。俺がデュエルに真剣に向き合っていないだと? ずいぶんと喧嘩を売ってくれたな?」

 

「……それがどうした。事実だ……」

 

遊介の顔を見つめて、ヴィクターは、口の形を歪ませた。それは狂喜しているというのが一番わかりやすい表現だろう。

 

遊介にとってデュエルは人生を支えてきた重要なファクターだ。そしてたとえ弱くても、全身全霊で、俺が自分で考えた方法で理想を追求してきた。

 

それを否定された遊介は、どうしても許せなかった。

 

いつもは我慢できたのだ。なぜなら現実では、デュエルは所詮部活だった。だからそんなことにそこまで本気にならなくてもいいと思ったのだ。

 

しかし、ここはデュエルの世界。デュエルがすべてだ。その世界で己の人生を侮蔑された。

 

だから遊介は、

 

「お前に語られるほどの覚悟で俺はデュエルをしていない」

 

表情に本当の憤怒を宿らせたのだ。

 

「勝つぞ。俺は勝つ。俺は否定されたままで終わるつもりはない!」

 

遊介は開いた手を突き出す。

 

「アンダーフロー・エクスチェンジャーの効果! 自らが特殊召喚に成功した時、俺は手札が2枚になるようにカードをドローする! 俺の手札は0だから、カードを2枚ドローする!」

 

今までの中で一番乱暴にカードを引いた。

 

(……いいぞ)

 

ヴィクターは狂喜を押さえられなかった。初めて見た遊介の本気を感じられる瞬間。目に激情を宿し、本気でデュエルに挑む姿。それこそヴィクターが、そして山崎が見たかった姿だった。すまし顔ではない、感情を荒ぶらせて、戦いに興じる、真の決闘者としての姿。その姿をずっと見たかったのだ。

 

(それだ。楽しいデュエルなど弱者の吐く言葉だ。その目をして命を削る姿が、勝者として正しい姿だ!)

 

「俺は負けない。殺させない。俺が負けたら誰かが死ぬ。そんなの絶対に認めない!」

 

「なら見せろ! お前の本気をさぁ! デッキなら今から変えてもいいぜ」

 

「必要ない!」

 

「ほう? 負けたら死ぬのにか?」

 

「その証拠を今から見せてやる!」

 

「そりゃ楽しみだ。どのみち、耐えられた以上、俺はこれ以上の攻撃ができない。だが、炎帝は今回は通常の召喚だ。先ほどみたいに戻りはしない。ターンエンドだ」

 

ヴィクターの拍動が加速する。

 

通常を装いながら、次のターンに遊介が何をするか楽しみであったことを示している。

 

ヴィクター LP4000 手札1

モンスター ④炎帝テスタロス

魔法罠

 

(ヴィクター)

□ □ □     魔法罠ゾーン

□ ④ □     メインモンスターゾーン

□   □     EXモンスターゾーン 

□ □ ⑤     メインモンスターゾーン

□ □ □     魔法罠ゾーン

(遊介)

 

ターン4

 

「俺のターン! ドロー!」

 

遊介は勢いよくカードを引いた。

 

遊介 LP100 手札3

モンスター ⑤アンダーフロー・エクスチェンジャー

魔法罠

 

遊介は、引いたカードを一瞥すると、なんのカードも取らずに遊介は前を向く。

 

(……なんだ?)

 

後ろから迫ってくる轟音に気づき、ヴィクターは後ろを向いた。

 

ヴィクトリーエンドがヴィクターを象徴するスキルならば、これはこの世界では遊介の象徴であるスキル。

 

データの竜巻が吹きすさぶ。それは天空を貫く一つの槍であり、データの集合体であるその旋風は新たな生命を作り出す機構。

 

遊介はそこへ迷いなく飛び込んだ。

 

「おい! 自害するつもりか!」

 

「そんなつもりはない! スキル発動。ストームアクセス! 自分のLPが1000以下のとき、データストームから、ランダムにモンスター1体をエクストラデッキに加える!」

 

遊介は命が流れる奔流へと手を伸ばした。

 

「風を掴む! ストームアクセス!」

 

遊介の叫びにデータストームが反応する。遊介の手に新たなエースモンスターが宿る。

 

遊介は、手の中に現れた新しい可能性をしっかりと掴み、そのカードを見た。

 

(順番が違うけど……まあ、何もかもが同じじゃつまらないし。それにこのカードなら正直助かるな)

 

現れたカードの評価を終えると、遊介はデータストームの中から脱出する。

 

「……なるほど。運だよりってか?」

 

嘲笑を浮かべるヴィクターを、遊介の目はすでに捉えていなかった。

 

自分から湧き出る勝利への渇望に身を任せながら手を打つ。

 

「現れろ! 未来を導くサーキット! 召喚条件はレベル2以下のサイバース1体! 俺はレベル1、アンダーフロー・エクスチェンジャーをリンクマーカーにセット! リンク召喚! 来い、トークバック・ランサー!」

 

トークバック・ランサー

リンクマーカー 下

ATK1200/LINK1

 

遊介の場に新たな戦士が現れる。勝利への布石への1体目。

 

「そして手札のサイバースガジェットを召喚! 場所はトークバックランサーのリンク先ではなく、真ん中だ」

 

2体目。

 

サイバースガジェット 攻撃表示

ATK1400/DEF300

 

「サイバースガジェットが召喚に成功したとき、自分の墓地のレベル2以下のモンスターを特殊召喚する! 俺はビットロンを墓地から説く召喚。場所はトークバック・ランサーのリンク先だ!」

 

3体目。まだ遊介の手は緩まない。

 

ビットロン 守備表示 

ATK200/DEF2000

 

「トークバックランサーの効果を発動する! リンク先のサイバース族モンスター1体をリリースし、墓地のコード・トーカーモンスター1体を特殊召喚する! 俺はビットロンをリリース! 戻ってこい、デコードトーカー!」

 

白い妖精が闇へと消え、その場所に遊介のエースは帰ってきた。4体目。

 

デコード・トーカー

リンクマーカー 上 左下 右下

ATK2300/LINK3

 

「デコード・トーカーの効果! リンク先、つまり上にモンスターが存在する。攻撃力を500アップ!」

 

デコード・トーカー ATK2300→2800

 

しかし。遊介のエースを召喚しても届かない。

 

ヴィクターはそれを堂々と宣言する。

 

「俺のスキル。ヴィクトリーエンドを受けたモンスター攻撃力は下降していない。その程度ではまだ足りない!」

 

遊介はヴィクターをここで初めて視界に入れる。

 

そして質問をした。

 

「どうしてここまで俺を嫌うんだよ」

 

「嫌っているんじゃない。俺は……くだらないプライドで勝利をつかみきれないお前を認められないだけだ」

 

「どうしてそれが気に入らないんだよ」

 

「むかつくんだよ。あいつを見てるようでな」

 

ヴィクターはその『あいつ』を思い出したのか一気に不機嫌そうになった。

 

その時、遊介は不意に思い出す。

 

「……プロデュエリスト、エンダートのことか?」

 

「な……」

 

図星な回答を受け、驚きのあまりに目を見開くヴィクター。

 

「何故知ってる。あんな弱者を」

 

「知ってるさ。俺も憧れてた。勝つのも格好いいけど、自分の信念を曲げずに戦い続けるその姿。俺は最後まであの人のファンだった。……あの事件は心底恨んだよ」

 

「お前……お前に……!」

 

「憧れたから、そう戦おうと思った事もあった。さすがに何もかもそのままとはいかなかったけど、俺は信念だけは貫くデュエルをしようって。いまでも影響されてるよ。俺はサイバースで戦うという信念はあるつもりだ。最初に新たな種族として発表されたときに一目惚れのように俺の心は震えた。その感動を胸に戦うってことだけは、今の俺の信念だ」

 

「……く……」

 

ヴィクターは遊介を否定しなかった。

 

「お前もファンなのか?」

 

遊介の問いに、

 

「そうだった」

 

過去形で応えるヴィクター。だった、という言葉を不思議に思った遊介にヴィクターは言う。

 

「勝てないから消された。あの人は勝てたはずなんだ。なのにデュエルを盛り上げようとするあまりに……。だから、俺はあんな道は行かない。俺まで同じ道を辿ったら、あの人の犠牲が無駄になる。だから俺は、勝ちにこだわらない奴は嫌いだ」

 

「……安心しろ」

 

「何を?」

 

「俺は勝つ。そうすれば文句はないだろう?」

 

「そこからどう勝つんだ? すでに召喚は終わった」

 

「まだ手札がある」

 

遊介は手札のカードの中から右のカードを選び、見せる。

 

「バックアップ・セクレタリーはフィールド上にサイバース族モンスターがいるとき、特殊召喚できる!」

 

現れるのは、紫の秘書風の女性。5体目。

 

バックアップ・セクレタリー 攻撃表示

ATK1200/DEF800

 

そしてこの瞬間、準備は整った。

 

「現れろ! 未来を導くサーキット!」

 

召喚のためのゲートが開く。

 

「何を……というのは具問だな。ストームアクセスで手に入れたカードだな」

 

「そうだ。アローヘッド確認! 召喚条件はモンスター3体! 俺は、トークバックランサー、サイバースガジェット、バックアップ・セクレタリーをリンクマーカーにセット!」

 

宣言したモンスター3体がサーキットへと入っていった。

 

「リンク召喚! 来い! リンク3、パワーコード・トーカー!」

 

そして3つのマーカーが輝いた中央から、赤い甲冑を来た戦士が現れる。2体目の遊介のエースモンスターとして顕現する力の戦士。

 

パワーコード・トーカー

リンクマーカー 左 左下 右

ATK2300/LINK3

 

「攻撃力2300? パワーという割にはずいぶん弱い攻撃力だ」

 

煽りを無視し遊介は続ける。

 

「そしてサイバースガジェットがフィールド上から墓地へ送られたとき、自分フィールド上に、ガジェットトークンを特殊召喚する。俺は、パワーコード・トーカーの左下リンク先に特殊召喚する」

 

ガジェットトークン 攻撃表示

ATK0/DEF0

 

6体目と7体目。

 

「だが、炎帝を超える攻撃力はいない。結局お前はその程度か。あれほど大きな口をきいておきながら……失望したぞ」

 

ヴィクターの目に失望と怒りの色の灯が灯る。

 

しかし――。

 

(……なぜ)

 

遊介の目は死んでいなかった。

 

「言ったはずだ。俺は勝つ」

 

そう言うと、

 

「バトルだ!」

 

戦闘を開始する宣言をしたのだ。

 

「自害か?」

 

「それはパワーコード・トーカーの効果を見てから言ったほうがいい。俺はパワーコード・トーカーで炎帝テスタロスを攻撃!」

 

赤と赤がぶつかり合う。炎帝はその力を解放し、炎を生成し始めた。

 

一方、パワーコード・トーカーは特に何かを出すわけでもない。ただ、相手へ突っ込んでいく。

 

「迎え撃て、テスタロス!」

 

ヴィクターの号令とともに炎が発射される。火炎放射は遊介が想像したよりも大きく、些細な動揺はしたが、ひるむほどではなかった。

 

なぜなら、勝利するのは自分だと信じていたからだ。

 

「自分の弱さを呪え!」

 

「パワーコード・トーカーの効果! 1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、このカードのリンク先のモンスターをリリースして発動! このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、元々の攻撃力の倍になる! 俺はリンク先のガジェットトークンをリリース!」

 

「な……にぃ!」

 

パワーコード・トーカー ATK2300→4600

 

火炎放射の中を勢いを落とさず進む赤の戦士は、遂に炎帝を攻撃射程範囲に捉えた。

 

「パワーターミネーションスマッシュ!」

 

赤の電脳の戦士から突き出された拳。間違いなく炎帝に直撃し、衝撃は風に現れ、その風と共に炎帝は墜落していく。

 

(勝)パワーコード・トーカー ATK4600 VS 炎帝テスタロス ATK3400(負)

 

「ぐ……」

 

ヴィクター LP4000→2800

 

「2800……?」

 

ヴィクターは、ここで気が付いた。遊介の勝つという宣言は嘘ではなかったと。その目に宿った勝利への本気は嘘でなかったと。

 

「俺にはまだ、デコード・トーカーの攻撃が残っている! デコード・トーカーのリンク先には今はパワーコード・トーカーがいる。攻撃力は2800のままだ」

 

「ち……!」

 

舌打ちをしたヴィクター。顔は自らの敗北が決定的であることに対して、悔しさによる歪みを隠せなかったが、唇の端はつり上がっていた。

 

「行け! デコード。トーカー!」

 

紫の戦士は、天高くに向け剣を掲げる。それは己の主への勝利への祝いなのか。

 

初めに海堂セイトと戦い、完全に負けた。

 

ユートとのデュエルも勝てた事がなかった。

 

この世界で敗北し続けた遊介。勝利など最早ないと他人には評されても仕方がない。

 

しかし、この瞬間から、遊介は変わる。

 

「デコード・トーカー!」

 

自らのもう1体のエースに、ヴィクターを指さしながら指示をする。

 

「ヴィクターへダイレクトアタック! デコード・エンド!」

 

ヴィクターに接近した紫の戦士。その大剣が振り下ろされた。生体反射によりDボードを無意識に動かしたため、体が真っ二つになるような斬撃は受けなかったが、

 

「ぐああああ!」

 

体の胴体を大きく斬り裂かれたのは間違いがなかった。大きな衝撃になんとかDボードから墜落せずに耐えきったが、ヴィクターは、ボードの上に屈みこんだ。

 

ヴィクター LP2800→0

 

「どうだ……勝ったぞ!」

 

遊介は、『勝利者』に対して、自らの『LINK VRAINS』初の勝利を宣言した。




お読みくださってありがとうございました。
ようやく主人公白星ですね。やはり主人公が勝つ話を書き切るとすっきりした気分になります。
今回早くお届けできると言ったのですが、いざ書いたら30000文字を超えちゃったので、展開から見直して執筆しました。そのため早くお届けできなかったことをお詫び申しあげます。

今回のデュエルはどうでしたか?
アニメでは2体目のコードトーカーはエンコードでしたが、こちらはパワーコードが2体目です。こんな感じで何も昔のカードから順に出そうとはしていないです。順にすると、トークバック・ランサーとか今出していいのかということになってしまいますしね。

アドバンス・サモン・フォースは、昔自分で考えた初めてのオリジナルカードです。効果は多少強いように思われるかもしれませんが、そこは若気の至りということでご容赦ください。ちなみに山崎君は、この魔法をもっと使ってもらうために、まだまだ活躍してもらう予定です。

後学のために感想を頂けると幸いです。よろしくお願いします。

さて、イベント戦の初戦が終わりました。次はさっそく第2戦に行きたいと思いますが、第2戦はさらに強敵を出す予定です。
次回7話「銀河眼の力宿す者」もお楽しみに!
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