【真名】
ギルガメッシュ
【マスター】
なし
【ステータス】
筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具EX
【スキル】
単独行動[A+]
対魔力[E]
神性[B]
カリスマ[A+]
黄金律[A]
コレクター[EX]
【宝具】
『
ランク:E~A++
種別:対人宝具
レンジ:-
最大補足:1000人
『
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1000人
スペンタマユの脳裏に、黄金の男のステータスがすぐさま開示される。
単純なステータスだけで見れば、バーサーカーやセイバーなら勝てるだろうが、問題は宝具。
変動するし評価規格外だしで正確なランクは不明だが、開帳されたらろくな事にならないのは嫌でもわかる。
しかもマスター不在。魔力Bとあるが、何処から調達されたのか。まさか魔術回路とセットで受肉したのか。
「Jesus Christ……!」
ただし悪態は異教徒から出る。
本当に冗談ではない。何が悲しくてこんなクソステでチートの代名詞と戦わねばならないのだ。
しかし、やれと言われたからにはやらないといけないのが下っ端の悲しいところ。
実力差がなんであれ、玉砕覚悟で突っ込むのだ。一人だけ世界観が大戦末期の日本である。
対して、黄金のアーチャー──ギルガメッシュは優雅なものだった。
「どうした雑種。
言外に『平伏しろカス共』と断言しながらこちらを睥睨する。
何回も言うが冗談ではない。
バーサーカーは理性が消し飛んでいるからアテにならないし、そのマスターはマスターで何があったか知らないが完全に怯えている。
つまり、必然的にスペンタマユが矢面に立つしかないわけだ。
意を決した裁定者が口を開く。
「……はあ。じゃ、代表して私から」
「ほう?」
「初めまして、
それを聞いたギルガメッシュは、いきなり爆笑し始めた。やめろ、こっちも気にしてるんだぞ。
第一、一番高いステータスと一番低いステータスの差が酷すぎるんだよ。そも、ルーラーのステータスにEランクってあっていいのか。どうなんだ
「……ふっ」
「……、」
「フハハハハハハッ!! ルーラー! 人類の裁定者たる
そして、収束するかのように冷徹な表情へと戻っていく。
カジュアルな服に包まれた体、その右腕を天にかざし──
「──下らん。疾く去ね」
──振り下ろす。
その動作に呼応するかのように、ギルガメッシュの背後の空間がぐにゃりと捻じ曲がり……黄金の
当然、ルーラーとしてはたまったものではない。
慌てて横っ飛びに回避し、間髪入れずに波紋めがけて宝石を投げる。
案の定当たらなかった。
が、代わりにギルガメッシュの服を少し掠めた。
ピキッ、とその額に青筋が浮かぶ。
「雑種の分際で
「知るか!」
こちらめがけて飛んでくる武具を躱し、受け止め、更には発射方向を調整することで潰し合わせつつ──少女はなおも走り続ける。
その脇では、
「■■■■■─────!!!」
バーサーカーが雄叫びを上げてギルガメッシュへと突っ込んでいった。戦いを切り上げてでもマスターを救いに行ったのは素晴らしいが、そのマスターを放っておいて敵に突っ込むのはどうなのか。
仕方ない。人死には出したくないのが本音だし、ギルガメッシュはバーサーカーに任せよう。仮にもギリシャの大英雄なのだ、自身のマスターが逃げる時間くらいは稼げるはず。
「逃げますよバーサーカーのマスター!」
「で、でもバーサーカーが!」
「生きてれば私が神明裁決でも使って呼び寄せます! とっとと逃げなさ──ッ!?」
ズガガガガッ!! というとんでもない音を立てて、少女達を取り囲むように円周上に武具が降り注ぐ。
見れば、ギルガメッシュはバーサーカーと相対しながらもこちらを見据えていた。
「
「逃げるに決まってんでしょうがこの歩く抑止案件!
宝石を投じ、すぐさま起爆。
辺り一帯をサイケデリックな光で彩りながら、スペンタマユはバーサーカー共々ギルガメッシュへと踊りかかる。
その隙に、バーサーカーのマスターが逃げようとするが──
「思い上がったな」
「■■■■──!?」
黄金の波紋から現れた黄金の鎖が、ただでさえあちこち傷だらけだったバーサーカーを縛める。
それに気を取られたルーラーの腹に剣の峰を叩き込んだ。
「なっ──げほっ!!」
「この程度か」
崩れ落ちた少女を見下しながら、ギルガメッシュは逃げ惑うバーサーカーのマスターへ手を向けた。
三度波紋が現れ、マスターの足を剣が切りつけた。
「あっ……!?」
「鬱陶しい。走り回るな、人形」
地面に転げ回るマスターの少女。
そこへ向けて、ギルガメッシュはゆっくりと歩を進める。
「……っ、やめなさい、ギルガメッシュ……!」
「雑種の分際で
黄金の波紋から一つの剣を取り出す。
そして、なおも地を這って逃げ回る少女へ向けて、その一撃を振り下ろ──
「──ッ!
──せなかった。
FNaFのUCN楽しい。