50連してばらきーとジャンヌゥを引きました。欲を言えばヨシツゥネも欲しかったですが、ロビンフッドとヘクトールの星3二大巨塔(?)が頑張ってくれやがったせいで出ませんでした。っつーかロビン、キミ出るガチャ間違えてるぞ。隣だぞ。
「……わーお」
龍洞の最奥部。
そこに、超弩級魔術礼装──全ての元凶たる大聖杯が鎮座していた。
しかし、その威容は泥による汚染によって地に堕ち、今はただ使用者に破滅をもたらすだけの盛大な自爆装置と化してしまっている。
「……これはまた」
「驚いたかね」
その脇から姿を現したのは、やはりというかなんというか、縁起の悪そうな顔立ちの神父──言峰綺礼。
その手に掴まれているのは、聖書でも黒鍵でもなく……うん?
やけに捻くれたあの短剣、何処かで見たような。
「いやまあ、大体の予想はついてましたけど……やっぱり直に見ると凄いですね。非ッ常に気持ち悪い」
にべもなく吐き捨てる。
そうしている間にも、聖杯の泥はまるで再誕の時を待つかのように不気味に泡立っていた。
極力サーヴァントを脱落させないように立ち回ったおかげで、どうやら完全に動き出すまでには至っていないようだ。
……ここからでも、金ピカ一人脱落してしまえばあっさり顕現可能な程の魔力が手に入るだろうが。
「はあー……
「君も大概酷くないかね?」
「腐っても鯛、クソステでも善神(もどき)ですよ。価値観の類はとっくに相互理解不可能の域まで達してます」
取り出した短剣をぶんぶんと振り回しながら、スペンタマユはなんということもなしに告げる。
そう、あまりにも言動が俗っぽすぎて忘れられがちだが、これでも彼女は善神の依り代として『座』に祭り上げられた英雄である。
故に、基本的な価値観がどうしようもなく乖離しているのだ。
「ま、上司のサボりのツケはいつも部下に来るものです。とっとと殺して済ませましょう」
「……私がそれをさせるとでも?」
「あー、そこなんですよねー、うん」
苦い顔をする裁定者。
そう、この神父、信じ難い事にそのサーヴァントと融合することによって(!?)サーヴァントとタイマン張れるようになったという頭のおかしい経歴の持ち主なのだ。
しかも、融合したのが寄りにもよって
「──ま、出来る出来ないではなくやるしかないんです。下請けの辛いところですね」
「ああ、そうだな」
そうして、二人は互いの武器を構える。
片や、銀の短剣と無数の宝石。
片や、極限まで鍛え抜いた己が鋼の体。
さあさ、之より始まるはただ一つの死合──白と黒が潰しあう、情け無用の合戦なれば。
いざ、尋常に──
「貴方を倒して、私が勝つ」
「貴様を殺して、私が勝つ」
──始め。
「はっ!」
門が開く。無数の武具が空を割く。
龍洞周辺はもはや地獄すらも生温い惨状を呈していた。
地面にはクレーターの上からさらにクレーターが生成され、大雑把な露天掘りのようになっている。
周囲に生えていた樹木は一本残らず切り倒され、切り刻まれ、もはやその残滓を探す方が難しい有様だ。
「思い上がったな!!」
「チッ、全然近寄れねぇ! やっぱ頭おかしいんじゃねえのかアイツ!?」
ランサーが叫ぶ。
実際その通りで、撃ち放たれる武具の数はもはや狂気的な域に達していた。
粗製とはいえ元は宝石剣にも匹敵する礼装からの束縛を受けてなおこの密度。もしこれがなかったらどうなっていた事か。
アーチャーが舌打ちする。
「くっ、冗談ではない! マスター、そっちはどうだ!?」
「こっちもギリギリよ! ああくそとっとと仕事済ませなさい裁定者ーっ!!」
「
黄金武具と投影武具と宝石が宙を舞う。
それだけ聞くと優雅に感じるかもしれないが、実情は先にも書いた通り。中東の紛争地帯と比較してもなお酷い、文字通りかすっただけで死人の出る必殺武器の大盤振る舞いだ。並の人間なら秒と持たないだろう。
熾烈な防衛戦を繰り広げている彼らの勝利条件は、『
現在アーチャー、
六対一でようやく拮抗という常識外の強さ。
はっきりいって冗談ではない。
「はあっ!」
「下らん」
「そらよっ!」
「──精度を上げておくか」
「はぁぁぁっ!」
「侮るな」
貫き、蹴散らし、押し通る。
そうまでしてなお倒せない、黄金の英雄王。
だが、そこで男は眉をひそめた。
龍洞の方に振り向き、怪訝そうな表情をする。
「……言峰。しくじったか……? いや違う、これは──」
「戦闘中に他所見たァいい度胸だ!!」
「囀るな、犬」
ランサーがすぐさま襲いかかり、ギルガメッシュがそれを弾き飛ばす。
そのまま戦況は動から静へ──だが、それは決して平穏などではない。
張り詰めた糸、あるいは表面張力のギリギリまで器に注がれた水のように危うい静寂だ。
──そして。
『──、』
ちなみに
FGOのIDは415-421-112、ユーザー名『
オールにおいてあるLv.90金枠スキルマサリエリが目印です