早速ですがこの話は読んでいて気持ち悪くなったり不快に思ったりするかもしれません。
お気を付けください。
ー〇〇sideー
「ーーお姉様、ーーお姉様、今までありがとう」
「何言ってるの〇〇!諦めるのはまだ早いわよ。貴女はもう自由なのよ?」
「そうだよ〇〇!これからはもっと楽しい生活が待ってるんだよ?だからそんな別れの言葉なんて言わないで!」
「ーーお姉様、ーーお姉様…自分のことは…自分が一番わかるよ…ゴホッ!ゴホッ!…わたし…は…もう…」
「やめて!そんなことない!…なんで!なんで止まらないのよ!」
「お願い…グスッ…止まってよ…止まってよ…」
お姉様達が必死にどうにかしようとしてくれているけど…わたしのおなかから出てる血は止まらない。
あぁ…眠たくなってきちゃったな…
「〇〇お姉様…ごめんなさい…少し眠たくなってきちゃった…少しだけお昼寝してくるね…」
「ダメよ!〇〇ッ!寝ちゃダメッ!」
「起きてッ!ねぇ起きてよ!〇〇ッ!」
「大丈夫だよ…30分ぐらい寝るだけだから……?ーーお姉様?…なんて…言ってるの?聞こえ…ない…よ?」
「お➖➖いッ!目を開➖て➖!〇➖!➖➖!」
あぁ、もうもたないのか。どんどん目が閉じて行っちゃう…
「ーー…お姉様…ーー…お姉様…あ…がと…う…ゴホッ!……だい……す……き……」
「…〇〇?ねぇ〇〇?起きて?起きてよッ!」
「嘘…〇〇の妖力がどんどん小さく…嘘だ…嘘だッ!嘘だッ!」
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…今日の夢はおかしい夢だったな
朝ごはんを食べながらわたしは今日見た夢を思い出す。夢っていうのはほとんど覚えていないことが多いのだが、今日の夢は起きてからも忘れることはなかった。
…私にお姉様か…でもあれって人じゃないよね、明らか背中に翼があったし…っと、ご馳走様でした
食器を片付けて今日は何をするか考える。今日は何をしようかな?
今日は日曜日で特にやることもないから散歩でもしてみようかな。
そうと決まれば準備しないとね。まずは洗濯を…
➖少女準備中➖
よし、準備完了!それじゃあ最後に…
「行ってきます。お母さん、お父さん!」
仏壇に向かって行ってきますの挨拶をして家を出る
今日はどんな事があるかな…
家の中には誰もいなくなったが、少女が出て行ってすぐに「ピシッ」という音が響いた。それは先程少女が使っていたガラスのコップだった…
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今日の天気は曇り、散歩には向かない天気だ。
でも私にとっては一番好きな天気だった。晴れていると太陽がまぶしくて、雨だと服がぬれてしまう。
だから私は何もない曇りの日が一番好きだった。
そんなことを考えながら私は公園にはいった。
「おかあさん!みてみて~」
「あらどうしたの?ゆうちゃん」
公園には人がいた。まぁ時間的にもいてもおかしくはないか…
それにしてもお母さん…か…
ほんとどうして死んじゃったのかな…
それは私の悲しい記憶…
私が高校に入る前のこと、私が学校から帰ると家の前にはパトカーや救急車が止まっており私の家には入れない状況になっていた。私がフラフラと家に近づいていくのを見た警察官に止められたが、その手を振り払い家の中に入った。そこには私が知っている色をしたリビングはなく、真っ赤に染まったリビングがあった。そこで何があったのかを察してしまった私は近くまで追いかけてきた警察官に掴み掛り両親のことについて聞いた。両親はナイフで心臓を一突きで即死だったらしい。両親を殺した犯人は警察が来た時に自ら喉を切って自殺したことも聞いた。
正直信じたくなかったがこの現場を見た以上信じるしかなかった…
事件の処理後私は両親の葬式を開いた。身内だけの小さな葬式だ。両親が灰になり葬式が終わった後私は{どうやって死ぬか}ということしか考えていなかった。日常を奪われ、両親も奪われ、犯人に復讐する機会も奪われた。正直生きている意味がなかった。
でもまぁ…あれを見たら死ねないよね…
私が今こうして生きているのは両親が残してくれたたった一つの言葉だった。
「生きて」
この一言で私は生きる意味を見つけた。少しでも長く生きて両親に話を聞かせるんだ。
…なんかしんみりしちゃったな。ほかのところに行くか
公園を後にして住宅街に入っていく。ここは最近できた所できれいな家が何件も並んでいる
…ん?大丈夫かな、あの人
自分の少し遠くにうずくまっている男の人がいた。周りに人はおらず、よく見てみるとその男性はお腹を押さえている
声をかけるべきだよね…病気だったらまずいし…
「あの、すみません大丈夫ですか?」
声をかけられた男性は肩をビクッ、震わせるとそのままの体制で話し始めた
「い、いえ大丈夫ですよぉ?」
「ほんとですか?うずくまっていたのでてっきりどこか痛いのかと」
「…うずくまっているのには理由があるんですよ」
「…?その理由って聞いてもいいですか」
「ええ、いいですよ何なら体験させてあげますよ」
「体験?…それって…」
ザスッ…
「へ?…なんで…」
「ククク…ハハ…アッ八ッハッハッハッ!バカがよぉ、のこのこ近づいてきてよぉ」
男が突然立ち上がり、私にナイフを…
「…!ウッ…ゲホッ…どう…して…」
「あぁ?意味なんてねえよ。ただ俺様が殺したかったから殺す。それだけだ」
私はあまりの痛さに立っていられず倒れてしまった…
「じゃあな、バカ。運がよかったら助かるかもな」
男は私に背を向け走り去っていった…
ポツ…ポツ…
降り始めた雨に打たれ、赤く染まっていく地面を見つめながら私は思う。
…また奪われるのか
見上げた空は黒く、雨が降り、地面にできた赤い水たまりを大きくしていく。
お腹には1本のナイフが刺さっていて、今も痛い
…お母さん…お父さん…今からそっちに行くね…
救急車が来て救急隊員さんが何か言っているけどもうほとんど聞こえないや。
目ももう見えないし、すごく眠たい
…次に生まれ変われるなら…今度は…みんなが幸せな世界に…
そこで私の意識はなくなり、私という存在はこの世から消えた。
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「次のニュースです。今日午前10時ごろ、16歳の少女が何者かに腹部を刺され殺害される事件がありました。殺害された少女は■■ ■■さんでなお、■■さんを刺した犯人はいまだ捕まっておらず警察は行方を追っています。」
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……ここは…どこ?
…私は…確かナイフを持った男に突然刺されて…
「➖➖た!あな➖!この子➖目を➖まし➖➖よ!」
「本➖か!➖リィ!おぉ、本当だ!サ➖ナ分か➖か?」
何か聞こえてきた…この子?一体誰のことを言ってるんだろう…
私は状況を確認するために目を開け……明らかに人じゃないないよねこいつら。と言うかまだしっかりと耳が聞こえないな、途切れ途切れにしか聞こえない。…そろそろ耳が慣れてきたかな?
「あなた、名前を決めたんですね」
「ああ!この子はサレナ…サレナ・スカーレットだ!」
私を持ち上げて男は言った…持ち上げて?
私は理解してしまった…
…なんで私赤ちゃんになってるの?!
お久しぶりでございます。
一度小説を消してから大分期間外空いてしまいました
この作品は何年かかっても完結させますので…気長にお付き合いください