Fate Grand Order / Singularity of eighth to fourteenth 作:No.72
第1節 「分岐点」 進行度1
私の勤める「人理継続保障機関フィニス・カルデア」は「疑似惑星環境モデル・カルデアス」という装置を使って、人類の未来が存在し続けることを証明する機関である……が、カルデアスってなにー、とかそもそも人理ってなんだよー、とか詳しいことは正直私も理解していないので、これ以上は省略する。
自己紹介をしよう。私の名前は藤丸立香、わけあって滅亡してしまった世界における、人類最後のマスターである。
今のカルデアは人類の滅亡を回避するために、滅亡の原因となった「特異点」を修復する作戦を実行中である。
特異点とは過去の歴史が狂ってしまったもの、本来存在しないはずの歴史である。
私は今まで6つの特異点を修復してきた。
第1特異点 AD1431
邪竜百年戦争 オルレアン
第2特異点 AD60
永続狂気帝国 セプテム
第3特異点 AD1573
封鎖終局四海 オケアノス
第4特異点 AD1888
死界魔霧都市 ロンドン
第5特異点 AD1783
北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
第6特異点 AD1273
神聖円卓領域 キャメロット
過去の時代に一時的に転移できる技術、「レイシフト」を利用して特異点へ行き、特異点内にある「聖杯」を見つけ、確保し、特異点を修復する、
正直、日本でスカウトされる前はこんな生活になるとは想像できなかった。
もちろん、特異点には敵がいる。私の戦闘力は皆無なので、私1人では戦う事すらままならない。
そんなとき、私の盾となり剣となり、人理修復を助けてくれる存在が……
「私のご飯はまだですか?」
「ちょっと待ってろ、あ、これはジャックやナーサリーの食事だ。食べるなよ。」
「目の前でご飯がお預けになるとは……」
「スプーンで食べたらどうですか?こぼしてしまいますよ?」
「私は貴女とは違って箸ぐらい使えるのよ、見てなさい。」
「ええ、私も箸を使って見たいので勉強にさせていただきますね!(期待の眼差し)」
「これだから聖女様は……」
「お、今日も飯がうまそうだ。いただくとするか。」
「貴方達、そ の 手 は ち ゃ ん と あ ら い ま し た よ ね ?(怒)」
「待って、自分で洗いに行くからその物騒なオキシドールをおいてk」
「問 答 無 用!殺菌します!」
「うわぁぁぁぁ!」
「頼むから食堂にオキシドール持ち込まないで下さい、臭いがきつくてせっかくの飯が……」
「先輩!ご飯お持ちしました!」
「マシュ、今日もありがとう。」
彼ら、「サーヴァント」達である。
歴史上の英雄や偉人、伝説上の英雄をサーヴァントとして召喚し、使役するのが「英霊召喚」であり、彼らの協力で今まで私は戦って来れた。
ざっくり言えば、カルデアというのはそういうところである。
「ドクター!「シバ」が不審な兆候を確認しました!」
「こんな時に問題発生か?何が起きたんだ。」
「それが……、直接見ていただければわかるかと……、あ、技術顧問さん。」
「どれどれ……………、おい、ロマニ、これはまずいぞ。」
「どうしたレオナルド。君が取り乱すなんて。そんなにやばいのかい?」
「レイシフトできなかった原因でもあると思うが………、ロマ二、至急2人を召集してくれ。」
「わかった………、けど、一体何が?」
「特異点が出現した。それも、7つもだ。」
後書き
Fate Grand Orderの二次創作を投稿してみました。
第8特異点から第14特異点を経て、修復不可能直前まで追い込まれた第7特異点を修復するまでがこの物語です。
第8特異点から第14特異点までは既にできていて
以下ネタバレ
第8特異点 AD1453
不落籠城都市 コンスタンティノープル
第9特異点 AD1348
疫病頽廃屍地 ロンバルディア
第10特異点 AD100
東西帝国決戦 パルティア
第11特異点 AD1582
侵蝕戦乱八洲 冬木
第12特異点 AD1307
抗聖堂騎士団 テンプル
第13特異点 AD1648
決裂交戦焦土 ウェストファリア
第14特異点 AD1670
虚構千年王国 エルサレム
そして
第7特異点 BC2655
■■■■■■ バビロニア
果たして立香達は8つの特異点を攻略して魔術王のもとまでたどり着けるのか!
これからもよろしくお願いします