映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険~絆の戦士、最後の戦い~   作:憲彦

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はいは~い!ようやくの投稿です。ね、やるやる詐欺では無かったでしょ?書くと言ったら書くよ?これがウルトラマンとしてののび太の最後の戦いです。その行く末を見届けで下さい。


異常な夏

10万年前の南極。そこは今のような氷の世界ではなく、空のような物が見えている。そして、何かの建物の中には、巨大な生物の骨格がたっていた。その建物の中を、小さな2足のゾウ?の様な生物に乗った少女と50代程の男性が走っていた。

 

「これがブリザーガの骨格……」

 

少女が呟くと、男性の方は建物内をカメラで撮影している。そして少女が骨格の頭の辺りに目を向けたときだ。金色の光るなにかを見付けた。小さいゾウから飛び降りて、骨格を器用に上っていき頭に突き刺さっている物を引き抜こうとした。

 

「くっ……!んん~!!」

 

「あぁ!もっと慎重に!!」

 

男がそう叫んだときだ。建物の奥で何か巨大な物が動く様な大きな音がした。カメラをズームにして覗きなら、音のした方向を見てみる。すると、レンズには巨大な触手の様な何かが映った。

 

「ッ!?カーラ!急げ!!」

 

「んん~!抜けた!!」

 

突き刺さっていたのは妙な形をした剣だ。男性が急げと叫んだ瞬間に抜くことができ、そのまま落ちるように小さいゾウの上に飛び乗った。

 

「行くぞ!!」

 

『オオオオオ!!!』

 

「オクトゴン!?」

 

剣を抱えながら逃げるカーラと呼ばれた少女は、現れた巨大な生物をみてオクトゴンと叫んだ。確かにタコのような生物だ。オクトゴンは触手を伸ばして2人を襲う。

 

「ウオォッ!」

 

「博士!テクテク!!キャア!!」

 

カーラが後ろの1人と1匹を心配すると、自分も触手に襲われてゾウから投げ出されてしまった。その拍子に持っていたものを離してしまう。それは空中で柄の部分に付いているリングだけの物になってしまい、地面を転がって自分の手が届かない場所まで落ちてしまった。

 

「しまった!リングが……!!」

 

悔しそうに手を伸ばすが、チャポンと言う水に沈む音とオクトゴンが動く音が周りに小玉するだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時間は流れて10万年後の東京のススキヶ原市。この夏、東京は異常とも言える猛暑に襲われていた。

 

「暑い……かき氷食べないと暑くて焼け死んじゃうよ」

 

当然、体力の無いのび太は暑さでグロッキー。本当に溶けてるみたいに体から力が抜けている。

 

「ハハハ。そんな大袈裟な」

 

「もう、のび太くんは暑さに弱すぎだよ」

 

公式の設定では、ドラえもんも暑さ寒さに弱い。そして今のび太の家には、出来杉が来て夏休みの宿題を片っ端から片付けていた。魔法世界での一件以降、この2人の付き合いは増えた。その結果、絶対に夏休み最終日になって泣いてしまいそうなのび太の為に、ドラえもんが頼んで出来杉が一緒に宿題をやることになったのだ。

 

「と言っても、暑いのは事実だよ……」

 

確かに、連日連夜30度を超えた猛暑が続いている。これではのび太でなくてもいずれは誰だって倒れてしまう。そんな感じの日々が続いているのだ。

 

その時、ドラえもんのポケットから音楽が響いてきた。

 

「ドラミから電話だ」

 

携帯電話の様だ。画面にはドラミがスゴい化粧をしてドアップで写り込んでいた。目の前には水晶玉的な物も写っている。

 

『お兄ちゃん大丈夫!?』

 

「全然大丈夫じゃないよ。こっちは暑くて暑くて」

 

『暑い?おかしいわね。ロボット占いによると、お兄ちゃんは今月人生最悪の氷難の相が出てるって』

 

「ひょうなん?」

 

聞き慣れない言葉に、のび太は首を傾げている。そしてドラえもんは流行りにすぐに乗ったドラミに白い目を向けている。出来杉はそんな2人を見て苦笑いを浮かべるだけだった。

 

『そ、氷の難と書いて氷難。取り敢えず氷には気を付けて!それからペンギンには要注意よ!ラッキーアイテムは星よ!』

 

「全く……ドラミはすぐ流行に流されるんだから」

 

『えぇ!?流氷に流される!?』

 

ブチッ!

 

鬱陶しくなって電話を無理矢理切った。その直後、どう言うわけかドラえもんはさっきの会話の中で出てきた単語を並べ始めた。

 

「ん?流行……流氷……氷……あ!そうだ!いくらでもかき氷を食べられる場所がある!」

 

ドラえもんがそう言うと、のび太と出来杉は宿題を切り上げて2階の部屋へと向かっていく。ドラえもんは押し入れの下の部分に頭を入れながら何かを探していた。

 

「あった!イタッ!……これこれ」

 

取り出したのは新聞を切り抜いて張り付けていたスクラップブック。その中の1つを取り出して2人に見せた。それは巨大氷山北上の見出しの記事だ。

 

「気になったから取っておいたんだ」

 

「巨大氷山?」

 

「そ、ここならかき氷が食べほだいだ!!」

 

ポケットに手を突っ込んで毎度お馴染みのどこでもドアを取り出して、ドアを開けようとした。

 

「あ、でも良いの?ドラミちゃんが氷に気を付けろって」

 

出来杉とのび太が心配そうにドラえもんに訪ねるが、当のドラえもん本人は全く気にしない。そしてドアを開けると、小さい氷の上にドアが繋がった。

 

「ありゃ?……あ!あっちだ!」

 

顔を覗かせて周りを見渡すと、タケコプターを付けて正面に向かって飛んでいった。その後を、出来杉とのび太が同じ様にタケコプターを付けて付いていく。




次回の更新はいつになるのかは不明!何故なら不定期なグダグダ更新だから!

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