作者は用事があるので暫く投稿できません。ご了承ください。
天崎に荷物が届いた後に今回の話が始まる。
突然だが、自室が機材の山と化した。
前々から注文していた作曲用の機材が一度に届いたからである。
ドガミとの生活も今日で一ヶ月、奴の治療方法の被験体となって三週間程といったところだ。
(…忘れてた。妙なテンションになって注文してたの)
「この機材の山はいったいどうしたんだ」
「…あまり言いたくないが使わないのに、深夜テンションで騒いだ勢いで買ってしまったものだ。」
「…?…‼︎そうか、これが君が私の真似をした時に買ったものか」
「おいまて、私の真似って何だ。」
聞き捨てならないといった表情で、ドガミを睨みつける。
「真似だよ…私もそれとよく似た言葉をよくいっているからね」
(…言葉遣い改めよう。)
「そうしろ、話は変わるがこの機材使わないのなら、この私が有効活用してあげよォう。」
天崎は一ヶ月の間ドガミのあしらい方を学び、以前よりは喧嘩する回数は減った。一日に二回喧嘩するのは流石に避けたいと互いに思ったそうだ。
「勝手にしてください。」
「そう、その敬語がいい。勝手にさせてもらおう」
「…僕は散歩に行きますから「少し待て」?」
「君の持つ仮面ライダークロニクルのガシャットも貸してくれ」
ドガミは不気味に笑った。
player change Miku
嗚呼、夏の日差しで汗を流す君の横顔。
私はそこに細やかな幸せを観るんだ。
(やっぱり、ぐったりしている響も綺麗だなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ)
此処は私立リディアン音学院、新しい場所、新しい校舎…と言うわけでもなく廃校になった設備を一部新調して、再活用でやっている…世の中は世知辛い
そんな中、ドガミとは違ったベクトルで恐怖を駆り立てる少女。彼女の名は小日向 未来。
響の幼地味であり親友であり、天崎がそっちのけがあると判断された少女だ
「未来〜、此処の問題どうやって解くの?」
(嗚呼、その困った顔もいい‼︎)
「うん、此処の問題は此処の値に三を掛けて…」
言動と思考が合わせておらず混乱しやすいが、これが小日向 未来という少女である…響は本日の最後の宿題を解き終わった頃で、未来は質問する
「…ねぇ、響。あの天崎さんって人どう思っているの?」
小日向の中で危険人物認定された天崎についてだ…自分の太陽を盗み出すかもしれない盗人の可能性が高いからだ。
「え、どう思うってそれ「好きとかそういう感情」えぇ‼︎、それは〜…うん、どうなんだろ?」
響ははっきりしない答えを未来に返した
「天崎さんは、私と未来が仲直りしやすい様に色々と教えてもらったし…何か申し訳ないし、困っていたら助けてあげたいんだよね…でもね、好きっていうわけじゃないんだ。」
「どういうこと?」
「天崎さん、一人ぼっちじゃないかな〜って」
(ひとりぼっち?)
考えてもいなかった一言を言われて、困惑する未来…天崎はそういう人間でもなさそうにみえるが、そんなことを考えていると
「いや〜、ドラマとかである。孤高の天才って感じがするんだよね〜天崎さん。『お前の存在はノーサンキューだ』〜て感じの」
「響、現実はドラマじゃないんだよ…説得力はあまり無いけど。」
相変わらずの響に、思わず微笑んでしまい、こんな日々が続けば良いなと思う。リディアン音楽院のやべーやつ予備軍だった。
player change Amasaki
(夏だっていうのに寒い)
気温が32℃を超える中、場違いなことを考えていた天崎、散歩がてらスーパーで食料の調達をやっていたようだ。
(…ドガミをほっといて大丈夫なのか)
手にした袋の中身を確認しながら、不安を募らせた
(僕の正体を知る為の有力な手掛かりだが、アレは危険人物だ…このまま放っておいたらフィーネのときより危険な事が起こる気がする。)
天崎はドガミの事が信用しきれていなかった。立ち振る舞い、雰囲気、言動、どれを取っても特撮の黒幕の条件に当てはまるドガミは…限りなく黒に近い灰色だからだ。
だが、その分彼の実力もまた本物で、立花 響を救う為の手段は理論上は完成している…天崎は響を助けるまではドガミの言うことを聞くしか無いのだ。
(現実はドラマッチックのような展開を見せつけるが、御都合主義はなかなか起こらないもんだなぁ…)
天崎がそんな哀愁に浸りながら、自分の部屋番号が書かれた扉の前に立った。
チャイムを鳴らした
「ヴェハハハハハハハハハハハハハァ、遅かったなぁ‼︎、ソウシィ‼︎…君に話したい事がある。」
例の如く狂笑してきたので、言葉を言い終えたドガミに対して右ストレートをぶちかました。
時は変わって自室、部屋がオレンジ色に染まる中、天崎はドガミの話を聞いていた。
「…私は気分が高揚すると、あんな風に笑ってしまう。それは仕方がないことだ。分かったな」
「わかった。でも、止める努力はしてくれ」
喧嘩が終わったのか、二人で原因について話し、それも終わったようだ
「ところで話したいこととは?」
「3つのニュースだ。」
天崎は喧嘩する直前で言っていた。ドガミの言葉について尋ねると、そうドガミはいった。
「1つ、君のクロノスは普通じゃない、私が作った仮面ライダークロニクルにはLevelが存在しない…だが君のは」
「Levelが存在する。」
「そう…君のガシャットを調べてみたら私がクロノスに搭載させていた機能の殆どが機能不全だ。」
1つ目は天崎のクロノスのことだった。ドガミは他にも、バグヴァイサーⅡで変身したにしては可笑しい機能がついていたことも告げた
「2つ目、立花 響を助けるのに必要な物が完成した」
「本当か?」
「私を誰だと思っている…神の才能を持つ男だぞ…使い方は後で教える」
ドガミはその後理論について語ったが、理解が難しく話半分にドガミの話を聞き、
「3つ目、ルナアタックはまだ終わっていない。」
その言葉に戸惑った
Movie start
「終わってないってどういう事だ‼︎」
数秒の放心の後、そう言葉を切り出す
「君は、月を砕いておいてその程度で済むと思ったのかぁ?…済むはずがないだろぉぉぉぉぉぉッ…」
その言葉に怒鳴り返すドガミ
「第一どうやっ「NASAからデータを盗んだ」何やってんだ邪神。」
「…邪神…その響きは悪くないな」
「おい、はぐらかすな」
ドガミはゆっくりと歩きだし椅子に座った
「簡潔に説明すると、バラルの呪詛とやらがら消えても人が団結することは難しいということだ…アメリカの上層部は他の人々を見捨てるようだ。」
「この世界そういう屑が多すぎる…‼︎」
木製の机を思いっきり殴り、ヒビが入った。
「元気なことはよろしいが、F.I.S.というアメリカの機関が上層部の意向とは関係なく行動するらしい。」
「…ちょっと待った、何が起こるんだ。お前のいうことだからあっさり信じてしまったが、何が起こるか聞いてないぞ。」
「そうだったな、月が地球に落下する。被害は全人類の約90%で済めば、良いところだな。」
「…あのアパズレ、ロクなことをしねぇ」
天崎はフィーネのやらかしたことにうんざりしながら、ドガミから目をそらす
「話を戻すが、先ほど言ったF.I.S.がその月の落下を阻止するために勝手に行動することを決断したそうだ。」
「どうやって」
「フィーネの計画を利用するらしい」
ドガミは席を立ち、天崎の周囲をゆっくりと回り始める
「フィーネはどうやら、月を破壊した後、フロンティアと呼ばれる物体で人類を支配しようとしていたらしい…それを使えば月の内部機構をコントロールもできる可能性がある…と、睨んでいるそうだ」
「可能なのか?」
「知らん。私も調べ始めたばかりだからな」
「藁にも縋る思い…ということか」
そういうことだ。その言葉が出てはっとして、言った
「二課と協力して行えば「二課の上層部もアメリカの上層部もほぼ同じだ。ひょっとしたら状況が悪化する可能性もありえる」ダメなのか」
「…だが、協力するという考えはいいな…総使、私に1つ考えがある。」
「…何だ」
「二課もF.I.S.も全て利用して、私達の現状の問題を打破しよう。」
唖然とする天崎を他所に、私の計画に乗るか?とドガミは囁いた。
ところで皆様
小日向 未来ってこんなキャラであってますよね?
作者は少し不安になりました