Re:Game Start   作:ウルト兎

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寝ぼけながら………更新準備したので…誤字があるかもしれません…


その時はお願いします


ステージ5/困惑のシチュレーション

『ソウシ君、君はどのガシャットを選ぶのかな?』

『…ドガミそのしゃべ『これは向こうでの顔づくりのための予習だ』あぁ、はいはい…じゃあ取り敢えずコレとコレ、それと…これかな?』

『…最後に選んだやつ以外はよし…そのガシャットだけは譲れない。』

『なんで?』

『恥ずかしいから言わせないでくれるかな?』

『羞恥心あったのッ⁈』

 

 

〜とある一日の続き〜

 

 

奏とクリスが走っていた。特に先程まで走っていたクリスは顔を引きつらせ、呼吸を荒くしながら走っていた。

二人の全力疾走のかいがあってかある場面を目撃する事が出来た。

翼がガングニールのアームドギアで弾き飛ばされるところだ。

 

 

「翼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ⁉︎」

 

 

奏はその場面を見て、全力で走っていた足を更に速めた。身体が無理をしていると言ってるかのように、喉の奥底から血のような匂いが口に充満する。クリスの方は、途中でついていけなくなり倒れそうになっている。

そして奏は手にしている槍を使い、棒高跳びの用法で空高く飛び上がり翼をキャッチした。

 

 

「奏ッ?なんでここに…」

「ヒュー、ハー、ヒュー、ハー、ヒュー、ハー、ゲンムの、狙いは、あたしらの、足止めだったんだ、」

「か、奏?、説明はいいからゆっくり休んで‼︎」

 

 

ゲンムを足止めしていた筈の奏がこっちに来たことに驚く翼だったが、奏の様子を見て休むように言うと

 

 

空からマリアが降りて、槍の上に乗った。槍は潜水艦に突き刺さってあった。

 

 

 

「歌姫マリア⁉︎」

「………旦那、反応は?」

『全くなかったはずだ、奴等は一体何処から…』

「随分と疲れているようだな、天羽奏」

「ゲンムッ‼︎」

 

 

 

突如現れたマリアに、二課一同は混乱するが…ゲンムが来たことで再び緊張感が高まった

 

 

 

「……ふむ、此処まで来ると何か褒美もあげたくなるな…」

「褒美なんかいるわけねーだろッ‼︎」

「貴様をただ捕らえるのみッ‼︎覚悟しろゲンム」

「翼さん、奏さん、クリスちゃん、戻って来たよッ‼︎」

 

 

 

装者の二人がカッコよく啖呵を切っていくなかで、場違いなセリフを言いながら現れたのは、立花響。軽く走って来ているせいでか、息は普通である。手には手錠がかけられてあるウェル博士と、ソロモンの杖、両手にラフレシア(危険物)である。

 

 

 

「……成る程、そう言う態度をとるわけか」

「当たり前の話だろッ⁉︎、人を都合のいいように甘言で操る奴はイヤってほど見たんだよッ」

「私は奏を信じている……何事も隠さず胸を張って戦う奏を」

「あのー……」

 

 

 

だが、ゲンムは仕切り直すと言わんばかりにすぐに発言を繰り返した。それに乗っかるように言葉を返していると、またもや響が話を遮った。

 

 

 

「あー、もう‼︎響なんだッ」

「マリアさんがさっきから槍の上に乗ったままなんですけど話さなくていいんですか?」

「………あ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ナイスッ‼︎……本当、敵なのが残念なぐらい)

 

乙女マリアは困っていた。

誰がどう見てもカッコイイ登場をした筈なのに、直後に登場したゲンムによってインパクトが薄れて皆がそっちの方向を向いたからだ。この状況をどうにかして欲しくて、二課装者のクリス・雪音。響・立花の方を静かに見つめていたのだが、クリスはグロッキーのまま、あとは立花響が気づくしかなかったのだ…空気的に。

 

 

そして気づいてくれた。

このときばかりは敵対しているのに感謝の言葉を送ってしまった。

 

 

「(とにかく言うべき言葉は言わないと…)わた『待ってましたよ、フィーネ』(あ、)」

「フィーネだとッ‼︎」

「…………」

「終わりを意味する名は我々組織の象徴であり彼女の二つ名でもある」

「まさか…じゃあ…あの人が…ッ!」

「(止めろ、Dr.ウェルッ‼︎)『新たに目覚めたフィーネですッ!』(…言うことが…もう何もないじゃないの…)」

 

 

マリアが落胆にいじけて、自分の妹の名を心の奥底で叫ぼうとしたとき

 

 

「おいッ…何だんまりとしてんだぁ…フィーネさんよぉ…」

「(天羽奏?、とにかく話を繋ぎましょう)えぇ、何も話すことはない。私はまだ完全にフィーネと至ってないわ…でも、いずれそうなるでしょうね」

「ほー、そうか、そうかー……なら」

「(何この悪寒ッ⁉︎、まだ言いたい事を言ってないのに戦闘になりそうな感じはッ)なら?」

「そうなる前にお前を倒してやるよッ‼︎」

「(もうやだセレナ…)…ええ、かかってきなさい」

 

 

外見激情の奏、内見弱気のマリア、もう勝負が目に見えている勝負が始まろうとすると、奏の背後から銃弾の嵐が飛んできて潜水艦に蜂の巣が空いた。

 

 

「君の相手はこの私だ。天羽奏」

「…ゲンムッ」

「君の様なタイプでは、マリアさんの相手は難しいと思ったんでね…それとも何だ?君は四方八方に喧嘩を吹っかけて逃げる、臆病者か?、いや卑怯者か」

「……あぁ、はいはい、上等だ。今からお前を叩き潰すッ」

「(ゲンム有難うッ)…そうか、なら私は風鳴 翼、貴女と戦うわ」

 

 

ゲンムは奏とマリアの様子を見て、奏の怒りやマリアの戸惑いを見ていたからか、別の思惑があるのか奏を挑発し自分と戦わせる。マリアはゲンムに心の中で感謝の言葉を伝えながら、翼に勝負を申し込む。それを遮るように、クリスがマリアに銃を突きつけた

 

 

「おいおい、歌姫さんよぉ、真打ちと戦うには早いんじゃないか?」

「(気持ちが落ち着いてきたわ)…君は頭上に注意した方がいいと思うわ」

「なッ『なんとぉッ、イガリマ‼︎』ぐわぁッ‼︎」

「クリスちゃんッ『……消えて』‼︎」

 

 

クリスはマリアに挑発し、自分と戦わせる様に仕向けるわけではなく、翼が受けたダメージを少しでも回復させるための時間稼ぎだったが、頭上から突然現れた切歌に攻撃され、響は調の攻撃を防ぐなど、其々が戦う相手が決まり勝負が始まった

 

 

 

 

 

 

奏とゲンムの戦いは飛行能力があるゲンムが有利の様に見えたが、飛べはせずとも跳べる奏にはそれほど意味がなく、ゲンムの掃射には槍を回してガードすればいいので、持ち前の技量と力で五分五分の戦いを繰り広げていた。

 

 

「…大した実力だ、恐らく二課だけではなく、奏者の中で君が最強なのだろう…」

「御託はいい、さっさと倒されろッ」

「だから私も、もう少し上手く戦おう。」

 

 

ゲンムはそういうと手に何かを持ちそれを放り投げた後、機関銃で撃った。

 

 

『高速化‼︎』

「高速化?」

「文字通りの高速移動さ、これに加えて…『ガシャット‼︎キメワザ』ガシャコンブレイカーでのキメワザだ、ではいくぞ」

『JET CRITICAL FINISH』

「なッ」

 

 

奏は何か言葉を紡ごうとしたが、それより速くゲンムが手にした剣での攻撃が命中した。その剣を見てみるとキメワザの影響でジェット噴射されており、それがさらなるスピードアップに繋がっているのだろう。そのままゲンムは何度も奏に攻撃し、最後の一撃で爆発し奏を吹き飛ばした。

 

 

「奏ッ‼︎」

「余所見をしてもいいのかしら?」

「ッ‼︎」

「マイターンッ‼︎」

 

 

奏がゲンムの攻撃でやられた事を契機に翼はマリアからの槍の一閃を食らう

 

 

(くそ、距離をあけさせてくれねぇッ)

「せーのッ、デースッ‼︎」

「が、ハッ」

 

 

クリス対切歌はクリスとの距離を詰めてスピードで攻めた切歌に分配があがった左右の手で鎌をブンブンと振り回しながらクリスに近づき、刃の部分ではなく柄の部分で横腹を殴打し、クリスは肺から空気を吐き出す。

 

 

『α式・百輪廻』

「たぁッ‼︎はぁッ‼︎やぁッ‼︎たぁッ‼︎」

「(数で無理ならパワーで押すッ)」

『非常Σ式・禁月輪』

「突進ッ⁉︎」

 

 

調の攻撃に対応するために、両手を離し拳で一つ一つ飛んでくる丸鋸を落としていく響。調はこのまま同じ事を繰り返しても意味がないと感じ、強引な攻撃で弾き飛ばそうとしたが、紙一重で躱された

 

 

「(取ったッ‼︎)」

「ソロモンの杖がッ⁉︎」

 

 

だが、元々の狙いはソロモンの杖。ウェル博士は両足が縛られていない事と単純に触りたくない事から、自分で歩かせようと思い、調はソロモンの杖を奪取した。

 

 

「よくできましたねぇ、調…それじゃぁこのまま…『帰還しなさい。マリア、調、切歌。適合係数が下がってます。』…名残りお『時限式ではここまでなのッ‼︎』ではさら『リンカーを使っているのか、おまえらッ…』……帰りますよ。」

 

 

ウェル博士は、落ち着いて話し方で戦いを続行しようとすると、ナスターシャ博士からこれ以上の戦闘は無理だと…それを示唆する発言を聞き、発言を変え帰還しようとすると、先程の腹いせを晴らすかのようにマリアが発言を遮り、奏も意図せずに発言を遮った。

おかげさまで、ウェル博士の機嫌が悪くなった。

 

 

その後、武装組織フィーネは突如空に現れた輸送機に乗って去っていた。その場に残された人の感情を置き去りにして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

輸送機が周りの風景に溶け込み消えていった後も奏はその方向を向いていた。

 

 

(フィーネ…あんたは私の家族を奪った…)

 

 

先程フィーネと名乗った…マリアに対する思いを独白しているようだ。

 

 

(だが、了子さんは私を利用するつもりだったとしても、あたしを助けてくれた)

 

 

了子として過ごした日々、フィーネとして奪った日、そしてマリアとして再誕を果たした日…

 

 

(だからな、フィーネ。もしあんたがまた、あたしらやマリアから何かを奪おうとするなら………響には悪いが、そのときはあたしが殺すよ。)

 

 

それがあたしの責任。と、奏は独論を締めくくり、響達へと歩み寄った。




……両手にラフレシア……何となくお気に入りのフレーズである。

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