Re:Game Start   作:ウルト兎

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…ジオウガイム編前編の最後の演出が気に入った…顔を近づけて息を吐きかけて拭き取る演技……




ステージ9/LETS GAME

「あいつどうなったんデスか?」

「分からない…分からないけど、パワーアップしたの…かも?」

 

 

輸送ヘリの中で戸惑う二人は響を見ていた。先程腕を食いちぎるというウェル博士の鬼畜の所業に驚いていたばかりなのにすぐ様に、腕を生やしてガングニールの模様を変えたのだから当然である。

 

 

「一体何が起こってるの…」

「…おそらくゲンムが何かしたんでしょう」

「ゲンムがッ‼︎」

「フィーネ、私と彼は個人的な契約をしているのです…なので彼はその報酬を支払って貰える条件を達成するまで、裏切らないでしょう……Dr.ウェルより安全です」

 

 

マリアとナスターシャは離れた場所で話し合いをしていた。

そんな中、今回の立花響の異常はゲンムによってもたらせたらものと知り驚く、マリア。

 

 

「マム、なんでゲンムとそんな取引をしたのよッ‼︎」

「……ハァ…マリア、私達だけで米国を欺けると思っていますか?」

「それは…」

「欺けるわけがありません…だからこそ現地に詳しいゲンムに依頼をしたのです……それに彼は悪人かもしれませんが信用はできます…」

「ッ、それこそなんでよッ‼︎」

「…ゲンムが何か気を触ることを言ったのは理解しています、ですがゲンムが言った言葉の意味を考えてください…きっとマリアの為に『ふざけないでッ‼︎』…ッ」

「セレナは命を懸けてみんなを助けておいて、みんなを助けたつもりはないと彼奴は言ったのよッ…そんな奴のことを信じられる訳ないじゃない…」

「………マリア…」

「………ヘリを移動させてくるわ、マムは休んでいて」

 

 

そう言ってマリアは操縦席に向かった。

ナスターシャはその背中をただ静かに目を見つめるだけであった。

しかし、見つめていた目は確かに母親(マム)の目だった。

 

 

 

 

 

 

♪???? ????♪

 

 

「ギュ…ギュイヤーッ‼︎」

「落ち着け、ネフィリムッ、落ち着くんだッ」

 

 

ネフィリムはさっきまで餌だった物に攻撃されて腹がたっている。

なので、何が何でも食べてやると思っている所をウェル博士が必死になだめている。

だが、その静止を気にもとめず響へと直進するネフィリム。

 

 

「………」

「バカ、逃げろッ‼︎」

 

 

それを気に留めず、突っ立ている響にクリスは発破をかけて逃がそうとさせるが

 

 

「ギュアぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼︎」

「……嘘だろ?……てか、離せッ‼︎」

「……ぐゔぇッ‼︎」

 

 

直進してきたネフィリムを、何処にそんな力があったんだと言わんばかり、アッパーカットで宙へと飛ばした響。

そして、ゲンムが毛布で包んだあといつまでも抱えていたことに腹を立てて……多少見えてしまうことを覚悟で思いっきり顔?と思われる部分を殴る奏。

幸い、ゲンムは紳士だったので奏の方をしっかり見ておらず攻撃はあたり…奏を手放した…あと彼は一切見ていないことをここに明言しておく。

 

 

「止めろ、やめてくれッ、それは人類の明日への第一歩なんだッ」

「………ンーンッ‼︎」

「ギィャァァぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 

ネフィリムの殴られた痛みを代弁するかのように叫び声をあげる、ウェル博士。正直気持ち悪い。

だが、ネフィリムに対して放った灼熱のストレートは綺麗に横腹に入り、ネフィリム地面に叩きつけることに成功した。

 

 

そのままゆっくり動きながら、体をじたばた動かしてどうにか逃げようとするネフィリムに近づいていく…トドメを刺すために。

 

 

「お願いだ、後生だ、やめてくれ、それがないと僕の未来は…」

「……知るかよッ」

「「「ッ‼︎」」」

 

 

さっきまで暴走していた響が、突然言葉を話したことに驚いた。

だが、その言葉はいつもの響の言葉ではなく、冷たい言葉だった。

 

 

「ッ‼︎、嫌だ、嫌だ、やめてやめてやめて」

「これで、フィニッシュだッ‼︎」

 

 

響は片手を思いっきり、引いて響はそう言い放った。

その言葉をトリガーにして、尋常ではない炎をその腕にまとわせながらネフィリムの胸を貫いた。

 

 

「ギィィィィヤァァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ‼︎」

 

 

ネフィリムのあげたかったであろう断末魔もウェル博士が叫ぶと同時に。

ネフィリムの体が爆散し、熱で溶解()けていった。

 

 

完全勝利(K・O・)ッ‼︎…あー、楽しかった…」

 

 

そう言って響は倒れて、シンフォギアは解除された。

ウェル博士は断末魔をあげたときに崖から落ちていった。

それを見ていた、三人の奏者は響の元へ駆けつけた。

 

 

「今のは…いったい?」

「こいつに何が起こってんだよ…」

「……その答えはお前が答えてくれるよなぁッ、ゲンム‼︎」

 

 

奏のその言葉と同時に、ゲンムはこっちに顔を向けると

輸送機が動き出し、姿を消したまま何処かに行ってしまった。

 

 

「…それはもちろん、私に勝てたときの話だ。」

「ならッ」

「あたしら二人で相手してやるッ‼︎」

「奏は響を連れて下がって、彼奴は人質をとるかもしれない」

「……ああ『それと』?」

「後で話はみっちり聞かせてもらう」

 

 

奏はその言葉に、翼が気づいたことを確信した。そして自分の胸をみてシンフォギアはもうないことを今一度理解して…ゆっくりうなづいた。

そして響を連れて二課の潜水艦へと走っていた。

翼はそれを横目に見て

 

 

「準備はいいかッ‼︎ゲンム」

「閻魔様が例えお前を許しても、あたしらがお前をゆるさねぇッ‼︎」

「よかろう…かかってきたまえ。」

 

 

こうして、ゲンム対奏者がまたまた始まった。

 

 

 

 

 

 

さて、奏者のテンションは最高になっているが、ゲンムのテンションは

 

 

(そうシィィィ‼︎君はまだ来ないのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎)

 

 

逆の意味で最低(最高)に成っていた。

内心顔芸キメまくりである。

ずっと前に連絡した人物が『ごめーん、待った?^_^』でも、許されないぐらい遅れているのである。

響たちに関しても総司(主人公)の力を借りようとしたのにも関わらず来なかったりなど……予定外が多すぎて大変である。

 

 

「(ここは出来る限り伸ばしておく…勝てないわけではないが酷だ……)、まさか君達が相手だとはな…となると少々酷かな?」

「はッ、今更怖気ついたってか?」

「戯言はいいッ‼︎とっとと押して参る‼︎」

「(この装者どもがぁぁぁぁぁ、神の()を聞ぃけぇ゛ぇぇ゛ぇぇ゛ぇ゛)…ならばよし、来るといい」

 

 

そして風鳴が火蓋が切って落とされようとしたとき。

クリスの目の前に光弾が着弾した‼︎

 

 

「ッ‼︎こいつは……」

「…何故ッ、よりよっても貴様が私達の邪魔をするッ‼︎」

「「クロノスッ‼︎」」

(………遅すぎるぞぉぉぉぉぉそうシィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛)

「(今回に関しては本当に御免なさい)…彼は私の……友人?なのでね、これを態々見過ごすわけにはいかないのだよ…諸君」

 

 

後から来たのにも関わらず、格好のイイ台詞を並べて誤魔化すクロノス……正直に言って、先程時間稼ぎしようとしていたゲンムと同じである。

 

 

「ッ‼︎…友人だと……立花を殺そうとした者を、貴様は友というのかッ‼︎」

「(…やっぱ、さっきの謝罪は無しだ。ドガミは後で逆海老反り固めしとこう。)……あくまで一応だ。」

「ッ⁉︎(いやいやそうに……まさか何かで脅されているのか‼︎…なら)」

「風鳴 翼ッ‼︎……戦いは良いのかな?」

「言われずとも‼︎、私の相手はクロノスッ貴様だ‼︎(戦いの最中で聞き出してみせるッ)」

「あんたがあっちなら、あたしはテメェだなぁ?、ゲンム」

「良かろう…泣きべそをかきながら戦うと良い……」

 

 

今度こそ戦いの火蓋は切って落とされた‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼と対峙したクロノスは…一回息を吸って吐いた後こう発言した。

 

 

「この呼吸に不快に思ったなら、失敬……私自身も実戦では初めての試みでね」

(初めての……?)

「こういう武器を使うことだよ」

 

 

そう言って、右手を前に突き出すとクロノスの周りに光の輪が生まれ、そこから何やら三つの画面が現れた。

その内の一つがクロノスの手元へと近づいて。

 

 

『ガシャコンソード‼︎』

 

 

(つるぎ)となった。

その様子に翼を目を細め

 

 

「私と剣で戦うとは……随分と甘く見られたものだな?」

「別に甘くは見ていない……君の剣技の腕が凄いから使うだけだ………私の剣技通じるかどうか確かめるためにね?」

 

 

言葉への返答は剣で返すといわんばかりに翼は剣での攻撃をクロノスに開始した

クロノスはその攻撃をしっかりと剣で受け止めながら後退していく。

 

 

「…どうやら、私は守りに関しては大丈夫のようだな?」

「そう考えるのは、まだ早いのではないか?」

「何?」

 

 

剣での攻撃を一旦やめて、もう一本剣を作り出し柄を合わせて回転し始めた翼。

すると剣から炎が噴き出て、火車と化した。

 

 

風林火山

 

 

そのままクロノスに地面を滑る様に急接近していくと…クロノスは剣に付けられているボタンを押した。

 

 

『カ・チーン』

 

 

すると剣は一回転をし、燃える炎の様な見た目から凍える氷に変化した。

先程とは違うボタンを二回押すと…クロノスはこう言った。

 

 

「その技名は知らないが、私はこの技をこう言おう…上杉謙信が信仰していた仏の名を関する技とね。」

 

 

ゲンムはそう言って、取り出したカセット状のアイテムを剣の裏側に差込…

 

 

『ガシャット‼︎キメワザ‼︎……TADORU CRITICAL FINISH』

 

 

その音声と共に、地面が次々と凍りついていき…翼の足を捕らえた。

 

「何‼︎」

「驚くのはまだ早いッ‼︎、技はまだ終わりではない」

 

 

クロノスはカセットを抜くと、違うカセットを取り出し差し込んだ。

 

 

『ガシャット‼︎キメワザ‼︎……GIRIGIRI CRITICAL FINISH』

 

クロノスは足と剣にエネルギーを貯めた後、刹那の移動をし翼の背後遠くへと移動してた。

剣を残心の様に振るうと、翼の体に氷の斬撃の後が残り、吹き飛ばされる‼︎

 

 

聖剣・ヴァイシュラヴァナ………と、個人的にこの名前をつけた」

「…毘沙門天だとッ」

 

 

 

…なんで風鳴翼は、こういうのスラスラ出てくんだろうな、とクロノスは疑問に思ったがこの勝負はクロノスの勝利で終わった。だが…

 

 

「……立花響の容態に関しては安心してほしい」

「ッ‼︎」

 

 

翼の元からそう言って、立ち去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方こっちは双方、機関砲を打ち合う戦いに成っていた。

少し時間が経つとその展開は変わり、雪音クリスはガトリングにはガトリングでと言わんばかしに打ちまくっている。

ゲンムは、それを交わすことに集中して銃を撃てないままでいる。

 

 

(とりあえず、此奴に銃を打たせる隙を与えないッ‼︎、構えさせてたまるかッ)

 

 

雪音クリスはこいつとの機関銃の連射率は変わらない。だから撃たせなければいずれ当たるタイミングがくる、と考え

 

 

(そのときに少しずつチャージしてきた余分を解放して一気に仕留めるッ)

 

 

クリスはそのタイミングをじっと待っていた。

 

 

(と、考えているんだろうな…無駄な努力だかなッ‼︎)

 

 

ゲンムはクリスの狙いをおおよそ把握し、その浅はかさに失笑した。

その狙いを撃ち砕くかのように、ベルトからカセットを抜き出し腰のホルダーに挿した。

 

 

『ガシャット‼︎…キメワザ‼︎………JET CRITICAL STRIKE』

 

 

その音声と共に何かをロックオンして、収束しているような音が流れ始め…背中の戦闘機から無数のミサイルが飛び交った。

 

 

「嘘だろッ‼︎」

「私の読み通りぃ…君も浅はかな人間だな?」

 

 

先程まで浮かんでいた必勝パターンが全て覆る様な光景に、クリスは驚いた。

それでも、ガトリングで何発かはミサイルを撃ち落とせたのだが、数発残り…周りの地面に着弾。

爆発を引き起こした。

 

遠くへ飛んでいくクリスを見ながらゲンムは心の中で狂笑し、夜空へ飛んで消えてった。

 

 

クロノスもゲンムが彼方へ飛んでいったのを見て、背を向けて去っていった。

 

 

この戦いは、ゲンム達の勝利となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『クロノスッ‼︎、君は今日なぜ遅れた‼︎』

『寝てた。「寝るなッ⁉︎」それよりゲンムッ、お前逆海老反り固め覚悟しとけ』

『………なに一つ悪い事をした覚えはないが?』

『今の間、罪悪感覚えたろお前、帰ったら即実行するからな』

 

 

まぁ、下らない通信をしながら其々の拠点に帰っていったが。

 




ジオウ系のオリジナルライダー……一人思いついたので活動報告欄に載せときます。


それと、翼は何で毘沙門天かと言ったかはヴァイシュラヴァナで検索してみると分かりますよ
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