Re:Game Start   作:ウルト兎

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破滅の足音が聞こえていく………


そろそろファンから怒られても文句言えない様な気がする……でも、これが最適解なんだ…


ステージ14/オチルオチルドコマデモ

「響ッ‼︎」

「奏さん、未来はッ」

「翼も探してくれているが、見つかってねぇ……それどころか、他国の特殊部隊があっちこっちで、たおれていやがる…」

「えぇッ‼︎…いったい何が起きていんですか……?」

 

 

奏と響はいなくなった小日向 未来を探していた。警備員と一緒に行っていたことが分かっていたので直ぐに合流できると思ったが……

 

 

「(携帯ならまだしも、二課の通信機が全く繋がらないのはおかしい……いったい何があったんだ…?)…、響もっと探すぞ、クリスもこっちに来ている」

「クリスちゃんも……そっか」

 

 

クリスも一緒に探してくれることに…自分にも大事な人達が、自分を助けてくれる人達がいる事に嬉しさを感じる響。

 

 

「(…あの子は私のやっていることが偽善だというけど……これが偽善だというならこれでいい……自分の気持ちを偽らない為にも、私はこれを貫いてみせる『どうやら迷い(パズル)は解けたみたいだな』)ッ‼︎」

「お、おい響?」

「…また、あの声が……(『…なら、後もう少しで…お前にプレゼントが…届くぜ……そのときが…お前のニューステージだ……』)ま、待って貴方の名前って……」

「響ッ、大丈夫かッ⁉︎」

「…大丈夫ですッ、けど、話しかけてもらったのに途切れちゃったよ〜……プレゼントが届くとか…そんなことを言ってたけど…ッ、今はそんなことより未来をッ」

 

 

奏は若干呆れ顔でその話を聞いていたが、未来という言葉を聞いた途端顔が引き締まった。

その時翼からの通信が入った。

 

 

「ッ、翼見つかったか⁉︎」

『いや、だが一人だけやけに重傷な特殊部隊員を見つけたッ、そのままにしておくと危ない可能性がある、すまないが私はこの人を連れて行くッ』

「分かったッ…」

 

 

自分が期待していた要件ではなくて、少し気を落とす奏、頭を下げる様を見て未来がまだ見つかってない事を悟る響

そこに一人の人間が歩いて近づいて来た。

 

 

「…あのぅ、どうかしましたかの?金谷さん…響ちゃん?」

「…天崎さ『そうじゃよッ、天崎ジイチャンじゃよッ⁉︎』あ、はい…いやッ、未来を見ませんでしたかッ」

 

 

響はこっちに気づいて来た天崎…爺ちゃんに対してそう聞いてみたが

 

 

「はて…?、何かあったのかの?…特にみておらんのぉ〜」

「…そうですか、すいません」

「………まぁまぁ、そう気を落とさないで…わ…僕も探すから」

「(いま、わしっていいかけたな)、そうか、なら一階を頼む………あたしらはもっと上を探すからさ」

「(…演技しすぎたな…若しくは役にはまりすぎたか…)わかりました…降りながらも一応探します‼︎」

 

 

そう言って天崎は下の階層へと降りていくのをみてから、二人は上の階層へと向かった。

 

 

「(……間も無くやってくる雪音クリスの相手をしなくてはならないようだな……)……ドガミ……言われたことはやったぞ」

『あぁ、ありがとう……それとあともう少しで完治するぞ』

 

 

なら良かったと、誰もいない階段を降りながらそう告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……?ここは?」

「目が覚めたのね…まずはごめんなさい」

「ッ‼︎、歌姫マリア⁉︎」

 

 

小日向 未来は輸送機……いや、エアキャリアの中に移動されていた。

周りを見渡すと、マリア以外に三人のメンバーがいるのが見えた。

 

 

「私を攫ってどういうつもりなの……」

「いやいや、ゲンムはちゃぁーんと仕事をしてくれたみたいですねぇ?、マリア」

「………えぇ、そうみたいわね…未来って言ったわよね?、セレナに似ている貴女にこんなことを言うのは嫌だけど、貴女には二つの選択肢があるわ」

「(セレナ?)二つの?」

 

 

二つの発言に疑問を浮かべる未来………考える暇も与えさせないように、白い服を着た男が近づいてきた。

 

 

「一つはこのまま拘束され続けること…ふたつ目はシンフォギアの奏者になることです」

「ッ‼︎、シンフォギアの‼︎」

「神獣鏡って言う聖遺物のシンフォギアですよ………しかしさっき測って見たときは驚きましたよぉ……神獣鏡の適合係数が高いなんて、これなら私の力で後押しすれば奏者になれます…」

「……何が目的なんですか?」

「聞いていませんか?、世界の救済ですよ……その様子だと二課は君に正しい情報を与えていないようですね?」

 

 

世界の救済、その言葉を聞いた未来は顔を下げ………途端、深淵の様な目を男に向けた。

 

 

「ねぇ?そんな事で私と響の仲を邪魔したの、最近貴方達のせいで響の笑顔が曇ってばっかり、あのゲンムとかいうやつはどこにいるの?、響にあんな事をしといてなんで生きてるの?、私が殺してあげるから連れだしてくれない?」

「分かった、落ち着きましょうレディ、そんな目はしてはいけない」

 

 

これにはウェル博士も真顔でそう答えた。

 

 

 

 

 

 

クリスは全力で走っていた……思っていた以上に近い場所にいたからだ。

なぜ近くにいたかというと

 

 

「(なんか仲間外れにされた様な気がしたらこんなことが起きるなんてな)……待ってろよ小日向ッ‼︎」

 

 

まぁ、こんな理由だが。一人になるのに危機感を抱えるクリスならではの行動。それが功をこうして、いまここにきてる。

だが、周囲に異変が起きた事でそれが関わる。

 

 

『STAGE SELECT』

「ッ?…なんだッ⁉︎」

 

 

その機械音(マシンボイス)が辺りに響くと同時に…周囲の風景が変わっていき……見慣れない街の風景になった、いや普通は行けないと思う風景だろうか?

 

 

「…嘘だろ、おい?」

「嘘ではない、君の目の前にある風景はロンドンの街並みだよ」

「クロノスッ‼︎」

 

 

クリスが驚愕している間少しずつ歩いて近づいてきたクロノス…

クロノスは黙って、虚空に手を伸ばして

 

 

『ガシャコンマグナムッ‼︎』

「立花響がもう直ぐ完治するらしいからな……その最後の仕上げの為にも私は足止め役というわけだ」

「ッざっけんなよ、コミカル野郎ッ‼︎、とっととそこを退()きやがれッ‼︎」

 

 

クロノス対クリスの戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

響達が階段を勢いよく登っている間に、ふと奏は足を止めた。

 

 

「奏さんッ‼︎、はやくッ‼︎」

「…響、ちょっと頼んでみようぜ?」

 

 

そういって奏が指さした先には監視室があった。奏が何しようとするのか理解した響は目を輝かせた。

奏は監視室のドアをご丁寧にノックした後からドアを開けた。

 

 

「やぁ、遅かったね?」

「誰だッ⁉︎『あの時の警備員さんッ⁉︎』はぁッ」

「そして、その正体は…『マイティアクションX‼︎』」

 

 

テンポよく、それぞれの反応をし男は腰につけたベルトにカセットを刺して、レバーを開いた。

 

 

『マイティジャンプ‼︎マイティキック‼︎マイティアクショーンXッ‼︎』

「仮面ライダーゲンムだ」

「ッゲンム、お前が小日向をどっかに連れ去ったのかッ⁉︎」

「そんな…未来を返してくださいッ‼︎」

「小日向未来は君達の所有物ではないだろう?、まぁ我々の物でもないが」

 

 

そう軽口を叩きながら、バグヴァイサーの銃口を周囲の簀巻きされている警備員に向けるゲンム。

 

 

「テメェ…何処までッ」

「話を聞いてくれるのなら素直に解放するさ……それが君達の仕事に対する報酬でもあるしね」

「…話ってなんですか」

 

 

敵意を剥き出しで響はゲンムを睨んだ。ゲンムは少し笑いながら

 

 

「君に挑戦状を申し込みたいんだ…立花響、君がいないとうまくいきそうもないからね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

クロノスとクリスの戦いは、クリスの有利で進んでいた。

 

 

「ハ、あたしに銃での勝負を挑んだのが間違いだったな‼︎」

「(やっぱり銃での戦いは苦手だな…要復習だ)…実際少し後悔してるよ」

 

 

クロノスはそういってガシャットを取り出してガシャコンマグナムに刺した

 

 

『ガシャット‼︎キメワザ‼︎』

「(また変な技を使う気か‼︎)これでも食いやがれッ‼︎」

『GIGA ZEPPELIN』

 

 

クロノスがどんな変な事もしても、回避させないための広域攻撃をクリスは繰り出すが…

 

 

『TADORU CRITICAL FINISH』

「(技名をつけるとするなら『聖奇・ワンダランダ』とかか?)残念だからこれは撤退技だ…用事はもう終わったらしいからね?」

 

 

クロノスは銃で撃った所に魔法陣を作り出し、そこを通り抜けた。直後矢の雨が辺りを濡らした。

煙が晴れた頃にはどこにもいなかった。

 

 

「……ちくしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…本当に響は助かるんですよね?」

「えぇ、もちろんですよッ、その点で僕は嘘をつかないッ‼︎」

 

 

響達がこんな事をしている間も、残酷なひと時は近づいていたが…




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