Re:Game Start   作:ウルト兎

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ふふふ……これで山は乗り切った…はず……エンディングまで載せるぜ‼︎





ステージ17/Death The Crisis

 

 

立花 響が戦っていたリングの機能(ナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤ&ゲンム(本名不詳)の共同制作…後害悪ジョン・ウェイン・ウェルキンドリゲス)には幾つかの機能が備わっている。。

一つは必要以上の出力をセーブし、小日向未来の容態を健康のままにするというもの…これはウェル博士によって必要以上の出力が常に出続けるようになっていたが…

二つ目は神獣鏡の光を機械的に取り込む事で、光を溜め込む事。

三つ目は溜め込んだ光を使ってフロンティアの封印を解く事。

 

尚、この一つ目のやった愚行の所為でゲンムの怒りをウェル博士は買ってしまった。

 

〜フロンティア事変の報告書作成の為のメモより〜

 

 

 

 

 

 

 

「ハァッ‼︎、嘘でしたごめんなさいぃッ‼︎」

「うるさいデス、とんでも」

 

 

突拍子も無くウェル博士は目を覚まし、切歌に速攻にディスられる……まぁ、当然である。

 

 

「…暫く一人にさせてください」

「いいデスよー、もう殆ど計画成功してるようなもんデス…でも、とっととコッチにこいデース、フロンティアの操作はお前にしかできないみたいデスからねー」

 

 

そう言って暁 切歌はエアキャリアの一室から出て行った。エアキャリア内部で足音が完全にしなくなった後……ウェル博士は人が変わったかのように、鉄の足場を思いっきり蹴ったッ。

 

 

「クソッ‼︎、あのゲンムとかいう男が来てから僕の英雄計画がうまく行かないッ‼︎」

 

 

ウェル博士は世界を救う気が無かった、いや、英雄になりたいというのは本心からの台詞だし、以前から変な様子は見えていたが……とにかく『フィーネ』が掲げるような世界救済の仕方では無いのである。

 

 

「(月の落下による、人口の大減少……そうすれば僕と言う英雄が全ての人間の管理が出来る……その為の(ネフィリム)手段(フロンティア)は先史文明の巫女が遺した………後は邪魔なシンフォギア装者をどうにかできれば、僕はヒーローになれたのに、あのゲンムという男のせいで…)」

 

 

ウェル博士はこの世界には人間が多すぎる……今までの英雄がどうしても成し遂げられなかった偉業、人間の完全支配を達成する為には支配可能まで人間を減らす、それがウェル博士が今回の作戦に乗った意義だった。

 

 

だが、ゲンムの所為で折角手にいれた力をまったく使う機会が恵まれなかった。

試運転する為にも、フロンティアやソロモンの杖を使いたかったところだったが……

 

 

「…………待てよ、ひょっとしてゲンムは……」

 

 

だが、英雄ウェルは挫けない。目の前の障害は持ち前の知性を持って突破する。

そして、英雄ウェルの輝かしい(愚かしい)一歩は訪れるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…眠るような微睡みの中、君と喧嘩した…

 

…いつから私は響が好きだったんだろう?…

 

…陸上部の練習を続けるのが辛くなった時?…

 

…響が人助けを大事にし始めるようになった時?…

 

…違う、私が響の事を好きになったのは…

 

 

「…?此処は?」

「未来ッ‼︎、…大丈夫、私が分かる?、何処か動かない場所とか無い、手足に痺れとか『落ち着けッ、バカッ』あだッ‼︎」

 

 

二課本部の潜水艦、その中の医務室で小日向 未来は目覚めた……まだなんとなくぼんやりとした様子だった。

 

 

「?、あれクリスに、翼さん…奏さんまでいったいどうしたんです」

「…小日向……さっきの事は覚えてるか?」

「さっきの事……ッ‼︎」

 

 

奏が未来にそう尋ねたとき、頭の中にさっきまでの戦闘がフラッシュバックする。

それに気づいた途端、顔が赤くなっていくのを感じつつも心は絶望していた。

 

 

「………(………響に私の思いがバレた…振られた…終わった…)」

「………(…クソッ‼︎、なんて声をかけりゃいいんだよッ…パパとママの教えて貰ったことの中にもないし……)」

「………?(何故、皆は黙り込んでいるのだ?、小日向が助かったのだから、良いのでは?)」

「………(フォローしてやるか、この空気のままだと耐えきれないし)…どうやら小日向が纏ったシンフォギアには『未来』響ッ⁉︎」

 

 

天羽奏が無理矢理誤魔化そうとしようとしたとき、響が声をあげた。

 

 

「未来は私のことが好きなの?」

「………うん」

「そっか、なら良かったぁ…『え?』だって嫌われているよりは好きでいてくれる方がいいし、それに未来は私にとって大事な陽だまりなんだよ?」

「…気持ち悪いとか思わないの?」

「ぜーんぜん………だって、人が誰を好きになるかなんて、個人の自由でしょ?」

 

 

私も将来、未来のことが好きになったとしてもおかしくないし、と響は続けざまにいう中で小日向 未来は心の中にあった暗闇が晴れていく気がした。

 

 

「…はぁ、バカはバカか……でも、確かにあんまり難しく考えねぇ方がいいな……思い出の自己防衛だ」

「……奏、クリスの言ってる言葉は何故こうも独特なんだろうな?」

「そんなの大事な思い出の一つだからだろ?、翼の防人語だって十分に独特さ」

「何だとッ⁉︎」

「「いや、気づいてねーのかよッ⁉︎」」

 

 

言葉口調が似ている二人のツッコミが重なったとき、小日向や響達は笑った。

小日向は笑いながら、何で響の事が好きになったか思い出した。

 

 

「(あぁ…そうだった、響がこうやって周りを明るくする所が好きになったんだ…私は)………ねぇ、響?」

「なぁに?」

「私はまだ諦めないからね?」

 

 

小日向は少し圧を感じさせる笑みで響を見つめると

 

 

「うん、分かったッ‼︎」

 

 

響は柔らかい笑みで未来を微笑み返した。

 

 

……尚、この微笑みの所為で小日向未来が失神しかけたのはまた別の話。

 

 

 

 

 

 

『…というわけだ、出来れば来い』

「いや、言ってる意味が分からない‼︎そこまでする必要はないだろッ‼︎」

『適切な計画の処理の仕方だ……それともこの私の才能を……疑っているというのカァぁぁぁぁッ‼︎』

「……あーッ‼︎、分かったよ‼︎、好きにしろッ‼︎」

 

 

ゲンムからの連絡があって、その内容に腹を立てながら、天崎は立ち上がり手にコートを持ちながら外に出て行った。

 

 

ドガミからの要請に応えるために…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…不思議…」

「確かにそうですね調ちゃん、マリアさんはどう思いますか?」

「…どうも何も、人類の救済は目の前にある、けれどこれでも上手くいかなかったら…」

 

 

小日向未来と立花響の二人の戦い……その戦いの舞台の機能は、神獣鏡の魔を払う光を貯めて解放することで…フロンティアを起動させることだった。

 

 

「……ところで切歌ちゃんは何処に?」

「切ちゃん、ならDr.を起こしに『待ってくれデース』…もう来るみたい」

 

 

声がしてから暫くすると、全速力で走ってくる切歌の姿が……見えるより先に脇の通路からDr.ウェルが来た

 

 

「ウェル博士?、そこのエレベータ使えたのですか?」

「…僕の作ったネフィリムリンカーでな、此処の施設をある程度コントロールできる……二課の装者も接近して来ているぞ…とっとと対応しろ」

「…どうします?、マリアさん……彼の言い方には問題がありますが…対処しないといけない…私が『調、切歌、いけるかしら?』『うん』、なら後は切歌君だけだね」

「…ゼーハー、私も、いい、デース」

 

 

マリアはゲンムの問いかけに答えずに、調と切歌に行かせることにした。

それを聞いた二人は早速迎撃にへと、走って向かった。

 

 

「で?、他の要件があるのではありませんか?…ウェル博士」

「…えぇ、貴方に確認を取っておきたいこともありますが…先ずはフロンティアを上昇させましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

ウェル博士が提案した、数十分後

場所は二課本部に戻る。

 

 

「何だッ‼︎」

「分かりません‼︎、ですが、海中から急に反応が‼︎」

「何よ、これ…大きすぎる‼︎」

 

 

二課の本部でもある潜水艦が潜水を強制的に辞めさせられた。いや、空へと浮かんだの方が正しいのだろうか?

 

二課の潜水艦の下から急に大地が出現した。その様子を見て緒川は、はっと思い出した。

 

 

「司令‼︎、了子さんか残したデータの中に海底に眠る聖遺物がありましたッ‼︎」

「何だとッ‼︎」

「これがそうなのかもしれませんッ‼︎、この聖遺物の名前は、フロンティア」

 

 

その発言とともに完全にその全容が文字通り浮かび上がった……それは遺跡のような外見をしているように見えるが、全体的な形は違う…まるでアニメや特撮で見るような巨大な戦艦を思わせるような形をしていた。

 

 

「フロンティア……こんなにでっかい聖遺物があるなんて」

「?…奴らが世界を救うために使うのはネフィリムではないのか」

「翼さん、その事なんですが」

「どーだっていいだろッ‼︎、兎にも角にも彼奴らのところに攻め込むぞ、てめーら‼︎」

 

 

けっせんじゃいッ‼︎、といった雰囲気で矢鱈とヤル気を出している雪音クリス……奏は後で知るのだが、弦十郎の映画トレーニングの成果だったらしい。

 

 

「なぁ、旦那?……お願いがあるんだけどさ?」

「何だ?」

 

 

 

 

 

 

 

人気のない部屋、マリアは先にコントロールルームに向かっていたのだが、ゲンムはウェル博士とある一室で待ち合わせをしていた。

 

 

「遅い……遅すぎるぞ……私を焦らすな゛あ゛ぁッ‼︎」

 

 

すると、部屋の一室が空きゲンムは開いた方向に顔を向けた。

 

 

 

そこには死神(ノイズ)の群れがいた

 

 

 






あ………さよならドガミ…


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