グランブルーから地上へ行くのは間違っているだろうか? 作:クウト
感謝を込めて書きなぐってみた。誤字脱字あったらごめんね?
愚弟が消えた。
理由なんてものはわからない。だがまた何かに巻き込まれている事は確かなのだ。
それを少し振り返ってみようと思う。
まず、私達は私の思いつきでフロンティア号を購入し、それのローンを返済するためにクエストを手当たり次第に受け続けて奔走してした。愚弟はグランサイファーで、私はフロンティア号の試運転も兼ねてそっちへ。仲間達に愚弟を預けて私達は別々に行動をしていたのだ。ある時、嫌な予感が私へ警鐘を鳴らしまくっていた。
その予感を信じ私は別れて行動していたグランサイファーと合流することにしたのだ。そしてグランサイファーが見えてきた時、何か黒い靄の様な物がグランサイファーの近くに飛んでいたのだ。
そこからは早かった。ルリアをお姫様抱っこし飛翔術で全速力で駆け抜けグランサイファーに飛び乗った。その際、その靄はある部屋の近くにすり抜ける様に入って行ったのだ。それが、愚弟の部屋。
甲板に着地した時ルリアは星晶獣の気配を感じたそうだ。だが、ここまで接近しないと気がつけなかった程に気配が無かったようでとても驚いていた。そして驚く団員達を無視してそのまま愚弟の部屋に駆け込むと。寝ようとしていた愚弟が一瞬にして消えたのだ。
「『犠牲の貯金』が消えた瞬間だったよ」
「ジータよぉ。いくらなんでも、グランに対して酷いと思うぜ?」
そうラカムは言ってきた。
そうだろうか?昔からこんな感じだから、今更言われても正直わからない。
「ラカム。ジータは昔からこうなんだって、オイラ何回も言ったじゃねぇかよ」
ドラゴンなのにリンゴが大好きトカゲ。もうどっちかわからない。
「まぁ愚弟に関してはそのうち出てくるよ。……たぶん」
「あはは。そんな忘れた頃に出てくるみたいな……。ないですよね?」
私の天使。
「大丈夫ルリア。ルリアは私が守る」
「いやいやジータ。話が繋がっておらんぞ?」
カタリナが話を戻そうとしてくる。
いや、でもアレは私が叩いてきたから生き残ってるよ?これで死んだりしてたらそこまで追いかけて連れ戻して引き摺り回す。
「それで?探すったってどこを探すのよ?」
ツッコミ担当。可愛いイオ。
「手がかりがまるでないわね」
「とりあえず近くの島でも寄って、手当たり次第に探してみるか?」
JKとダンディ。
私の頼れる仲間達。ただし愚弟は除くが。
とりあえず適当にグランサイファーの中でも探せば出てくるよ。この間、適当に探してたら私のペンが出てきたみたいに。
「団長ちゃん。グランちゃんの事、知らないかな?さっきから見当たらないけど……」
「そんな物より私をかまって!」
「え?お姉さん、グランちゃんを探しているのだけど……。それに物なんて言ったら、お姉さん怒るよ?」
「そこをなんとか!!」
「この後ならいいよ?じゃあまた後でね、団長ちゃん」
「……」
グランちゃーんどこー?
なんて言いながら去っていくナルメア。
「愚弟が…!憎くて…!たまらない……!!」
「オイラ、これが団長でいいのかって、今でも疑問だぜ」
「言うなビィ。悲しくなる」
とまぁ、冗談は置いておこう。
「ジータ、ギリギリと歯ぎしりしてるわよ?」
イオが何を言ってるかわからない。歯ぎしりなんてしていない。誰だこの耳障りな音を出しているやつは!ギリギリ。
「とり、あえず!近くの!島に、止まって!捜索!!」
ジータ強い子だもん!こんな事で泣いたりしないもん!
「はぁ、オメェには騎士連中がいるだろう?」
「ラカムに別腹ってものを教えてあげるよ」
イケメンは見てて満たさせるけど過剰摂取は毒なの!!それをお姉さんで中和する事で私は真に満たされるの!!」
「心の声が漏れてますね」
「行こうぜルリア。オイラ、グランが心配だ」
最近団員が私のあしらい方をマスターした感がある件について話し合うべき。
愚弟が消えて一日の時間が過ぎた。
愚弟はその辺の島を捜索しても出てこない。
……はぁ、昔から心配ばっかりかけさせるんだから。その時
「だ、団長!ユエルちゃんが、ユエルちゃんが」
「ソシエ!?いったいどうしたの!?」
誰だぁ!!私のソシエを虐めてる奴はぁ!!!
今すぐ出てこい!!今ならブラックヘイズからのエーテルブラストⅢと奥義で許してやるからよぉ!!!!
「ユエルちゃんも消えて、消えてしまった!!」
……ユエルが、消えた?
……消えた。消えた?愚弟は?消えた?ユエルも?消えた?……ユ、エ、ルが、グランの、毒牙に。
「捜せぇ!!!大捜索だぁ!!地面引っぺがしてでも見つけ出せぇ!!!」
私は捜索の鬼となることを決めた。
それから暴走する私をラカムやオイゲンが止めて緊急会議が開かれた。
議題ユエル消失。ついでに愚弟。
「靄が現れて、グランちゃんが……消えた?」
ナルメアがそう言った途端、ブワッと会議室が黒い何かで覆われた気がした。
「それがグランはんと、ユエルちゃんを……!」
「グラン。貴方は、化け物になろうとした私を助けてくれた。今度は、私が助けるから」
「あぁ、グランのおかげで、今の私達がある。私も手伝おう」
「オレ様から、あいつを奪おうとするとはなぁ。いい度胸じゃねぇかよ」
これでも一部である。
他にもブツブツと何かをつぶやく声がしたり、自分の武器の状態を確かめたり。え?うちの団っていつからこんな過激派武装集団になったの?てか男達も一部怒ってるよね?
その会議が終わり本格的に探し回ってみることにした私達だが、深夜に帰ってきたユエルからの情報で愚弟の無事を確認できた。
今後どうなるかわからないが、奴は変な魔法を使って気を失うとかなんとか。お姉ちゃん、愚弟のお金でエリクシールハーフ買ってあげるね?優しいでしょ?行き場のない気持ちの当たりどころとかじゃないよ?
「魔法?絆?……グランちゃん」
……。
さすがに私でも、少しは心配してあげることにした。
今度こそ少し休むね。
俺にもイベント回らせてくれ。
あと前の話とかでおかしな所あったから少し修正しました。ごめんね。