書きたいとこだけ書くので原作知らないと全く分からないと思います。
自分自身原作うろ覚えで書いてるので、割と数話で終わる予定。
それでも読んでやるよ! という方は稚拙ですがお楽しみ頂けたら幸いです。
どこかで発光する赤ん坊が生まれて数十年。世界の8割の人間は『個性』を持つ、超常現象が当たり前の世界。そんな世界に転生した彼も、例外無く『個性』を持っていた。
前世の記憶に起因する個性故に周囲の理解は得られず。常時発動の異形型などという区分だったためか、元の自分の身体に戻ることも出来ず。しかし、彼に不満は一切無かった。
そして、彼こと
ここは雄英高校が有する第5訓練場。今は、受験生のための試験会場となっている。前世では体験したことが無いほどの超倍率。今か今かとスタートを待ち望んでいる受験生は、いくつもの会場に分かれているはずなのに、呆れるほどに多い。
それでも、彼の心に不安は一切無い。自分を信じている訳では無い。自分の力の元になった彼女らを信じているのだ。そんな彼女達の力を借りている自分が失敗するはずなど無い。そう確信している。
「はい、スタート」
合図を待っているとそんな気の抜けた声が頭上のスピーカーから聞こえてきた。一瞬、皆が呆然とするが、発破をかけられ一斉に走り出した。
だが、彼は動かない。何も問題が無い。頭の中でスイッチを切り替え、個性を発動する。
瞬間、それまで着ていた服が切り替わる。黒いスカートに真っ赤な紅葉を散らし、腰には一本の剣が、左手には紅葉をあしらった模様の盾が。上半身にはぼんぼんが着いた真っ白な服に変わる。髪の毛もその色に合わせるかのような銀髪になり、ぴょこんと、二つの犬耳が生える。
能力を発動、敵を補足。瞳を見開き、刹那に今回の標的であるロボット型の
そして、再び頭の中のスイッチを切り替える。
「モード、八雲紫」
僅かな時間をもって、再び身体が変化する。身長は高くなり、対を為すかのように銀色の髪は美しい金色へと変化する。鮮やかな紫の衣装を身にまとった彼女を、誰が先ほどの少女と同一人物だと認識出来るだろうか。
そして、変化してから4秒。全ての準備が整った。彼女は薄く微笑み、口を開いた。
「チェック、メイト」
能力を発動させ、全ての
そして、後ろを向いて腕をひと振り。境界が開かれ、落ちてくるのは既に物言わぬ瓦礫の塊となったロボットの姿であった。
他の受験生はその光景に気付くことが出来ない。まだ、己の実力を認めさせるための敵役が残っていると信じて前に突き進む。
だが、その先にはもう一体すら敵はいない。今しがた全てがスクラップへと成り果てたのだ。
すると、試験官が慌てたのだろうか。先ほどまでは配置すらされていなかった超巨大なロボットが稼働を始めた。
先ほどのようにスキマで片付けても良いが、それでは芸が無い。もう一度頭の中のスイッチを切り替える。
モード、風見幽香。赤いチェックのスカートを纏い、傘を握る。そして、傘の切っ先を巨大ロボに定め、特大の妖力を込めて、解き放つ。
放たれた極太のビームは、巨大ロボの中枢と思わしき部分だけを貫いて、遥か彼方の空へと消えていった。そんな特大の攻撃を放った彼女は、スタート地点から一歩も動かずに優雅に佇んでいる。
個性「幻想の再現」。前世の記憶にある、とある作品。東方projectのキャラを再現する個性である。
そして、たった一人で敵役を殲滅してしまった第5訓練場では後日。苦肉の策として再試験が行われたそうである。
登場した東方projectキャラと(独自解釈的)能力
千里先まで見通す程度の能力
下っ端天狗。自宅にいながら警備ができたり、将棋をしながら警備が出来るという優れものの能力。千里先まで見えるというよりは、千里先までの風景を把握出来るみたいな拡大解釈。
原作では立ち絵すら無いのに、非常に人気の高いキャラ。かく言う私も大好きです。
境界を操る程度の能力
幻想郷を創った御方。やる事なすこと全てが胡散臭く見えることで有名。作品内では年齢が比較的高めに見られるため、BB○などと言われたりするが、彼女はきっと良い匂いがすると思う(願望)。
能力の解釈次第では神をも上回るような能力。実際に幻想郷という隔離された世界を創り上げているし、やろうと思えば月を太陽に突っ込ませることも出来そう(粉みかん)。
花を操る程度の能力
能力だけ聞けば優しくて弱そうだけど、実際にはとてつもなく強い(らしい)。そんなことを匂わせる発言があったり、旧作と呼ばれる東方紅魔郷以前の作品にも出ていたりするキャラ。
マスパっぽい極太ビームが知られていたりする。能力は自己申告制であるということを忘れてはいけない。