狐女房とOLさん   作:のゔぇんぶれ

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そのカップル ダブルデートにて

ということでダブルデート中の私達と豊田さん達。あ、一日デートです。お昼はまあ、映画館で食べたしいいかなって。

映画館、ゲーセンという大音量に負けていた豊田さんをすこし落ち着かせるために少し大きな公園で夕飯のお時間まで、と思いましたが途中でお買い物もしようということで、少しだけに。

 

「いやあ、こういうところでゆっくりするのもいいね」

「でしょう?とはいっても、梵さん達はこういうデート多いんじゃないんですか?豊田さん大きい音に弱いですし?」

「いや、そんなことはないよ。確かに琴子とゲーセン行くことはないけれどね。映画館とかカラオケとかはよく言ってるよ」

「そうなんですか?豊田さんはどういう曲を?」

「そうだね、演歌が多いかなあ」

「あ、それはなんとなくイメージ通りというか」

 

豊田さんとメイは飲み物を買いに行きました。ということで今は梵さんと一緒にベンチでゆっくりしています。

しかし、見れば見るほどイケメンであります。そりゃ、豊田さんが惚れるわけですよ。

 

「梵さんと豊田さんは幼馴染、なんですっけ?」

「そうそう。…あれ?それは私が言ったんだっけ?琴子から聞いた?」

「どうでしたっけ…。いや、豊田さんから聞いた気がするんですよね。その辺よく覚えてなくて」

 

なにせあの日はそれなりに飲んでいたのである。記憶もうっすらです。

豊田さんはそんなに飲んでなさそうだったから、記憶は残っていそうだけれども。いやあ、やっぱりその辺は女子力の差というか、きっとそういうものなんだろうなあ、と私は反省する。

 

「何の話をしていたんです?」

「いやあ、こないだの話。私と琴子、どっちが幼馴染でー、みたいな話をしたんだっけ?」

「それは、私からです。…まあお二人共、それなりにお飲みになられてましたし?」

「それも仕事のうちだからね」

「本当ですか?」

 

ジト目で見てくる豊田さん。いやまあ、多分仕事もあるよ…多分。とはフォローしようと思ったけれどフォローするとなにかこう、あれかなって感じがするからやめておいた。

メイが私にお茶を、豊田さんが梵さんにコーラを渡す。

 

「しゅわしゅわするの、苦手なのじゃが梵さんは大丈夫、なのですか?」

「そうだね。炭酸は好きだよ。強炭酸も飲む機会多いしね」

「強炭酸で割るお酒多いですしね」

 

そういった私に頷く梵さん。なんでそんなことを知っているんだ、みたいな顔をして私を見るメイ。私はお酒が好きなだけなので、という顔をしているとそういえばそうじゃった、みたいな雰囲気を出しながら小さくため息を付いたメイでしたとさ。

いやなにさー、いいじゃんお酒。幸せになるためのお薬だよ。飲みすぎてもあれなんですけれど。

 

「・・・そろそろ、お買い物、いきましょう。大丈夫です。私は落ち着きました」

 

そう言って、ニッコリと笑いながら梵さんの手を撮り歩き出そうとする豊田さん。

 

「そうだね。琴子の水着を見つけに行こう」

「えっ?」

「そうですね、そうしましょう」

「そうじゃな!」

「えっ」

 

ということで次回は水着回!別にプールってわけじゃないけれども!

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