狐女房とOLさん   作:のゔぇんぶれ

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その少女、朝につき

色々あった日の翌日。

今日は土曜日なので会社はお休みです。…まあ、給料低いし拘束時間もそれなりに長いけれど、毎週土日が休みなのは本当に助かってる。

…トラブルがなければ、今日と明日は完全オフー。

なんて思って寝惚け眼でなっている目ざまし時計に手を伸ばすと。

 

ぷにょん。

 

何やら柔らかい感覚のものを掴んでいた。

いやこれ間違いなく、あれだ。私には標準装備されてない…いや、私も寄せてあげればBぐらいは、あるあれの、感覚だ。

とはいえそこまで大きくもなく、かと言って私のように小さくもなく。そう、とてもちょうどよい大きさでほどよい柔らかさのもの。

 

「主様、おはようなのじゃ」

「…んぇ…おはよう…」

 

まだ、寝惚け眼で声が聞こえた方に目をやると。

メイがおっぱいを掴まれていた。私におっぱいを掴まれていた。

いやなんの反応もないから、このおっぱいは幻影なのかもしれないけれど。

 

「ところで主様や」

「なんでしょう」

「このおっぱいを掴む行動は挨拶か何かなのかや?」

「……ごめんなさい…」

 

本物だった模様。ということでさ、っとメイのおっぱいから私の手を離す。

 

「いやいや、なんで謝るのじゃ主様」

「いやほら挨拶ではないから…なんというか訴えないでください…」

「そんなに大げさな話になるのじゃ?!?!?!」

「セクハラだからねこれ…」

「そうなのじゃ?!?!?!?!?!?…いやまあ、それ自体はてぃーゔいーみてしっておったのじゃが、そうなのじゃ?」

「そうなのです…」

 

土下座しながらそういった私。そういえばメイは最近テレビを見ている、とは昨日言ってたなあ、なんて思いながら。

電気代がまた増えるなあ、と思うけれど、元々夏とか冬はエアコン入れっぱなしだったし(お部屋を快適にしておかないとメイ死んじゃうから)そんなに問題はなかった。

いや懐は寒くなるけれど、それよりメイが死んじゃうほうが悲しいので、意地でもエアコンは入れっぱなしにしておいた。

 

「か、顔をあげてくりゃれ、主様。土下座されるとこっちが困るのじゃ…」

「警察へは何卒…何卒よろしくお願いいたします…」

「わ、わかったのじゃ。警察へはいかないのじゃ」

「ありがとうございますぅー!」

 

なんとかなった。いや、なんとかなったってなんだよ…。

 

「…ご、ごめんね。お胸もんじゃって」

「いや、いいのじゃ。それに…主様なら別におっぱい揉まれても平気じゃし…」

「いやほら、それはそれで、あれだし…、まだ朝だし…」

 

そう、これはまだ朝の話であります。

朝なのです!ASA!

 

「そ、そうじゃな!…ご飯できてるけれどどうするのじゃ?」

「そ、そうだね。いただこうかな…」

 

二人共なんとなく恥ずかしくなったのでちょっともじもじしながらお部屋をでました。

ご飯は和食でした。美味しい!

 

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