狐女房とOLさん   作:のゔぇんぶれ

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その少女 友達来襲につき

さて、朝にラッキースケベがあってからの話。

朝ごはん後。

 

「ごちそうさまでした。なんだ、メイ、ちゃんとご飯作れるじゃない」

「お粗末様でした。ちゃんと口に合ってよかったのじゃ」

「うん。…ところでメイ?玉ねぎとか食べてないよね?」

「もちろんじゃ、人化できるとはいえ。やっぱり中毒は怖いからの。…友達は一回間違えて食べてしまったようだがの…」

「危ないっ」

 

流石に犬科の皆さんにそういう中毒物は本当に大変なことになるからね。

みんなも気をつけようね。

 

「しっかし、メイのお友達ってどんな子なの?」

「んー…確か、神様の使い…じゃっけな?なんかそんなのやってるらしいのじゃが」

「ほほー。神使ってやつかな?」

「それじゃそれ。えーっと確か…笠間様?いや王子様だったかの…?両方だったかもしれんのじゃ。まあ、わっち、お二人にも良くしてもらってるのじゃが」

 

笠間稲荷神社と王子稲荷神社。まあ、関東に住んでる人間ならよく知ってる二大稲荷神社である。

凄いな-メイ。私でも知ってる神社に勤めている友達いるんだーってなる。

ああ、でも、人化の術使えるっていうことは、そういう事なんだろうなあ、って思う。

 

「…あ、そういえば笠間の神様も王子の神様も人間界で働いてて…えーっとたしかPGやってるっていってたかの…?」

「神様がプログラマ?!?!?!?」

「そうらしいのじゃ。えーっと…確か丸丸商事っていっておったの…?」

「うちの会社ぁ?!あれ、笠間さんも王子さんもいた…?…あ、いたかも…」

 

よくその二人とご飯をしてる気がする…。

いやはや、あの二人が神様なんて…どんなラノベか何かかな、ってなるけれども。

まあ、神様もお金を稼がなきゃいけないとなるとちょっと世知辛いよねっていう。

そんなことを思っていると。

玄関のチャイムが鳴りました。

 

「お、Am○zonかな?いやー、なかなか本屋いっても置いてない本、つい頼んじゃうんだよねー」

「あーあるのじゃあるのじゃ」

「ねー、もうちょっと置いといてくれてもいいのにー」

 

なんて話をしながら私は玄関へと向かいました。

で、はーい、なんて声を上げながら扉を開けると。

 

 

十二単をきた黒髪長髪女性と黒髪ショート少女の組み合わせが二組、立っておりました。

 

「ここは、髙森嬢のお家で間違いありませんか?」

「あ、はいそうですが…」

「よかったー…駅から遠くてどうしたものかと」

「ああ…それは申し訳ありません。え、えーっとどちら様で…?」

「あ、そっか。この格好だとはじめまして、かな。笠間典子でーす」

 

そう言って、軽く手を上げてこちらをぎゅっとする十二単の方の…おっぱいがある方。

笠間典子さんって言ってたけど…メガネを掛けてて仕事ができそうで茶髪のお姉さんタイプの笠間さん…?

ということは…笠間稲荷神社の偉い神様?!?!?!?!?

 

「笠間様、その姿でその挨拶はどうかと…。ごめんなさい、髙森様。私、王子直美と名乗っております。本来の姿は王子稲荷神社で神様を…」

「なお、かたーい。いいじゃない。どうせ私達同期なんだし」

「親しい中にも礼儀ありです。それにお家にお邪魔しているんですから挨拶はちゃんとしないと。あ、セイ。手土産を」

 

セイ、と呼ばれた少女がすすい、と扉の中に入ってきて手土産を私に持たせた。

何かな-とは思うんだけど、私、笠間様に抱きつかれてて見えないから手土産がわからない。

 

「主様ーどうした……おおぅ…」

「あ、メイ。無事人化の術成功したのですね。よかったよかった」

「お邪魔してるよー」

「笠間様に王子様…。来られるなら前もって文を送っていただければ色々と準備できたのですが…」

「サプライズってやつー」

 

やっと私を離してくれた笠間様がそういって、メイに手を降っていた。

いやぁ…おっぱいこわい…。…そして本当に笠間さんも王子さんも神様なんだなって思う。

…今後の付き合いどうしようかなー…普段どおりの付き合いとかできないよなー…

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