工廠担当の明石への挨拶も兼ねて、建造依頼をしにやってきたお飾り大将、上条当麻。
しかし工廠にいたのはまさかの再開であった......。
再開のやり取りを二三個した上条は明石に載せられ、おまかせ建造をしてしまうのだった......。
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そして大変長らくお待たせ致しました......。
今話から少しずつでも更新していきます
side上条
「・・・・・・なあ、明石さん?ひとつ聞いてもいいでせうか?」
「出ましたね、上条提督のせう語尾!っと、それでなんでしょうか?」
そんなもん聞きたいことは山ほどあるんだが...まずは......
「大和ってさ、こんな小さかったっけ?」
「.........???」
そう、今俺たちの前にはあの『戦艦大和』の艦娘が立っている。立っているんだが......
まるで保育園児のような幼さを残した小さな身体なのだ。
そんなチビ艦娘の大和は、俺たちの話を聞きながら不思議そうに首を傾げている。
「あぁそれはですね、上条提督って今まで二つの鎮守府を渡り歩いてきた割に大和さんを従えていた事がないなと思いまして、通常建造しかない所を細工させてもらったんです」
あぁ...うん、もうなんか嫌な予感しかしねえから聞きたくないな......
「これっぽっちも聞きたくないけどさ...その細工って何したの...?」
「フフフ、気になりますか?良いでしょう!では教えてあげます!!通常、この建造ドックでは通常建造しか回せません、それは上条さんも知っていますよね?」
「まあ...そりゃな」
もう何回もやってるから分かるけど
「この建造ドックはですね、なんと!なんとですよ!!大型建造の艦娘が出来るようにしたんです!!」
『まあ、本来出来るはずの子達より劣化してしまうので自然とちいさくなってしまうんですけどね』と、明石はペロリと舌を出す
へぇー...大型建造が出来るようにねぇ......ってオイ
「お前...なんてことしてくれてんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああっ!!!!」
「ひゃっ...!?」
隣で吹雪が飛び上がってるけど今はいい...気にしてられない。
「お前これどうすんの!?こんなん元帥にバレたら俺終わるぞ!?何さらっと建造ドック改造してくれちゃってこんなのバレたらクビどころか損害賠償ものじゃねえか!!俺そんなの払えねえぞ!?」
しかし明石は気にした風もなく.........
「あぁ、その事なら大丈夫ですよ。ちゃんと普通の建造が出来るように切り替え機能も付けておきましたから」
いや、ドヤ顔で説明してるとこ悪いけどそもそも付けなくていい話だよな?
「はあぁ...明日からどんな顔して元帥と話せばいいんだよ......」
「げ、元気出してください司令官!」
「そうです!わたしはだいじょーぶです!!」
「ほらほら、この子もこう言ってくれてるし何とかなりますって」
「あんたが余計なことしなきゃこんなに悩まなくて済むんだろぉがあぁぁぁっ...!!」
「・・・(๑>•̀๑)テヘペロ」
秘孔ド突いたろかこのクソ野郎......!!
明石の手によって、起きてしまった悲劇に頭を抱えながらも何とかなるかと一先ず前を見ることにした上条。
とりあえず新しく着任したチビ大和に鎮守府を案内することにする。しかしやはり右手の効果は健在で......
次回、とある大将の幻想殺し
唸れ
幻想殺しと艦娘が交差する時、物語は始まる......