「えーと、ジャスティス対フリーダムだからジャスティスの負け……」
「あのですね、ユウナ殿」
スーバークルーザー「カガリ丸」の艦内へしつられた一室、畳を敷かれた和室の中、同じオーブ軍仲間であるババ大尉と軍人将棋を行うトダカ三佐は審判役のユウナ青年を鋭く睨み付けながら、あぐらをかく自身の膝を平手で叩いた。
「駒の名前を言ってしまっては、軍人将棋にはなりませんぞ?」
「んなこといったって……」
ジュースをその口へ含みながら、ユウナは軍人将棋、それの駒同士の勝敗表を片手にその口先を尖らせる。
「いくら説明されても解んないんだよ、この軍人将棋とやらは」
「ちょっと待って下さい、ユウナ殿」
「何ですか、アレックス君?」
トダカとババの対局、それをじっと眺めていた、あまり似合っているとは言えないサングラスをその顔へと掛けた青年が畳から立ち上がり、ユウナの勝敗表へその顔を突っ込んだ。
「ジャスティス、フリーダムに負けるのですか?」
「そうなっているよ、この表によれば」
「気に入らないな……」
ユウナ青年よりは僅かに歳が若い、まだ少年とも言える彼はブツブツと呟きながら、ユウナとその顔を密着させて軍人将棋の表、その勝敗内容全てへその視線を巡らせているようだ。
「大将、カガリと書いてあるな」
「オーブの姫様だからね、アレックス君」
その名前をユウナが舌へ乗せた時、彼の隣の顔、アレックス青年が微かに、何かが気に入らないかのようにその両眉をきつく締め合わせ、眉間へと皺が出来る。
「大将はスパイに負けるか……」
スパイ、その言葉をアレックス青年が口にしたとたん、オーブ国軍三佐トダカの目が細められ、笑いの色が浮かぶ。
「アレックス君、二重スパイは大変だな」
僅かに嫌みが込められているその言葉、そのオーブ軍の軍人へむっとした表情を差し向けるアレックス青年に構わず、トダカはなに食わぬ顔で茶菓子を摘まんだ。
「僕はザフトの人間ではない、トダカ三佐」
「私はザフトのザの字も言ってないなあ……」
とぼけたふりをしながら、茶を飲み干すトダカへと向けるアレックスの視線は鋭い。が、彼は一つため息をついた後、畳の上へ座り込みながら懐、ポケットから携帯端末を取り出し、気分を変える為に端末のモニターへニュースを映した。
「連合、プラントと共に難民の受け入れ開始か」
「そうだな」
パチィ……
ババの打ったコマが相手、トダカの陣地へ向けて攻め込む。
「えぇと……」
「この船にも乗っているさ、アレックス君」
またしても対戦表へその目を泳がせているユウナの傍らでトダカがそう呟くように言った後、コキリとその肩を一つ鳴らす。
「可哀想な子だ……」
「この機体」
イライジャ・キール、傭兵部隊「サーペントテイル」へと所属をしている男が、目の前へとそびえ立つモビルスーツを指差しながら、軽くハンガーデッキの床を履いているブーツでコツリと叩く。
「ザフトからのテスト請け負いなんですかね、劾」
「完成度を高める為の外部者によるテスト、その依頼さ」
少し神経質そうにその顔へ掛かったサングラスをレンズ専用の布で拭き上げながら劾、サーペントテイル隊の長である彼「叢雲劾」が新型のザフト製モビルスーツ「ヅダ」のその顔へ向けてじっと、鋭くその眼鏡の奥からの視線を注いでいる。
「ザフトの新型、ね」
「なんでも、スピードだけならあのフリーダムと同じ位らしいぜ、イライジャ」
「マサカァ……」
前大戦時の超高性能機フリーダム・ガンダム。圧倒的な性能を誇ったと言われているその核動力機と同じレベルの機体と言われても、さすがにイライジャには半信半疑のその表情。
「ああ、ひょっとして劾」
「ん?」
「こいつも核の心臓を持つモビルスーツなのか?」
「インヤ……」
コッ……
何か背後、ハンガーの扉の方で物音がしたが、劾は気にせずそのままイライジャ、傭兵隊サーペントテイルでの自分の右腕とも言える男へ微笑みかけた。
「通常電力」
「なおさら、眉唾だよ……」
「お前が先に乗るか、フリーダムモドキに?」
「どうしようかな……」
モビルスーツが数機押し込むのがやっとの急造ハンガー、その中をイライジャは自身の顔、端整な面立ちを持つその頭の後ろへ自分の両の手を置き、口笛を吹きながら洗ったばかりのの銀髪へ指を絡ませる。
「フリーダム……」
「あん?」
ポソリとした、抑揚の無い少年の声。
「フリーダム……」
「なんだよ、坊主?」
いつの間にか劾達の背後へ立っている、クリーム色の上っ張りを身へと纏い、黒い乱雑な髪をした少年。
「ここは立ち入り禁止だ、帰りな……」
「フリーダム……」
「おい、坊主?」
その下を向いたままの少年の顔は髪に隠れており、劾達には見ることが出来ない。いや、それよりも彼らにとっては病院での入院患者にしか見えない姿格好の少年が繰り返す「フリーダム」という声が何か耳へと刺さる。
「どうする、劾?」
「どうも何も」
劾は軽く肩をイライジャへ竦めてみせてから、その少年の細い肩へ優しくその手を置きながら微かにため息をついてみせた。
「このクルーザーの責任者、あのトダカさんに知らせるしか……」
「フリィーダム!!」
ダァウ!!
「おい、小僧!?」
肩へ置かれた劾の手を乱暴に振り払い、少年は目前のモビルスーツ「ヅダ」のコクピットへ連なるハシゴをよじ登り始める。
「やめろ、おい!?」
「フリーダム、フリィーダム!!」
髪を振り乱す少年の持つ赤い瞳、それが放つ恐ろしいまでの眼光に、一瞬とはいえ歴戦の戦士である二人の傭兵の背に冷たい物が疾った。
「イライジャ、通報だ!!」
ハシゴから黒髪の少年を引きずり戻そうと劾もその後を追いながら、彼はイライジャへ緊急通報のスイッチを押すように指示を出す。
「くそ、通報器はどこだ!!」
デッキの出口、そこの周囲へその視線を素早く巡らせながら焦りの声を出しているイライジャ。
ジャ……
「ここにいたか!!」
そのイライジャのちょうど横、ドアから二人の男が額に汗をかきながらモビルスーツの格納庫内部へ風のように進み出る。
ガァ、ガァン!!
「フリィ、ダァム!!」
「やめろ、小僧!!」
閉じられたヅダのコクピットの扉をその手を振り上げ、何度も叩く少年を劾は片手で抱えあげて急いで木製のハシゴをすり降りる。
「早く降りろ、傭兵!!」
「解っている!!」
ハシゴの元へと駆け寄った男、彼がその身へと纏う白衣からこの少年の主治医だと判断した劾は、暴れる少年を抱える腕へ強く力をいれながら、片手のみで素早くハシゴを降りきった。さすがに少年を抱えていた彼の息は荒く、やや乱暴に少年をハンガーの床へと降ろす。
カァラ……
劾が少年を鉄製の床へ下ろした時、彼の上っ張りから音を立てて床へ落ちる、一般市販をされている携帯端末。
「マユゥ!!」
その携帯電話へ手を伸ばし、床へ這いつくばってその電話を両手で握りしめながら震えている少年の口へ、駆け寄った医師が何か彼の口へ布の様な物を押し当てた。
「軽いノックアウト剤だ」
「ああ……」
医者の男へ遅れてやってきた、松葉杖を片手へと持つ男が医師と一緒に少年を押さえつける手伝いをしたまま、彼らの様子をじっと見ている劾達へそっと囁く。
「マユ……」
鎮静剤が効いてきたか、少年の声がか細い物へと変わり、その彼の両目が薄く閉じられる。
「なんなんだよ、コイツは……」
そのイライジャの声には医師は答えず、少年の身体、主にその白い手のひらへとついた擦り傷、モビルスーツのコクピット・ハッチへ登り、素手でその機体の装甲を叩いた時にできたものであろうそれらへのチェックを終えた後。
「迷惑を掛けた、君たち」
その双眸からややに冷たく感じる光を放ちながら、軽く傭兵達へとその頭を下げた。
「早くその物騒な小僧を連れてってくれよ、お医者さんよ?」
「すまんな」
再度詫びの言葉を口にした医師は、その細身の身体からは想像がつかない程軽々と気絶をしている少年を片手で持ち上げ、自身の背へと覆い被せる。
「あの医師、元は荒事の人間か……?」
「そうかな、劾?」
「あるいは、パイロット……?」
どこか、その医者の身のこなしに自分達と共通するものを感じたのかもしれない。ドアへと向かって去っていく後ろ姿を眺めながら、歴戦の強者である劾はそう呟きながらズボンのポケットへとその手を差し込む。
「軍属医師、かもな」
「どうだっていいさ、もう……」
ズボンから取り出したタバコ、火が付いていないそれを口へくわえながらブツブツと口ごもっている劾を無視し、イライジャは少年が荒らしたハンガーデッキの周囲へその視線を這わしていた。
「このヅダも、また念の為にチェックをしておかないとな」
「神経質だな、イライジャ」
「明らかにハシゴの一部が装甲の隙間に食い込んでいるんだよ!!」
「あ、本当だ」
「ハァ……」
普段は全く隙の無い、用心深さの塊である叢雲劾、彼が時おり見せる間の抜けはイライジャの頭を妙に痛めさせる。
「大戦争が終わっても、戦いの道具の手入れは終わる気配がねぇな、全く……」
「その通りだな、本当に」
「ん?」
カッ……
「戦争は、さ」
医師の男と一緒にハンガーへ入ってきた、松葉杖をその片方だけの手で支えている隻眼の男が劾たちへ近寄り、少し馴れ馴れしく声を掛けてきた。
「終わっても、終わらないんだな」
「作業の邪魔だから、あんた……」
「違うかい、傭兵さんたちよ?」
「チッ……」
少し、その頭へ血が昇りやすいのは彼イライジャがまだパイロット、戦士として完熟をしていない証なのかもしれない。
「あんたの身体もそのクチかい、オッサン?」
その無遠慮極まりないイライジャの言葉、それが彼の口から放たれたということは、よほど今の少年がしでかした事が腹へ据えかね続けているのだろうか、しかし。
ゴッウ!!
「この俺の拳に免じてさ、アンタが」
「ああ、ああ……」
全力でそのイライジャの頭へと降り下ろされた傭兵隊長の拳。そのあまりの衝撃に床へ膝を付きながら呻くイライジャを指差しながら。
「今のコイツの言葉、許してくれると助かるよ」
「良い男だな、あんたは」
面を下げる劾に対して、その壮年の男はにこやかに笑う。
「おい、ミスタータイガー」
意識が朦朧としている少年を抱えた医師が、その松葉杖の男へドアーから強い口調で呼び掛ける。
「あんたもあまり出歩かないで欲しいな、全く……」
「ついあのおチビが常に呟くフリーダムという言葉」
そう言いながら、一本足で器用に床を踏みしめながら男が医師へ振ってみせる木製の杖。
「それが気になってしまって、な」
「まだ新型の義足等、それを造る為の身体データ収集の途中であったはずだ」
「すまない、ミハイル医師」
そのタイガーと呼ばれた男、彼は不自由な身体なのに関わらず、身軽に杖を床へ叩きつけながらその医師達の後をついていった。
「もう、何も起こりませんように、起こりませんに……」
「神頼みはあまりあてにしない方がいいぞ、イライジャ」
ハンガーデッキ内は禁煙であるはずであるが、いつの間にか劾のタバコには火が灯っているのをその視線へ入れたイライジャは。
プッウ……
頭の右と左の方、そして先程インパクトを受けた中央へ等しく、何か銅線が切れたような音と共に頭痛と高揚感が訪れてしまった彼、傭兵団サーペントテイルのメンバーは。
「フンヌ!!」
「おい、折角の色男が台無しだぞ……」
「うるせぇ、劾!!」
新型モビルスーツの点検をするために、その顔へ近くの濡れた手拭いを絞り、ハチマキとして巻き付けながらハシゴを猛スピードでよじ登り始めた。
「ん?」
何か、通路から聴こえてくる声、何かを叫んでいるような叫びにアレックスはその両の手にそれぞれ掴んでいる軍人将棋のコマから微かにその視線を離す。
「……ダム!!」
「何だ?」
和室の片隅で肩肘をついて居眠りをしているババ一尉を除き、アレックスが見るに他の面子もこの声は聴こえたようである。
「アレックス君、勝敗は?」
「あ、ああ……」
それでも、ユウナ青年と対局をしていたトダカが、煎餅をかじりながら審判を務めているアレックスへ急かすような声を出した。
「フリーダムとこのコマだから……」
トダカ達に聞こえない位の声をその口の中へと呻かせ、畳の上であぐらをかかせている足の上へ置いてある勝敗表へその視線を向けたアレックス、彼がコマのジャッジを行おうとしたその時。
「フリーダム、フリィーダム!!」
「薬の効きが短すぎる、体質か?」
絶叫とも言える、少年と思しき声色の声。未だ声変わりすら起こっていないだけに、深い凄惨さすら感じさせるその声、いや。
「悲鳴、か……」
「彼、だな」
「トダカ三佐?」
アレックスが何かを問うようなその視線に、トダカはすぐには何も答えない。対局者のユウナ青年はただあんぐりと間抜けにその口を開けているだけだ。
「ミハイルさん!!」
「助かる、手を貸してくれ!!」
ちょうど間が悪いのか何か、少年を担当しているらしき医師達がその場、アレックス達がいる和室の閉じられたドアの前で処置を行い始めたようである。
「フリーダム……」
「フリーダム、か……」
医者達が再び薬を投与したのか、少年のその声は徐々に小さく、低くなっていくのをその耳へ感じながら、アレックスは扉一つ越えた先から聴こえた、少年が言い放つ単語が彼の記憶の中にある人物、それと容易に結び付いた事に軽く息を吐く。
トッ……
その声に注意を奪われたアレックス、彼の手から軍人将棋のコマが床へ小さな音を立てて、落ちる。
「おさまった、今のうちだ」
「私は脚を持ちますよ、ミハイル」
ドアの奥、連絡通路から立ち去っていく医師達の足音を聴きながら和室の面々は。
「……」
床へ落ちている、蒼い翼をその背から生やしたようなシルエットを持つモビルスーツが描かれたコマをじっと見つめている。
「あのねぇ、君……」
「すみません、ユウナ殿」
「タイミング、空気が読めない奴と言われたこと、ない?」
パリィ……
そのユウナ青年がアレックスへ向けて言い放った言葉、それの正論とも言える台詞をその耳へ入れながら、トダカ三佐は目を瞑ったまま口の煎餅を機械的にその歯ですり潰す。
「ふぅ……」
和室の片隅、そこから流れてくる小さな音の吐息。
「あまり、気に病まないで下さい、トダカさん」
「やはり起きてたか、ババさん」
「そりゃあ、あの騒ぎではね……」
一つ伸びをしてみせながら、肩を鳴らしているババは枕の代わりとしていた座布団の脇へ置いてあったポットから茶を湯呑みへ入れ、それを一つ口へ含みながらトダカの横へドッカと腰を下ろした。
「あなたには何の責任はない」
「そうではあるのだが、な」
「無論、フリーダム・ガンダムで我らオーブを助けてくれたあの彼にもだ」
そのババの慰めの台詞、その中に含まれている単語の一つ一つに大きく関係があるアレックスにとっては、まるで自分が責められているような心境である。
「キラ・ヤマトが先程の少年の大事な物を奪った?」
「ストレートな発言は身を滅ぼすぞ、アレックス君」
「悪い癖ですね、俺の」
「ヘヴィなんだ、私にとってもあの少年は」
何やら彼らアレックス達から距離を置き、部屋の片隅の通信機へ囁いているユウナへトダカは少し冷たい視線を投げつけながら、ババから手渡された湯呑みの茶を軽くすすり、言葉を続ける。
「四六時中、一緒にいるのはキツい」
「わかります、トダカ三佐」
「彼を診てくれている医師からも距離を置くように言われている」
「なるほど……」
おそらく、その医者とやらはトダカの心身、精神状態も案じているのであろう。
「あなたは彼、あの少年を助けたのですね?」
「タイミングが悪いのに、勘は鋭いんだな、君は……」
「一応は、戦いの場にその身を置いていた人間ですから」
「オーブの正義、それを正義の機体とやらで守ってくれたんだろう、君は?」
「さぁてね……」
そのぎこちなく肩を竦めてみせるアレックスの仕草、お世辞にも様になっているとは言えないが、それでも前大戦で心に大きな傷を負っておるトダカにとってはこういう気遣いは嬉しいものだ。
ポリィ……
「あんまり、食べない方が良いよ」
「はい?」
再び煎餅にその手が伸びたトダカへ、頭を掻きながら彼の隣に自分の腰を落としたユウナがその菓子の入った盆を自らの元へと引き寄せる。
「何故ですか、ユウナ殿?」
「もうすぐ、出前が来る」
「え……?」
ニンマリと笑いながら言い放つユウナ青年のその台詞、それにはババも少し驚いたような表情をその顔へ浮かべていた。
「先程の電話、助けを求めたのではなかったのですか?」
「何に対してだよ、トダカ君?」
「いや、その……」
確かに、別にこの場にいる者には何も異常な事は起こっていない。単にこのユウナ青年が世間知らずの「坊や」だからと勝手に、先程の異常な少年の一件に脅えを感じて護衛だか何だかを呼び寄せたと思ってしまっただけである。
「気分転換、ご飯でも食べようじゃないか、君達」
「アア、そうか……!!」
「特上うな重、四人前にしといたよ」
「あなたという人は……」
そのトダカ三佐が微笑みと共に漏らす声、それを聞いた時にアレックス青年は。
「こっちから取りに行こう、ユウナ殿?」
「いいね」
明らかに作った、偽物のそれとは言え、明るい声でそう言い放つアレックスにユウナが即答をする。
「カガリは行動的な男が好きだと聞いているからね、僕は」
「まぁ、そうかな……」
「ボヤボヤするなよ、アレックス君」
少し、そのカガリという人物の名前がユウナの口から出たときに、結局プラントへと急遽トンボ帰りをする羽目となってしまったアレックス。彼はいわゆる「それなりの仲」である彼女へ会えなかった事に対して。
「会いたかったもんではあるよな、俺は……」
「お腹すいたなあ、アレックス君……」
「ハイハイ……」
彼が心に一抹の寂しさを感じ、軽く感傷に浸っていたその最中、わざとらしく不精な声を掛けてきたババに向けて再び不器用に肩を竦めてみせてから、彼アレックス・ディノはドアから飛び出したユウナ青年の後を追いかけていった。