クラナド紅の桜 作:ゼロ
レックスは古河パン屋隣にあるケーキ屋住んでいる。櫂斗が下宿&バイトとして住まさせてくれてる。バイト代1ヶ月ありえない金額だ。
「よお古河おす」
レックスが店開けて外出るとそこには渚がいた。
「あっ神高君学校一緒に行きますか?」
「…まあそうするかな~」
「……」
「神高君は、なんであそこにいたんですか?
あそこて銀牙君のケーキ屋さんですいつも美味しいです」
渚が嬉しそうに言ってくる。
「櫂斗に頼んで住まさせてくれているだけだ」
「そうですか」
レックス、渚が一緒に教室に入った。
「よおレックスあいからず猛犬だなそれに比べて渚は……いつも、通りだな」
「殺すぞ」
殺意こめてゼットに言う。
「ゼット君おはようございます」
「おう」
いつも通り授業受けた。
昼食の時間になった。
レックスは古河を見つけて
「おい古河一緒昼食とるか?」
「いいんですか?」
「俺も構わん」
渚の質問答えた。
渚は微笑んではいと答えた。また何故胸が熱くなった。
食堂行くと結構混んでいた。
「古河おまえなに食う?」
レックスが聞く。
「わたしですかっ」
何か、わざと明るく振る舞っているように見えた。
こんなレックスにでも、自分のいいところ見せたいとばかりに。
「わたしは、その…今日はあんパン以外のものを買ってみようかと思ったんですが…」
人混みに目を移す。
「やっぱり、無理みたいです…」
「なら…ゼット余り物ないか?」
「いちようあるけど?」
ゼットは鞄からいろんなパン見せた。まるでパン屋でもひらいでおかしくない量だ。
「カツサンド貰うぞ?」
「いいけど?」
ゼットが言った。
レックスは渚に渡した。
「くれますの…ですか?」
「ああだから一緒食べて構わんか?」
「はい」
その後、中庭に場所を移動して、レックス達は昼食とることにした。
「俺も同じだよ
遅刻ばっかしてるんだ」
レックスは渚にそう言った。
「…え?」
渚が驚く。
「校内じゃ櫂斗同じぐらい問題児」
「今日はたまたま遅刻しなかったけどさ……」
レックスがそう言う。
渚が「本当ですか?」
「本当だよ去年なんか隣町の不良生徒を山積みして学校ひとつ廃校させたくらいだ」と自慢げに言った。
「タバコとか……吸ってるんですか」
渚が聞かれたから吸わないと答えた。
「なら、良かったです。わたし、タバコの煙、ダメですから」
「うちのお父さんは、すごくタバコ吸うんです」
「お父さんの部屋、入れないです。タバコ臭くて」
「そうか」
レックスが素直に言った。
「服とかにもたくさん匂いついてて、すぐ洗わないといけないし」
「大変なんです……えへへ」
初めて渚の笑顔を見た気がする。
いつも家の中では、こうして笑っているのだろう。
渚には、家族だけでも優しい。
それを知って、ほっとした。
「なあ、これからどうする」
レックスが渚に聞く。
「はい? なんのことですか?」
渚はなんのことか理解していない。
「いや、演劇部のことだよ!」
「現部長さんて神高君知り合いですか?」
「あいつは演劇技術の身才能天才だからなあ
先導光樹はなあ」
レックスそう言った。
左手を思いきり握り占めて。
「その先導さんはどこにいるんですか?」
「知らねぇ」
イラっとしながら言った。
「そうですか」
渚はしゅんとするが元気出るおまじないした。
「カツサンドっ」
今度は『カツサンド』か?
「……怒ってすまん」
レックスは渚に謝った。
「あ、いえ…今のは、その…」
「わがまま言っているわけじゃなく…」
「その、わたしが無茶言うのが悪いですから」
渚はしゅんとしながら言う。
…思い出した。
こいつはそうして、自分を前に押しやっていることに。
ということは、今伝えた現実が、よほど堪えているということになる。