クラナド紅の桜 作:ゼロ
友達もいなくて、憧れていた部活動はわからない状況ときたら、当然かもしれなかった。
渚は視線に気づいた。
「あ、誰か見てます、こっち」
渚が校舎の窓を見上げていた。
「そうだな」
「わたしたち、邪魔じゃないでしょうか?」
渚は顔を下向いてしゅんとする。
「まさか。俺たちはずっと、ここにいたんだぜ?」
「そう…ですよね」
「手でも、振ってみろよ」
レックスは渚に言う。
「えっ?」
「手、降るんだよ。にこやかに」
「そうしたら、一緒に話したりする、きっかけになるかもしれないじゃないか」
「わたし、ひとりですか?」
渚は頬を赤くさせて訊く。
「俺がやってどうするんだよ。向こうは、女だぜ?」
「やってもいいとおもいますけど…」
恥ずかしながら言う。
「そんなのまるでナンパだろ。ひとりでやるんだ。ほら」
手を持ち上げてやる。
「えっと…にこやかにでしたっけ」
渚はやる気出ていた。
「そう。笑顔でな」
「えっとえへへ」
笑いながらぱたぱたと手を振る。
すっ、と窓の人影が消えた。
「あは…」
笑顔が凍る。
「うるせぇななにさわいでやがるぁぁ」
イライラしていた少年がいた。
「グラン・オーガ!?」
「死んだ魚か」
黒髪で漆黒の瞳している。
ジャケットは着ていない。
彼の名前は先導光樹。別名『グラン・オーガ』とも言われている。
「誰が死んだ魚だ!?」
レックスはイラとしながら光樹に近づく。
「神高少し待ってください」
渚がレックスを見て言ってくる。
「先導さんと話させてくれませんか?」
「あいつは人をバカにするしかねぇけどいいのか?」
「はい」
「ならすきにしな」
レックスは一歩下がり、渚は一歩前に進んだ。
「あの…先導さんて演劇部の部長さんですか?」
「それがどうした?」
光樹はズボンのポケットからタバコ取り出しライターに火をつけようとしたら渚が取り上げた。
「なにしやがる!?
クソ女」
渚を蹴ろとした時レックスは左腕で防いだ
「ぐっ!!」
「まだいてぇのかくっくくく」
苦笑する光樹。
「神高君大丈夫ですか?」
「大丈夫たんなる古傷だ」
「そうですか」
渚は安心した。
「おい女とはなんだ?」
イライラしながらカツサンド食いちぎる。
「その…演劇部の活動しませんか?」
「はあなんで俺がまた演劇する必要性がある?」
カツサンド食べるのをやめた。
「あなたが演劇部の部長さんですから」
「俺辞めたはずだ」
「銀牙君があなたが部長だと行ってました」
「……」
「……」
「……」
レックス、渚、光樹は無言のままだ。
「なら演劇部の活動する条件ひとつだ俺に演劇勝負勝てば活動してやってもいいぜ」
「それは……」
レックスが言おとしたら渚が「わかりました」
「タイトルはなんですか?」
「そうだな童話の人物になりきるでいいじゃねぇか?」
「わかりました」
「そうだな期間は生徒会長選挙当日でいいじょねか」
「わかりました」
その場から光樹は去っていた。
「……」
レックスは唖然と無言になった。
それは相手が素人なら勝ち目があるかもそれないが相手は世界一の演劇の団員の一人だ。
勝てるはずがない。
「おまえはアホか?」
と渚の頭にチョップする。
「あうっ」
渚がよろけた。
「痛いです」
「そうだろうな
それはなお前がアホだからだ。」
レックスは渚に世界の演劇の雑誌を渡した。
そこには光樹が演劇の中では天才とも言われる記事だった。
「これでも勝てるのか?」
「……勝てます」
「はぁただしあのバカも巻き込むぞ」
イラとして生徒会見る。
レックスは飛んできたプリントを取りペン持ち書き始めた
「なにやってんですか?」
「もう少し待ってろよ!」
「はい」
数分後
「出来た」
そこには新演劇部と書かれていた。
部員欄には古河渚、神高レックス、銀牙櫂斗、坂上智代、八神レン、藤林杏の名前書かれていた。
「このメンバーのスカウトは俺に任せろ」
「大丈夫俺には悪魔の称号があるなんとかなるくっくくくあはっははは」
恐ろしい笑いだった。