クラナド紅の桜   作:ゼロ

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第12夕食1

チャイムなり午後の授業始まる時間になった。

渚はクラスに戻った。

レックスは旧校舎の3階の演劇部の部室入った。

「生徒会長さまよぉサボりか?」

そこには櫂斗が服飾の雑誌をペラペラとめくっている。

「俺てまだ謹慎中だぞ」

自慢で言う櫂斗。

「なら学校くんなよバカなのか?」

レックスはずっと体の体制崩して突っ込んだ。

「イヤ…家て暇じゃん」

(そういえばこいつはバカだったよ違う意味で)

「それでなんのようだ?」

櫂斗はレックスに訊く。

「ドラグーンが無理矢理演劇部入らせる弱味ないか?」

「あるけどそれなにに使う気だ?」

「おもしろいこと」

レックスの笑みは違ういみで罪悪感だった。

「そうか」

櫂斗は鞄から携帯取り出して操作した。

「どうな写真がいい?」

櫂斗はサンドイッチ取りだして食いながら操作した。

「そうだな……杏が嫉妬を妬いてしまいそうな写真がいいな❗」

レックスはクスクス笑っている。

「はあどうなるかは知らんぞ明日には印刷して渡す」

櫂斗ははあとため息して携帯を閉じる。

「たのんだぞー」

レックスは笑みで部屋を後にした。

「あいつドラグーンに殺されてもしらねぇけどなあ」

と櫂斗は呟いた。

「神高くんっ」

嬉しそうに、そうレックスの名を呼んで、横に並んだ。

「びっくりしました演劇部から出てきましたから」

「ああ、俺で悪かったな」

「違います、違う人を期待してたわけじゃないです」

渚はレックスにフォローする

「神高くんでよかったです」

「知っている人が出てくるなんて、思わなかったですから…」

「すごくうれしくて…走ってきてしまいましたっ」頬赤くさせながら渚は言う。

そうか…

こんな愛想のないクソ人間でもこいつにとっては、唯一話ができる人間だったのだ。

「あの今から、なにかしますかっ」

「そうだな…やることはないから帰ろうぜ」

「はい」

ふたりで、下校生徒いる中で坂を下る。

少しだけ帰りたくなかった。

いや…かなり、か

「腹減ったな」

レックスがそう言う。

渚も「はい、空きました」

「飯、食いたいな」

「食べたいです」

「どっかで、食ってくか」

そう誘ってみた。

「外食ですか?」

「でも、わたしは家に帰ってご飯作るお手伝いをしないとダメなんです」

渚がそう言う。

「そんなのいいだろ」

レックスは更に誘う。

「お母さんだけに任せておけないですから」

そう言って笑う。全然苦に思っていないようだ。

その様子からも、渚の家庭が暖かなものであることが察しえた。

「神高くんは、家でご飯、食べないんですか?」

「いまところは櫂斗の店に住まさせてくれているだけだから何もないからな」

「……」

しばし沈黙。

「えっと、そのっ…」

何かいいつくろおうとする。その前にレックスは教えることにする。

「俺の家族はみんな最悪だから会いたくないからな」

「じゃあ…その家族と晩ご飯食べないんですか?」

渚が訊く。

「いや食べれるはずがないだろう」

わかりやすくするため、そういうことにしておく。

きっと今の酷さなんて、誰にも伝わらない。

俺にしかわからない。

「何か、あったんですか?」

渚が訊く

「ああ。最悪なことがな」

もう取り返しのつかないほど色々と。

「……」

渚は黙り込む。気まずい方向へと話が進んでいることを気にしているようだった。

「晩ご飯、ご招待します」

あるいは、その言葉をレックスは待っていたのかもしれない。

ただ、家から遠ざかりたくて。

「いいのか?」

「構わないですわたしの友達って言えば、快く迎えてくれます。これには自信あります」

「そっか」

本当に幸せな家族なのだろう

「神高じゃねぇか?」

そこには黒い外国車があった。

「キラさん?

なんでここにいるんですか?」

「帰るに決まっているだろう

お前はバカか?」

「それで渚あとでな」

「はい」

車は走っていたそれも渚の家向かってだ。

「知り合いか?」

レックスは渚に訊く

「はいそれも祖父です」

「そうか…」

いやな家の知り合いだ『銀牙家』

渚の家に着いた。

店の中に入るとそこにはパン屋としては普通だ。

「……」

誰もいなかった。

「誰もいねぇのか?」

声をかける。

「……」

それでも、返事はなかった。

レックスは棚に並べられたパンに目を向ける。

 

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