流石にいきなり島国となるのはドイツが可哀想な気が・・・
ドイツ領土は1939年ポーランド侵攻前夜までの領土です、
東プロイセンは東プロイセン島になるね!
ーーーーー中央暦1639年1月24日午前6時ーーーーーー
(西暦1939年8月29日)
クワ・トイネ公国 沿岸
この日もある漁師が仕事を始めるために海岸に向かっていたが、どうも様子がおかしい。
あの心地よい波の音が聞こえないのだ、それどころか潮の香りもしない。
漁師は不審に思い足を急がせる、そしてふいに漁師は足を止めた。
「なっ、なんだぁこりゃあ・・・」
目の前に海があったはずの場所に、見渡す限りの青々とした大地がそこにあったのだ・・・
◆◇◆◇ほぼ同時刻◇◆◇◆
クワ・トイネ公国軍の竜騎士はワイバーンに跨り公国の北東方向の上空の警戒任務についていた、隣国ロウリア王国との緊張状態が続いているため、こうした何もないところからの奇襲に備えて公国軍は多方向に哨戒騎を飛ばしている・・・のだが・・・
「これは一体どういうことだ?
今頃ならとっくに海へ出ているはずだが・・・地図でも読み間違えたか?」
行けども行けども陸地が続き、竜騎士が困り果てていた時向こうから飛んでくる何かを見つけた。
「・・・! なんだあれは?」
もしかしたら味方のワイバーンだろうか?もしかしたら自分は気づかないうちに迷い変な所を飛んでいたのかもしれない、薄暗かったしきっとそうだ、などと勝手に考えていたが、その未確認騎に近づくにつれ只の勝手な思い込みだと認識せざるを得なくなった。
「羽ばたいてない・・・」
これによりアレは味方のワイバーンではないという事となる。
「あーあー 司令部、司令部 聞こえますか、我未確認騎を確認 これより要撃し確認する」
未確認騎との距離はみるみるうちに縮まり、遂にすれ違った。
その物体はサイズはワイバーンよりひと回りほど大きいもので、灰色の体をしており頭の部分がクルクルと回っていた。
そしてその謎の未確認騎に乗っていた2人(!)の騎兵の顔もしっかり確認した、その顔はとても驚いている顔だった。
そのままワイバーンは未確認騎を追跡する、 未確認騎は一生懸命逃げようとするが最高速度235kmの速度を出す空の覇者ワイバーン、軽々と追いついた。
竜騎兵は魔法による拡声器を使い
警告をする。
「警告する!ここはクワ・トイネ公国の領空である!当該機は速やかに退去せよ!繰り返す!ここはクワ・トイネ公国の領空である!当該機は速やかに退去せよ!」
警告が聞こえたのだろうか、未確認騎の騎兵は慌てている様子で
何かを話し合っていた。
すると急に旋回を始め、元来た方向へ戻っていった。
◆◇◆◇◆
今のは何であったのだろうか?
あれはどう見てもワイバーンの類でないように思えた、速度もワイバーンに比べ明らかに遅い、もしかしたらこの眼下に広がる見慣れる大地に関係しているのだろうか?、そう思うと竜騎兵はいても立っていられなくなり、基地へ急いで戻った。