大ドイツ国召喚   作:イブ_ib

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ロウリア外交官の喋り方がおかしいけど気にしないでください


風雲!ロデニウス大陸!
波乱の前触れ


中央暦1639年3月22日午前ー

 

 

ドイツがこの世界に飛ばされて早2ヶ月が経った、当初はどうすれば良いのかわからなかったが何とかうまく事は進み、クワトイネ公国とクイラ王国と無事国交を樹立する事が出来た

 

クワトイネ公国は作物が捨て腐る程の食物が育つため、食料が自国生産だけでは心もとないドイツにとって

助かる存在であった、しかしドイツにとって一番嬉しいのはクイラ王国に眠る鉱物資源と石油などが豊富にあった事である。

 

ドイツは率先してクイラ王国の油田開発に着手した、勿論石油をもらう分ドイツ側はインフラ整備を行った、

もっともこれは効率よくドイツに資源を運ぶためでもあるが。

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

ドイツ国

 

首都ベルリン

 

総統官邸

 

「総統閣下、一時期はどうなる事かと思いましたが、これで我が国は安泰です」

 

「うむ、クイラ王国にあれ程の地下資源があって助かった、石油は現代国家の生命線とも言える代物だからな」

 

「全くです、クイラ王国とは仲良くしたいものですな、しかし ロウリア王国と言う国は無礼な国でしたな、

なんでも外交団は門前払いを食らったようで」

 

「我がドイツをそのように扱うとは、愚かここに極まれりと行ったところかな?」

 

「全くもってその通りです」

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

クワトイネ公国

 

首相官邸

 

公国首相カナタはドイツのインフラ整備について書かれた紙を眺めながら秘書と話していた

 

「ドイツからもたらされる技術は

全てが革新的だ、この様子では三大文明圏を超えるぞ」

 

「はっ、しかしドイツがあの様な穏便な国でホッとしています、もしドイツが覇を唱えて攻めて来たらと思うとゾッとします」

 

「今はロウリア王国とも緊張状態が高まっているからな、良好な関係を続けたいものだ」

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

ロウリア王国 

 

王都ジン・ハーク ハーク城 

 

御前会議

 

「ロウリア王、全ての準備が完了しました」

 

白銀の鎧を見にまとった将軍パタジンが王に報告する

 

「うむ、よろしい、・・して、宰相よ、1ヶ月ほど前接触してきたドイツという国について何か情報はあるか?」

 

ドイツは、ロウリア王国にも接触してきたが、事前にクワ・トイネ公国と、クイラ王国と国交を樹立していたため、敵性勢力と判断され、ロウリアには門前払いを受けていた。

 

 「ロデニウス大陸のクワ・トイネ公国のすぐ隣に出来た新興国家です。軍事的に何かしら影響はあると思われますが、奴らは我が部隊のワイバーンを見て、初めて見たと驚いていました。竜騎士の存在しない蛮族の国などさしたる影響はないのでは? 情報はあまりありませんが」

 

「これを期にロデニウス大陸の国全てに宣戦布告し、大陸全土を我がロウリア王国のものにしてしまえばよろしいのではないでしょうか? 農民の国 不毛の地の国、新興国家の蛮族を蹴散らす事は我が軍にとって造作無い事でしょう」

 

 

 

今回の御前会議ではロウリア王国がクワトイネ公国とクイラ王国、そしてドイツ国に宣戦布告を行うという事で決定した

 

 

「フハハハハハ!!!今宵は我が人生で最高の日だ!我がロウリア王国はクワトイネ、クイラ、ドイツに対して戦争を許可する!!!」

 

うぉおおおおおーーー!!!

 

ロウリア王万歳!

 

王国万歳!

 

ロウリア王万歳!

 

王国万歳!

 

城は喧騒に包まれた

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

クイラ王国

 

ドイツ大使館

 

外務省キャリアのウェールターは頭を悩ましていた

 

先程来ていた

クイラ王国外交官メツサルは

この様な事を伝えに来ていた

 

「・・・というわけで、我が国はロウリア王国との戦闘状態に入り挙国一致での戦闘態勢に入りますので、今まで通りに鉱物資源を輸出する事が出来なくなってしまいます」

 

つい先程もクワトイネ公国の外交官が戦争により穀物を輸出する事が出来なくなるという事を言われたばかりである

 

「このままでは国民の生活に大きな影響が出てしまうぞ・・・」

 

クワトイネ・クイラに派遣軍をよこす様に本国に伝えようとしたところ、

誰かが飛び込んで来た

 

「大変です、大使 ロウリア王国の外交官が大使に会いたいと言って来ました!」

 

「なに?!、わかった 連れて来てくれ」

 

 

ロウリア王国 外交官との話し合いが始まった

 

「門前払いをして来た国の大使が何用で来たのでしょうか?」

 

「いや、あの時は申し訳ない事をした、 実はロウリア王の寛大な慈悲が貴国らに与えられたのだ」

 

「ほぅ、つまりそれはどういう事ですかな?」

 

 

「我が国がクワトイネ・クイラの2カ国に攻め込むのは理由がある、それは2カ国に住んでいる亜人を殲滅するためだ、しかし貴国には亜人という物がおらず、我が国と同じ人種のみが文明を築いている、そこで貴国は

我が国の指導下になれば文化の向上、生活の向上を図れるという風な事を王様はお考えなのだ」

 

早い話がドイツには攻め込まないからロウリア王国の属国となればという話である

 

「・・・無茶苦茶な話ですな、いや

話にもならん、そんな話メリットなんてありませんし、我が国が認めるはずもありません。」

 

 

「そうですか、王様の寛大なる慈悲だというのに残念です、それでは力によってわが国の配下に置かれることとなります、後悔してももう後戻りは出来ませんよ」

 

「こちらは構いませんが?」

 

 

「ではこちらが宣戦布告の紙となります、今に貴国はロウリア王国の恐怖に震える事でしょう」

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

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