大ドイツ国召喚   作:イブ_ib

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時系列的に書いてみましたが、書きにくい、読みづらい、書くのがだるいと、あまり良くはないですね・・・


クワ・トイネ沖海戦 〜1〜

ついにロウリア王国海軍が4400隻もの大艦隊を出港させたという情報が伝えられ、マイハーク港にはクワ・トイネ公国海軍第二艦隊が集まっていた、各艦は来るべき決戦の用意をしている

その数およそ50隻

 

「壮観な風景だな」

提督パンカーレは艦船がずらりと並ぶ

海を眺めていた

 

「しかし敵は4000隻を超える大艦隊・・・彼らは何人生き残ることが出来るだろうか・・・」

 

パンカーレは圧倒的物量の前にどうしようもない気持ちが込み上げる・・・

 

◇◆◇◆夕刻◇◆◇◆

 

「帆を張れぇ!出航だ!」

 

提督パンカーレの指示でマイハーク港からクワ・トイネ公国海軍50隻が出航する

 

「遂にロウリア海軍との戦いですね」

 

側近であり幹部であるブルーアイは

不安と決意が入り混じった顔でパンカーレに話しかける

 

「あぁ、ロウリアには必ず一泡吹かせてやるさ」

 

パンカーレはそう答えながら、出航前に

海軍本部から届いた伝令を思い出した

 

《本日夕刻、ドイツ国艦隊四隻が援軍としてマイハーク沖にて合流する、誤って攻撃をしないよう注意されたし》

 

 

(たった4隻だと?!やる気があるのか、奴らは・・ ロウリア海軍の4000隻の前には死にに行くようなものでは無いか!)

 

パンカーレはもうじきドイツ軍との合流地点に来る

 

「もうじきドイツ海軍の船と合流する!

全船注意せよ!間違っても攻撃はするな!」

 

魔信に叫ぶと、来るであろうドイツ海軍を見つけるためグッと目を凝らした

 

◆◇◆◇同時刻◇◆◇◆

 

ドイッチュラント級装甲艦と三隻のZ級駆逐艦の艦隊がクワ・トイネ海軍との合流地点に向かっていた。

 

この装甲艦の艦長であるアンゲルスは

双眼鏡を片手に艦橋から海を眺めていた

 

「艦長、初の異世界での戦い 敵の数はおよそ4000隻、正直言って少し緊張してます」

 

1人の士官がアンゲルスに話しかける

 

「なぁに 奴らは大砲も持っていない動く的さ、それにこの装甲艦だってこの世界じゃ右に出る者がいない大戦艦だ、緊張せずにドンと構えてりゃいい」

 

そう言い海を見据えた

 

「そろそろ合流だ!総員気を引き締めてかかれ!」

 

◆◇◆◇クワ・トイネ海軍◆◇◆◇

 

「・・・なんと、」

 

「・・・これ程までに大きな船は見たことが無い・・・」

 

「まるで島では無いか・・・」

 

目の前に現れた自分たちの常識を超えた船の前に、パンカーレもブルーアイも

口をあんぐりと開け、ただ見てるだけだった

 

「ブルーアイよ、お前はあの船がどのような戦いをするか想像出来るか?」

 

「・・・そうですね、まず真っ先に目につくのは前と後ろに付いている・・・あれは魔導砲でしょうか、かなり大きく

砲が三つ連なってますね、それに真ん中の楼閣はあそこからバリスタで遠くの艦船を攻撃出来るようになっているのでしょうか、船自体も大きいので人員も多く搭載できるので白兵戦でも強いでしょう、

魔導砲で遠距離から攻撃し、接近してから楼閣からのバリスタ攻撃、それと同時に白兵戦を行う、まさに浮かぶ城といった感じでしょうか」

 

ブルーアイは独自の考えで装甲艦の戦い方を考えていた

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「?!なんだあれは!?」

 

「あんな所から翼竜が!?」

 

ドイツ軍の艦尾から一騎の緑色の翼竜が飛び立った

 

「・・しかし一騎だけでは与えられる被害などたかが知れてるだろう」

 

「偵察用なのでは?

逸早く敵を見つければそれだけ自軍が対応を取りやすくなり戦いで有利になります」

 

「・・・しかしあのスペースで飛び立てる翼竜とは・・・ワイバーンロードの様に品種改良を施した物かもしれんな」

 

二人は飛び去って行く翼竜について話していた

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ドイッチュラントから飛び立ったアラドAr196は着弾観測を行う為にロウリア海軍艦隊へ向かっていた、

遠くの方で海を覆い隠さんばかりの木船の艦隊が見える

 

「いたいた、しかしどれもこれも博物館級の物ばかりだな・・・よし、[目標発見!緯度●○経度◆◁!敵の規模前情報通り凡そ4000隻!]」

 

パイロットはドイッチュラントに座標を送った

 

◆◇◆ドイッチュラント◆◇◆

 

「観測機から座標が送られました」

 

「うむ、観測結果を元に射撃用意!

これがこの世界に来て初めての砲撃だ!皆!抜かるな!」

 

 

砲兵が慌ただしく動き砲撃の準備をする、観測場所へ着弾する様に調節し

三連装砲全てを撃てるように船の向きを調整する

 

ドイッチュラントはロウリア海軍とT字になる様に移動され、搭載している28㎝三連装砲2基がロウリア海軍に向けられた

 

「全ての準備が完了しました!」

 

「よし・・・」

一呼吸してから・・・

 

「ッ撃ェェェェェェーーー!!!」

 

アンゲルスは伝声管に思い切り叫び

 

28㎝三連装砲2基は一斉に火を噴いた

 

◆◇◆ロウリア海軍◆◇◆

 

いまロウリア艦隊は大変な騒ぎになっている、クワ・トイネ方面から謎の飛竜が

やって来たのだ、

 

「王都を攻撃して来た奴の仲間かも知れん! 通信士!至急司令部に上空支援を要請しろ![敵飛竜と接触、王都を攻撃して来た仲間の可能性大]とな!」

 

◆◇ロウリア王国 王都防衛騎士団 総司令部◆◇

 

「ロウリア王国東方征伐海軍より入電![現在正体不明の飛竜一騎を発見、先日王都を攻撃した飛竜の仲間と思われる、航空支援を要請する!]・・・だそうです」

 

「なっ!なんだと!・・・よし!100騎を差し向けよ!」

 

パタジンは王都防衛用の飛竜150騎を残し、残り全騎を征伐海軍へ向かわせた

 

[飛竜隊へ告ぐ。マイハーク西方沖の征伐軍海軍より入電。敵飛竜を確認!100騎発進、海軍の支援に当たれ!繰り返すーーー]

 

竜騎士達は歓声を上げ、次々と大空へ飛び上がって行く

 

◇◆◇◆クワ・トイネ海軍◇◆◇◆

 

「しかしドイツの船は速いな・・・風神の涙を使っている様には見えんが、魔導エンジンでも積んでいるのだろうか・・・」

 

「提督!ドイツ軍に動きが!」

 

 

「何をするんだ?」

 

ドイツの船は飛竜を飛ばしてしばらくすると急に横に舵を切った

 

「・・4400隻を見つけた報告を聞いて怖気付いたか・・・?」

 

するとブルーアイはドイツ艦の砲が旋回するのが見えた

 

「いま撃つ気か? 敵も見えていないではないか」

 

その時、大砲が閃光と共に轟音を発し、空気を震わせた

 

 

「なっ!?なんだぁ!!」

 

「なんて音だ!耳が痺れる!」

 

◆◇◆ロウリア海軍◆◇◆

 

「もうそろそろワイバーン隊が到着する頃か」

 

ヒュルルルル・・・・・

 

「・・・なんだ?、 ・・・まさか!!」

 

シャークンは瞬間的に背筋がヒュゥと寒くなる

 

その瞬間前方から巨大な水柱が上がった

 

 

「!! 攻撃だ!何処からだ!!」

 

「・・・??? !! 彼処です!」

 

マスト上にいた見張りが水平線に黒煙が上がっているのを見つける

 

「・・・あっあんな遠くから・・・だと?」

 

 

するとまた謎の船から一瞬閃光が見えた

 

「来るぞーーー!!!」

 

誰かが叫び、すぐに6つの水柱が上がる

 

その内の二つが帆船三隻を飲み込んだ

 

 

「やっ!やられた!」

 

「風神の涙を最大限まで使え!」

 

「手前の小型船を狙うんだ!」

 

小型というにはあまりにもデカイ船、

駆逐艦を仕留めようというのだ

 

すると駆逐艦から何かが射出された

 

「?? 前方の敵船から何かが・・・魚影・・・?」

 

水中から何かが向かって来る

 

「こっちに来ます!」

 

「避けろ!避けろ!」

 

 

しかし避けきれずに謎の魚影は一隻に突っ込む

 

バリバリバリ!!

 

 

発射された魚雷は木造船に命中した・・・が、木造な為信管が作動せず

そのまま船を突き破って来た

 

 

「浸水だ!!急げ!沈んじまうぞ!」

 

 

水兵は急いで木槌や布、丸太をもって修復を行う、しかしこの船は運が良い方で、金をかけて対魔弾鉄鋼式装甲を装備した船は中途半端に硬いので信管が反応してしまい、爆散してしまうという現象が起きていた

 

その内、その小型艦からも砲撃が始まる

127㎜の単装砲は確実にロウリア海軍の船を刈り取って行く

 

「まだか!飛竜隊はまだなのか!?!」

 

シャークンは天を仰ぐ

 

 

◆◇◆◇ロウリア王国飛竜隊◆◇◆◇

「もう少しで交戦空域に入る!

周囲警戒を怠るな!」

 

 

(先程まで通信を取っていたのに爆発音と共に通信が途切れた、いったいどうしたというのだ・・・)

 

 

飛竜隊隊長はそんな不安を胸に向かっていた

 

 

・・・・そして・・・・

 

 

(見つけた! ・・・あれはデカイぞ!)

 

[こちら隊長騎、隊長騎 それぞれ四隊に分かれて攻撃に移れ!繰り返すーー]

 

遂に飛竜隊による攻撃が始まった

 

 

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