装甲艦ドイッチュラント
[総員配置に付け!!対空戦用意!]
15㎝単装速射砲8基
8.8㎝連装高角砲3基
2㎝機関銃10丁
全てが迫り来る飛竜隊へ向けられる(1)
「来るなら来い・・・叩き落としてやる・・・」
アンゲルスは艦橋から双眼鏡を覗きながら呟いた
◇◆◇◆◇◆
竜騎士団長アグラメウスは、戦慄していた
眼下に広がるロウリア王国海軍4400隻の殆どが流木と化していたからだ
「ど、どうしたというのだ・・・」
部下の士気の為にも動揺しない方がいいのだが、自国の艦隊が一方的に被害を与えられて壊滅状態になっているのを見て
冷静を保てる方がおかしい
「あれか・・・」
アグラメウスは敵の姿を見つけ何とか冷静さを取り戻し、100騎は超低速飛行へ切り替え、攻撃体勢に入る。
すると敵艦から爆発を伴った光がおきる
「ここから攻撃する気か?」
まだ弓も届かない高度にいる飛竜隊の面々が不思議に思っている時・・・
ボンッ! ボンボンッ!
いきなり周囲に黒い花の様な雲が現れ
その爆発と飛んで着た破片によって
前方を飛んでいた飛竜隊が落ちて行く
「やばい! 総員 散開しろ!急げ!」
飛竜隊は3騎ずつの隊を組み、散るが
対空砲はそんなこと御構い無しに飛竜を
落として行く
「そんな!そんなバカな!」
アグラメウスは恐怖に打ち震えていた
◆◇◆◇飛竜隊 第2攻撃隊◆◇◆◇
四隊に分かれた内の第2攻撃隊は、駆逐艦を攻撃する様に命令されていた
『バカなっ!うがっ___ボンッ!』
『こちら第3攻撃隊!敵にkoッボンッ!』
次々に仲間の魔信が途絶えて行く
第2攻撃隊隊長モルトはまだ攻撃を受けてない事を確認し、駆逐艦への攻撃を行うことを決め、25騎の飛竜は一隻に対し総攻撃をかける事にした。
一隻に狙いを定め、飛竜は翼を広げ、首を伸ばし、導力火炎弾の発射準備を行う
。大きく口を開き、口内に火球が形成される、そのまま駆逐艦に向かい降下を始める。
駆逐艦を完全に射程に捉えたと思った矢先、バリスタの様な物の先から連続した爆発が見える
ダン ダン ダン ダン ダン ダン ダン
モルトの隣を飛んでいた飛竜の頭が吹き飛び、そのまま竜騎兵は海へと転落する
「飛竜の頭を!・・・なんて威力だ」
後方を見ると、先ほどの様な黒い花の様な雲が出来ており、仲間の飛竜が落とされていた
「・・・くそっ! 」
25騎の飛竜は既に4騎に減っていた
『おのれ!戦友達のむ』ボンッ!
そう言っているうちに、また一騎が
対空砲の直撃弾を喰らい消し飛んだ
「『総員!敵艦へ火炎弾発射!!』」
モルトは魔信でそう伝え、狙いを定める
敵艦のど真ん中を狙い 火炎弾を発射した
モルトは着弾を確認する事もせずに直ぐ離脱しようとしたが、その直後相棒の飛竜の翼の付け根に弾が当たりバランスを崩しそのまま敵艦へ突っ込んで行く
「うぉぉぉぉぉ!!!上がれーーーー!!!!!!」
モルトは必死に上昇しようとしたが
努力むなしく下がり続ける
遂に敵艦の目の前まで来てしまい
奇妙なバリスタを操っている兵士と目が合った
そして、敵艦を通り越してフラフラ飛んだ後、力無く落ちていき海に落っこちる
彼は相棒の亡骸にしがみ付き敵艦を見る、どうやら3発の内どれかが当たったみたいだが、敵艦は尚も健在であった
「ま・・・負けた・・・」
モルトはそう言うと意識を手放した
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「・・・団長、第2攻撃隊、第3攻撃隊
からの通信が途絶えました・・・」
今も敵艦からの攻撃から逃げ回り、気付けば10騎程にまで減っていた。
「ぬぉぉぉ・・・!!おのれぇぇぇぇ・・・!!」
アグラメウスは魔信に叫ぶ!
『「第1、第4攻撃隊残存騎は旗艦と思われる巨大艦へ総攻撃だ!決して仲間の死は無駄にはしない!」』
そう言うと敵旗艦へ騎を向けた
◆◇◆◇◆◇◆◇
「撃って撃って撃ちまくれーー!!!」
「落ちろ!蚊トンボ!」
「いたぞぉぉぉいたぞぉぉぉぉ!!」
引っ切り無しに飛んで来る飛竜に
機銃座にいる兵士は恐怖を押し殺して
撃ち続ける
アンゲルスは険しい顔をしながら
空を眺める
「どうやら敵は全ての飛竜で攻勢に出る様だな」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アグラメウスは恐怖と戦っていた
いつ当たるともわからない敵の攻撃をかいくぐっている、合流した17騎いた仲間は既に亡く、残り4騎となっていた
「くっ!、このままでは死なんぞ!!貴様らも道連れだ!!」
アグラメウスは限りなく垂直になる様にして敵艦へ向かう、体当たりをして自分諸共敵を葬るつもりなのだ
「うぉぉぉぉぉ!!!死ねぇぇぇぇ!!!!」
ゴメキュ!!!
アグラメウスは敵艦の左舷に激突し、
そのまま永遠に意識を失った
嗚呼、機関銃の攻撃をかいくぐり、国の為、戦友の為、自らの命を捨て、敵艦へ捨て身の攻撃を行った英雄よ
神よ、何故貴方はこうも残酷なのか
装甲艦ドイッチュラントの左舷には
鮮血と多少の凹みは出来たが、ほぼダメージは受けなかった
その後引き継ぎロウリア王国艦隊へ砲撃を繰り返し、遂に海将シャークンの船に命中し、シャークンは跡形も無く消し飛んだ
司令官を失い、ロウリア王国東方征伐海軍艦隊は各自勝手な判断で逃げ始める
そして潰走となったロウリア海軍を
クワ・トイネ海軍が追いかける
最早一方的だった・・・
ロウリア海軍30隻が海域から逃げることができたのは幸運と言えよう
中央歴1639年4月25日
ロウリア王国東方征伐海軍
壊滅
(1)
対空装備が少ないように思われるが
大戦序盤は大体どの国の船もこんなもんである、まさかちっこい飛行機に国の最新技術を詰め込んだ軍艦が沈められようとは誰も思わないだろう。
レパルス「戦艦が簡単に沈むか!」
因みにこれは竣工当時(1932年)の高雄の対空装備である
45口径12cm単装高角砲4門
40mm単装機銃2挺
そして
こっちが1942年の高雄の対空装備
89式12.7cm連装高角砲4基8門
25mm連装機銃4基
13mm連装機銃2基
大戦後期になるにつれ対空装備は増えていく、航空機による攻撃はそれ程強力なものだったのである
(福島の息吹の勝手な解釈)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「なんか静かですね。GATEには閲覧者もいないし日本国召喚とはえらい違いだ。」
「ああ。GATEの戦力は軒並み向こうに回してんのかもな。」
「まっそんなのもう関係ないですけどね!」
「上機嫌だな。」
「そりゃそうですよ!、お気に入りは20になったし、@wikiにも紹介されてたし、俺も頑張らないと!」
「ああ。(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり話は続く)」
「ぐわっ!」
「団長?何やってんだよ?団長!」
「ぐっ!うおぉ~~!」
「うおっ!あっ!」
「はぁはぁはぁ・・・。なんだよ、結構当たんじゃねぇか。ふっ・・・。」
「だ・・・団長・・・。あっ・・・あぁ・・・。」
「なんて声出してやがる・・・ライド。」
ライド:「だって・・・だって・・・。俺は鉄華団団長オルガ・イツカだぞ。こんくれぇなんてこたぁねぇ。」
ライド:「そんな・・・俺なんかのために・・・。」
オルガ:「団員を守んのは俺の仕事だ。」
ライド:「でも!」
オルガ:「いいから行くぞ。皆が待ってんだ。それに・・・。(ミカ、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく場所なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、道は続く)」
回想
ミカ:「謝ったら許さない。」
オルガ:「ああ分かってる。」
オルガ:「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ・・・。」
ミカ:「オルガ?」
(後半からそのままだって?そうですだるくなりました)